姫路城から車で約5分ほどのところにある「cafe plus(カフェ プラス)」。昭和な雰囲気が漂うビルの2階で、地元の人に親しまれ15年続くカフェです。レトロな外観とは対照的に、明るい光が差し込み、おしゃれなインテリアが並ぶ店内。お客さんはほとんどが女性でリピーターも多いとか。
「cafe plus」15年続くふわとろオムライスは絶品
姫路駅から車で約10分、レトロなビルの2階に佇む隠れ家カフェ「cafe plus(カフェプラス)」。
広々とした店内には、世界的に有名なデザイナーのチャールズ・イームズが手掛けたイスや、良質の素材にこだわった日本の老舗家具メーカー「カリモク」のソファとテーブル、北欧デザインの照明などが点在し、落ち着きのある空間を演出しています。そのほか、縁側をイメージした特注のイスなど店主のこだわりポイントが満載です。
『cafeごはんランチ』(デザート・ドリンク付)1,100円
洗練された空間でいただく食事はおいしさもひとしお。『ふわとろオムライス』は15年前のオープン時から続く人気のメニューです。ランチはすべてのメニューにデザート・ドリンクがセットになって、ふわとろオムライスにはサラダも付いています。
「夢前たまご」を2つ使用し、ふわとろに仕上げたオムライス。たっぷりのトマトソースに浮かべられたオムライスは、見ているだけで食欲をそそります。トマトの風味がしっかりとしたソースとふわふわで舌触りのいい卵の相性は抜群。卵にかけられたブラックペッパーがアクセントになっています。
取材時のランチについていたデザートは、シフォンケーキ。ふわふわで空気のように軽いシフォンケーキは、オムライスで満たされたお腹にちょうどいいデザートです。
ランチには季節限定のパスタも!
『きのこのトマトソースパスタ』950円
ランチメニューにはパスタもあります。通年メニューである定番の『きのこのトマトソースパスタ』。ふわとろオムライスと並ぶ、人気のメニューです。
『彩り野菜のバジルソースパスタ』950円
季節限定のメニューも登場。今夏は、お店で収穫したバジルを使った『彩野菜のバジルソースパスタ』です。どのメニューも身体に優しいオーガニック野菜を使用。女性に人気の理由がここにもあります。
季節のフルーツを使ったこだわりスイーツ
『さくさくクランブルのニューヨークチーズケーキ(プレーン)』時価
ひとつひとつ丁寧に手作りされたスイーツにも注目。定番メニューの『さくさくクランブルのニューヨークチーズケーキ(プレーン)』は、ザクザクとしたクランブルの食感がポイント。顔が描かれたクッキーがかわいらしいですね。
『きな粉クランブルの抹茶ニューヨークチーズケーキ』時価
※季節限定
スイーツにも季節限定メニューがあります。『きな粉クランブルの抹茶ニューヨークチーズケーキ』は、抹茶ムースのような舌触りで、きな粉のクランブルと食べるとまるで抹茶パフェのよう。和のなかにほんのりとチーズの風味が感じられます。チーズが苦手な方でも食べやすい、やさしい味わいです。
『ココアクランブルのラズベリーニューヨークチーズケーキ』時価
※季節限定
ピンクの生地の上に茶色のクランブルがのった、チーズケーキの概念が変わるような華やかな一皿。ラズベリーのケーキとココアクランブルの相性はぴったり!口の中で広がる甘酸っぱいラズベリーと、嚙むたびに感じるココアクランブルのほろ苦さは、食感だけでなく味のコントラストも楽しめます。スイーツの色にあわせて選ばれたお皿にもセンスが光ります。(ケーキはドリンクと合わせて注文で100円引き)
『朝摘みミックスベリーのパンケーキ』920円
厚焼きに仕上げ、フルーツでデコレーションしたパンケーキ。生地はほんのり甘く、昔ながらのやさしい味わいです。『朝摘みミックスベリーのパンケーキ』は、甘い生クリームにベリーの酸味がきいて意外とあっさり。夏季には『完熟フローズンマンゴーのパンケーキ』が登場。焼きたてのあたたかい生地と、しゃりっと冷たいマンゴーの組み合わせを楽しんで。(パンケーキはドリンクと合わせて注文で200円引き)
写真映え!夏季限定のクリームソーダ
『クリームソーダ』700円
※夏季限定
オーナーが幼いころ、喫茶店で飲んだ昔懐かしい味を表現した『クリームソーダ』。グラスを現代風のものにアレンジしています。ちょこんとのったチェリーとレトロなカラーは写真映え!見ているだけでも涼やかな、夏にぴったりのドリンクです。
カフェは世界で愛されるコーヒー『illy』の豆を使用
『カフェラテ』550円
修行を積んだバリスタによるラテアートが素敵な『カフェラテ』もおすすめ。「cafe plus」で提供されるコーヒーは全て「illy(イリ―)」の豆を使用しています。世界中で愛される、品質にこだわったイタリアのコーヒーメーカー『illy』を味わいに訪れるファンも多いとか。
インテリアにこだわった店内
レトロな雰囲気が漂うビルの外観とは対照的に洋風な店内。オーナーが幼いころよく訪れていた祖父母の家をイメージしたそう。古民家のような奥ゆかしい空間に洋風な家具が並び、おしゃれさの中にも居心地の良さを感じます。
現代的なものとは違いどこか懐かしさのある窓。オーナー自身が好きなミッドセンチュリー(1940~1960年代にデザインされた家具やインテリア)や北欧のインテリアがセンスよく配置されています。
祖父母の家に多くの植木が置いてあったことから、観葉植物も多く取り入れているそう。なかにはオープン時から置いてあり、店の歴史とともに成長し続けているものも。
壁一面の窓からは明るい光が差し込みます。飾ってある絵画は、ハワイに「cafe plus」があることをイメージしてオーナーの友人が描いたものだそう。
レジの隣では、ハンドメイド作家が作るアクセサリーも販売。どれもかわいらしく、食事に来たお客さんに好評です。
長い間、地元の人に親しまれている「cafe plus」。15年も続く定番のふわとろオムライスや、見た目もかわいいスイーツ、こだわりの豆を使ったカフェなど、和と洋が調和するおしゃれな店内で、ゆっくりと過ごしてはいかが。
■詳細情報
■DATA
cafe plus(カフェプラス)
- 所在地
- 兵庫県姫路市辻井1-8-8 近畿ビル 2F
- 電話番号
- 079-228-5949
- 営業時間
- 11:30~23:00
※新型コロナウイルスの影響を受け、営業時間を変更する場合があります。詳しくは電話で確認を。
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年8月12日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。