兵庫県はりまエリアの“楽しい”をチョイスする地域情報サイト TANOSU [タノス]
2024.7.26
13,344 views

「ラー麺ずんどう屋」濃厚スープが繰り広げる多彩なラーメンや総本店限定メニューに注目!

とあるドキュメンタリー番組をきっかけに、2002年4月、兵庫県姫路市で産声を上げた「ラー麺ずんどう屋」。現在は関西をはじめ、東海、関東にも続々とチェーン店を展開し、2024年4月には上海で1号店をオープン。創業以来、豚骨を釜で10時間以上炊き上げた濃厚スープと、上質な小麦を使った自家製麺の組み合わせでヒットし、全国にその名を轟(とどろ)かせています。国内だけでなく海外進出も目覚ましいラーメン屋に、一度はぜひ訪れて!

・「ラー麺ずんどう屋」

2002年4月、兵庫県姫路市で誕生した「ラー麺ずんどう屋」。濃厚な豚骨スープと自家製麺のコンビネーションが話題を呼び、全国でファンを集めています。

同店の創業のきっかけは、とあるテレビ番組。創業者の橋本龍八さんが、ドキュメンタリー番組「情熱大陸」で放送された神奈川県の「中村屋」のラーメンを作る姿を見て感動したことにあるのだとか。思い立った橋本さんはすぐさま電話をかけて翌日には現地へ足を運んだそう。

現在では「丸亀製麺」で有名な「トリドールホールディングス」の傘下のもと、「ZUND」の代表・馬場紳介さんを筆頭に、全国で約90店舗を展開するチェーン店に成長。「姫路から世界へ」というブランドメッセージを胸に、兵庫県姫路市を発端に海外にも店舗を展開しています。

「ラー麺ずんどう屋」は味だけでなく、内装や接客にもこだわりが。日本独特の文化でもある“祭り”をコンセプトにした、提灯や赤色が際立つインテリアが特徴です。元気なスタッフの声が飛び交う活気あふれる店舗で美味しい一杯を楽しんで。


・超濃厚!豚骨が染み込んだコクのある一杯

「ラー麺ずんどう屋」の特徴は、独自製法のスープとこだわりの自家製麺。特注した釜で豚骨と水のみを10時間かけて炊き上げたスープが人気の秘訣です。

今でこそ豚骨スープで知られる同店ですが、創業者の橋本さんが豚骨の臭みに苦手意識があったことから、スタートはあっさり系の塩ラーメンだったそう。しかし、苦手を逆手にとり、スタッフと試行錯誤を重ねた結果、今の豚骨スープにたどり着きました。

豚の頭や背脂、丸骨を丁寧に下処理し、骨が砕けるほど強火で炊き上げることで、豚骨独特の匂いを抑えたスープが誕生。以降は創業当初と変わらず、こだわりの味を守り続けています。

自家製麺にも抜かりのない同店。特徴の一つである細くストレートな麺は、濃厚な豚骨スープとの相性を考えた特製の小麦粉を使い、弾力あるコシになるよう、多加水で製造されています。

『味玉らーめん』980円

看板商品の『味玉らーめん』は、全国どの店舗でもダントツで人気No.1。濃厚なスープとコシのある自家製麺が相性抜群です。手作りの味玉も頬張れば、一目瞭然!味わい深い豚骨スープが染み込んだ味玉と細麺がよく絡んだコンビネーションは、一度食べたら忘れられません。

麺は細麺かちぢれ麺、背脂はあっさり・並・こってり・まみれから選ぶことが可能。イチオシは、「細麺」×「こってり」の組み合わせだそう。高菜や紅ショウガをトッピングして味変するのもおすすめです。

『Eセット(チャーハン+ギョーザ)』好きなラーメン代 + 480円 ※平日限定

欲張りさんは、ランチとディナータイムどちらでも楽しめるセットメニューがおすすめ。取材日は、『チャーハン(小)』(390円)と『ギョーザ(6個入り)』(350円)がセットになった『Eセット』をチョイス。

