明石市貴崎にある「AZU KITCHEN(アズキッチン)」は、週に一度だけ営業する弁当屋。野菜をたっぷり使用した、彩り豊かな弁当をワンコインで販売しています。ボリューミーな丼ものやおにぎりもあり、老若男女が楽しめるラインアップ。温かいスープや自家製スイーツにも注目です。
・弁当屋「AZU KITCHEN(アズキッチン)」
山陽電鉄の林崎松江海岸駅から歩いて3分、閑静な住宅街に店を構える「AZU KITCHEN(アズキッチン)」。現役看護師としても活躍する店主が営む、おいしさにも健康にもこだわった弁当屋です。「あたたかみのある手料理を通して、好きな人と好きな場所でホッとできるひと時を過ごしてもらいたい」との思いで、2022年11月8日にオープンしました。カリフォルニアから輸送した、シルバーのトレーラーハウスを目印に訪れて。
営業は毎週火曜日のみ。朝7:00の開店と同時に、出勤前のサラリーマンや毎週通うお客さんで賑わいます。13:00ごろには売り切れることが多く、確実にゲットするには公式Instagramで事前予約がベター。週替わりメニューの内容も、毎週日曜日に公式Instagramで告知しています。➡︎公式Instagramはこちら
・ワンコインで買える彩り豊かな弁当
『彩り弁当』500円
看板メニューは、ワンコインで食べられる『彩り弁当』。その名の通り、彩り豊かで栄養バランスの整った弁当です。できるだけ地元産の野菜や国産の肉を使い、厳選した調味料で味付け。約25品目を使用し、週ごとに替わるメイン料理のほか、5、6種類の副菜が盛り付けられています。
取材日のメインは「チキンカチャトーラ」。国産の鶏もも肉、タマネギ、ホウレンソウ、マッシュルームをトマトと数種類のスパイスで煮込んでいます。酸味は抑え、甘めの味付けでごはんが進む一品です。
副菜は、「紫キャベツとコーンのコールスロー」、「レンコンと人参のきんぴら」、「ねぎ入り卵焼き」など野菜がたっぷり。ニンニクが利いた「いわしのコンフィ」は、イワシをオイルで長時間煮込み、骨まで丸ごと食べられる人気メニューです。ごはんには、モチモチした食感の栄養豊富な黒米を混ぜ込んでいます。容器はフタをしたまま電子レンジで温め直しOK。
『ガパオライス』500円 +『コーンスープ』150円
ごはんの量が多めの丼ものは男性に人気です。取材日は、タイの定番料理「ガパオライス」。合い挽きミンチを、パプリカ、タマネギ、バジルと一緒に甘辛く炒めています。辛さは控えめなので子どもでも食べやすい味付け。容器は2段式なので、ごはんが具材の水分を含まず、おいしい状態のまま食べられます。
このほか、「ガーリックシュリンプ丼」や「四川麻婆豆腐丼」など、世界各国の料理を意識したメニューが楽しめます。
スープの内容も週替わりで、取材日は「コーンスープ」。粒がたっぷり入ったコンソメ風味の優しいスープです。「カボチャスープ」や「豚汁」など季節に合わせたメニューも登場。スープはオーダーを受けてから容器に入れてもらえ、アツアツのまま飲めるのがうれしいポイントです。
・スパムおにぎりや自家製ワッフルも
『てりやきスパムとチーズのおにぎり』200円
子ども連れにうれしいおにぎりの販売も。チェダーチーズを挟んだボリューミーなスパムおにぎりは、手軽な朝食としてもおすすめです。「ハチミツマヨマスタード」や「バーベキュー」などソースは週替わりで、少しずつ異なる味わいに出合えます。
『ワッフル』100円
食後のスイーツも手作りしています。表面はカリッと、中はふんわりした食感のワッフル生地は、てんさい糖で甘さを調整。定番の「プレーン」のほか、「ココア」や「抹茶」が並ぶこともあります。
「アズキ」の愛称で地域の人々に親しまれている弁当屋「AZU KITCHEN」。週に一度のお楽しみとして、火曜日だけは日々の弁当作りをお休みするリピーターもいるそう。開けた瞬間にちょっぴり気分が上がるような、コスパ抜群の弁当を求めに訪れてみてはいかが?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年1月24日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。