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2022.5.25
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【姫路】栄養士が営む「たべごと屋 ゆかり」手作りの弁当と焼き菓子で心と体に栄養を♪

JR太市駅から北へ車を走らせること5分あまり。2022年5月2日にテイクアウト専門の「たべごと屋 ゆかり」がオープン!元栄養士の店主と元看護師の店主のお母さんが二人三脚で作る、完全手作りの弁当と焼き菓子が自慢の店です。地元野菜を使った弁当が手ごろな価格から買い求められます。1個から気軽に予約してみて♪

・「たべごと屋 ゆかり」

2022年5月2日、自然豊かな姫路市石倉に「たべごと屋 ゆかり」がオープン!JR太市駅から北へ車を5分あまり走らせた場所にあります。

焼杉板を四方にあしらった古民家チックな外観が存在感を放ちます。店名が書かれた大きな暖簾(のれん)も目印に訪れて。

長い間病院の栄養士として勤めていた店主と、同じ病院で看護師をしていた店主のお母さんが二人三脚で営むテイクアウト専門店です。

コンセプトは“心を込めた手作り弁当と素朴な焼き菓子の店”。「高齢化が急速に進んでいるこの地域に貢献したい」という思いと、「この周辺で働く人たちをおいしい弁当で元気付けたい」との思いが重なり、生まれ故郷のこの地に弁当屋をオープンしたそう。献立の考案から調理、盛り付け、販売まですべて親子で一貫して行い、作り手とお客さんの繋がりも大切にしています。

店内は、弁当や焼き菓子の販売と受け渡しをするカウンターのみとコンパクトな空間。弁当は11:30~13:30、焼き菓子は12:30~17:00に販売しています。どの商品も手作りなので数量限定。確実にゲットするなら、前週金曜日の17:00までに電話予約をするのがおすすめです。

外のテラスには、買った商品をすぐに食べられるテーブルやイスを12席ほどスタンバイしています。晴れた日はのんびり外でいただくのも良いですね。


・完全手作りの弁当は地元野菜がたっぷり!

『ハンバーグ弁当』600円

地元で採れた野菜や米を中心に使用し、一品ずつ丁寧に心を込めて作る“まごころ弁当”。時には、店のすぐ近くに住む農家さんが朝に採れたばかりの新鮮な野菜を持ってきてくれることもあるそう。副菜には、“生産者の顔が見える野菜”を積極的に取り入れ、味・見た目・栄養の3つのバランスを意識して毎日替えています。取材日の『えんどう豆ご飯』のように、季節のご飯が登場することも。

イチオシは、手ごねで作る『ハンバーグ弁当』。トマトベースのオリジナルソースは、店主が昔から作り続けている自慢の味わい。国産の合挽き肉を使用し、肉感たっぷりの食べごたえにもこだわっています。

『野菜たっぷり日替わり弁当』700円

人気No.1は『野菜たっぷり日替わり弁当』。副菜が約4~5種類と、メインが1種類詰められています。副菜もメインも日替わりなので、毎日食べても飽きがこないのが魅力的。メインのメニューは、前週の金曜日までに公式Instagramで紹介されるので要チェック!当日分を用意している日もありますが、事前予約がおすすめです。➡︎公式Instagramはこちら

副菜が2種類ほどと少なめで、ご飯が多めの『まんぷく日替わり弁当』(500円)にも注目を!こちらのメインは『野菜たっぷり日替わり弁当』と同じ日替わりのおかずが付きます。

『エビフライ弁当』800円

手作りのエビフライが2尾も入った『エビフライ弁当』は、ちょっぴり贅沢をしたい気分の日に。『キャベツとベーコンの卵炒め』や『ブロッコリーのチーズおかか和え』など、副菜がシンプルかつヘルシーなので、揚げ物を食べても罪悪感少なめなのが女性にとってうれしいポイントです。

エビフライは、殼向きや衣付けもすべて手作業で行っているそう。タルタルソースも自家製で、ピクルスやタマネギなど具だくさん。レモン汁の酸味がほんのり効いた爽やかな味わいが食欲をかきたてます。

・店主の気まぐれ焼き菓子

『カヌレ』200円

昔から焼き菓子を作るのが趣味だったという店主。栄養士を辞めてから姫路で人気のカフェで5年間働き、製菓も本格的に勉強したそう。おいしさはもちろん、小銭を握ってさっと買えるような気軽さを大切に、素朴な見た目の“焼きっぱなしのお菓子”を中心に販売しています。

1番人気の『カヌレ』はリピーターが多く、焼き上がったらすぐに完売するほど。焦げ茶色になるまで焼き上げ、こんがり香ばしく仕上げているのがこだわりです。外はカリッ、中はもっちりな食感のコントラストもたまりません。翌日以降に食べると、しっとりとした食感に変わるのも楽しみの一つです。

『カスタードプリン』220円

『カヌレ』と同じく、毎日店頭に並ぶ定番スイーツが『カスタードプリン』。表面をしっかり焼き上げているのに、中は口当たりなめらかなのが特徴です。甘くてほろ苦い自家製カラメルを絡めて召し上がれ。

『バスクチーズケーキ』350円

表面をぐるっと一周真っ黒になるまで高温で焼き上げた、店主自慢の一品。脂肪分高めの生クリームを惜しみなくたっぷり使ったクリーミーなチーズケーキを、焦げの芳ばしさが引き立てます。中のトロッとした半熟加減も絶妙です。

注文個数や日程によっては、ホールでのオーダーも可能。予約状況などで対応できない日もあるので、気になる人はまず電話で相談を。

『バニラクッキー(3個)』180円、『緑茶クッキー(3個)』180円

店主の気まぐれで、ディアマンやスノーボールなどのクッキーも登場!取材日はバニラ味と緑茶味の2種類のディアマンが。グラスフェッドバターを贅沢に使用しているので、一口食べればバターの上品な香りがふわりと広がります。

※グラスフェッドバターとは…牧草で肥育された牛の良質のミルクが原料のバターのこと。

バニラはバターとバニラの優しい後味がやみつきに、緑茶はお茶の香りに心が和む一品です。

『フィナンシェ』180円

季節の素材を使ったパウンドケーキや『フィナンシェ』など、日持ちするベイクドケーキも。カリッとした食感を追究し、焼き型や配合、焼き時間などを何度も試行錯誤したこだわりの一品です。ちょっぴり珍しい“小判型のフィナンシェ”は、一度食べてみる価値あり!見かけたらゲットしてみて。

真心込めた弁当や焼き菓子で温かく迎えてくれる「たべごと屋 ゆかり」。忘れかけていた“手作りのおいしさ”や“食べる楽しみ”を再確認し、心と体に栄養補給しませんか。

■詳細情報

■DATA

たべごと屋 ゆかり

所在地
兵庫県姫路市石倉321
電話番号
079-255-2161
営業時間
11:30~17:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年5月13日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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