チャーハンは、一品で食べてもラーメンと合わせてもおいしいと思えるよう、あえてシンプルな素材のみで調理。香り豊かなショウガがアクセントになった『ギョーザ』も合わせて召し上がれ。

・ファンの声に応えて復刻!「総本店」限定ラーメン

『ずん辛ラーメン』980円 ※総本店限定

韓国のテンジャン(味噌)の独特の辛みを生かした『ずん辛ラーメン』は、兵庫県姫路市にある総本店でしか食べられない限定メニュー!韓国の鍋料理(チゲ)やスンドゥブのような辛いスープがクセになる甘辛い一杯は、初登場から大好評!復刻を待ちわびる人が多かったため、本店限定の定番メニューとなったそう。

『濃厚豚骨Revolution』1,200円 ※総本店限定

同店史上最高濃度といわれる「濃厚豚骨Revolution」にも注目!“レボリューション”という名前の通り、こってり好きや通に、革命を起こした一杯です。

一口すくっただけで、スープの濃さがつたわってくるほどとろとろ。濃厚なスープに染み渡った麺と手作りチャーシューを絡めて味わって。

2品の「総本店」限定メニューは、2024年7月2日(水)からはセットメニューでもオーダー可能に!遠方のずんどう屋ファンもぜひ足を運んでみて。



・夏バテ防止やスタミナアップに!『冷やし豚骨つけ麺』

『冷やし豚骨つけ麺』980円
※夏季限定。販売対象外店舗あり(大阪府心斎橋店、梅田東通り店、梅田堂山店)

シーズンごとに提供される限定メニューも要チェック。今年の夏は『冷やし豚骨つけ麺』がラインアップ。通常の細麺に、あっさり風味の鶏チャーシュー、レモン、味玉などを添えた一品です。さっぱり感がありつつも濃厚な豚骨つけ麺を味わって。

昆布やカツオからとった和風だしに、特製の辛味を入れたスープに、ひんやりしたコシのある麺をつけていただくのが“ずんどう屋”流。

辛味のほか、ニンニクチップやゴマもたっぷり入った特製スープは、食べ始める前にしっかりかき混ぜるのがポイント。とろっとぷるぷる感が出るまで混ぜた後、麺をつけて召し上がれ。夏バテ気味のシーズンにパンチの利いたつけ麺でスタミナチャージを。

こちらもセットメニューに対応。つけ麺だけではボリュームが足りないという人は好みのセットでお腹を満たしてみては?

・注文必至のサイドメニューにも注目!

左から『ギョーザ(1人前)』350円、『からあげ(並)』500円

訪れる人のほとんどが必ずオーダーするという、ラーメンの相棒『ギョーザ』。王道の具材にショウガがたっぷり利いているので、こってりしたラーメンと味わってもペロリと完食できます。同店特製の餃子のタレやラー油につけて味わって。

『ギョーザ』と争うほどの人気を誇るのは『からあげ』。揚げたては一口噛めば“カリッ”と音が鳴るほどのカリカリ食感です。そのまま食べるのもよし、コショウやマヨネーズで味変してもよし!

創業者の橋本さんが偶然見かけたテレビ番組からスタートした「ラー麵ずんどう屋」。じっくり炊き込んだこだわりのスープとコシと弾力のある自家製麺のコラボレーションは、どんなラーメン好きもうならせること間違いなしです。現在、その人気は国内にとどまらず、今後も「姫路から世界へ」を掲げ、海外進出を更新し続けます。ぜひ自宅近くの店舗で、“海外も認める味”を確かめみては?➡︎全国の店舗情報はこちら

■詳細情報

■DATA

ラー麺ずんどう屋 総本店

所在地
兵庫県姫路市船丘町298-2 日新ビル1階
電話番号
079-298-4867
営業時間
11:00~翌2:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年6月28日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

この記事をお気に入りに保存する
TOP