神戸淡路鳴門自動車道東浦ICから南へ車で約7分。国道28号線から東に1本入った住宅街の中でひっそりと店を構える、シフォンサンド専門店「菓子屋 泡沫(うたかた)」があります。その名の通り、泡沫のように儚く溶ける口溶けのいい「シフォンサンド」が自慢。早いときはオープンして数時間経たないうちに売り切れることもあるほどの人気店です。ぜひ、取り置きしてから来店して♪
・「菓子屋 泡沫(うたかた)」
神戸淡路鳴門自動車道東浦ICを降りて、車を走らせること約7分。「伊勢久留麻(いせくるま)神社」からほど近い、細い路地が続く住宅街の中に「菓子屋 泡沫(うたかた)」があります。
「泡沫」とは、水面に浮かぶ泡のこと。その店名の通り、泡のように消える“口溶け”にこだわったシフォンサンド専門店です。長年カフェでお菓子や料理を作っていた店主が、1年以上かけて作り上げた究極のシフォンサンドは、SNS上で「ふわふわ!」「軽くて食べやすい!」と注目を集めています。
営業日は週4日ですが、売り切れ次第終了なので来店時間に注意して。1人につき1フレーバー1個まで取り置きもできるので、遠方の人は公式LINEから事前予約するのがおすすめです。店頭では個数制限がないので、同じフレーバーを複数個購入したい人は直接来店を。
・儚く溶ける「泡沫」のシフォンサンド
『北坂たまごのちょっと贅沢な淡路島ミルク』300円
店頭には日替わりで常時5種類のフレーバーがスタンバイ!ラインアップは公式Instagramから確認できます。➡︎公式Instagramはこちら
5種類ある内、毎回登場する定番フレーバーが『北坂たまごのちょっと贅沢な淡路島ミルク』です。シフォンケーキの命とも言える卵は、淡路島にある「北坂養鶏場」の純国産鶏の卵を贅沢に使用しているそう。手に持つと、クリームの重みと生地のやわらかさで今にも崩れてしまいそうなほどデリケート。2種類の生クリームをブレンドしたこだわりのクリームが間に惜しみなく入っていて、どこを食べてもとろけるような食感とクリームの濃厚な風味を、心ゆくまで味わうことができます。
『京都産のお抹茶』350円 ※日替わり
『北坂たまごのちょっと贅沢な淡路島ミルク』以外の4種類は、日によって顔ぶれが変わります。取材日は『京都産のお抹茶』や『アールグレイのミルクティーとホワイトチョコ』といった、生地に茶葉を混ぜ合わせた香り高いフレーバーが登場。
品のある苦みや香りのよさは、さすが京都とうなずける品質の高さを感じます。生地もクリームも甘さ控えめなので、抹茶のポテンシャルが最大限に引き出されています。抹茶の渋味とクリームの相性の良さは言わずもがな。緑茶や番茶と合わせたくなる、和なフレーバーです。
『アールグレイのミルクティーとホワイトチョコ』350円 ※日替わり
高級アールグレイを贅沢に使ったフレーバーも。アールグレイの華やかな香りに誘われて、一口、また一口と止まらなくなりそう。クリームの上には、大きさの違う2種類のホワイトチョコをオン!食感と甘さのアクセントもたまりませんね。
・旬のものや島のフルーツを使った限定フレーバーも
『淡路島ミルクと夏のクリーム(パイナップル)』390円、『淡路島ミルクと自家製枇杷ジャム』390円 ※夏季限定
旬のフルーツや、淡路島で育った新鮮なフルーツを使った季節限定フレーバーも、そのときどきで登場するので要チェック!
取材日は、パイナップルや淡路島産のビワが主役の夏らしいフレーバーがお目見え。特に、自家製のビワジャムを上にたっぷりのせた『淡路島ミルクと自家製枇杷ジャム』は、目にも色鮮やかなビジュアルが魅力!上からパラリと黒糖を散らすなど、見えない細かなこだわりから、店主のシフォンサンドへの愛と丁寧な仕事ぶりが感じられます。
1年以上の月日をかけて探究し、やっとたどり着いたという“泡沫のシフォンサンド”。その感動の口溶けを求めて、足を運んでみては。
■詳細情報
■DATA
菓子屋 泡沫(うたかた)
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年6月29日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。