高砂市にある「ポチ屋cafe」は、古民家を再生させた懐かしい空間が魅力。野菜たっぷりのランチや自家製パンケーキはもちろん、店主のあたたかな人柄に惚れ込み通うリピーターも多数。キッズスペースがあるので子連れママにもオススメです。
古民家を再生させた心落ち着く「ポチ屋cafe」
山陽電鉄高砂駅から南へ車で5分、高砂神社近くの路地にひっそりと佇(たたず)む「ポチ屋cafe」。築50年ほどの古民家をリノベーションした、知る人ぞ知る隠れ家カフェです。ブルーの扉を目印に訪れて。営業日は、水・木・金曜の週3日です。
床も壁も、ほとんどを自分たちの手でDIYした店内。昭和初期のレジやアンティークの照明スタンドなど、こだわりのアイテムが所せましと並び、ノスタルジックな雰囲気が漂います。陳列されたレトロなグラスが眺められるこの角度は、店主お気に入りのアングルなんだそう。
押入れを利用したキッズスペースも。絵本やおもちゃがたくさんあり、小さな子どもを連れたママものんびりと食事を楽しむことができます。
店内には、約30人の地域の作家が手掛けるかわいい雑貨が。アクセサリー、マスク、陶芸、木工細工、デニムリメイクなど、1,000点以上の作品を販売しています。ポーセラーツや編み物など、多彩なワークショップも随時開催。スケジュールは公式Instagramでチェックして。食事以外にもワクワクがいっぱいです。
優しい家庭の味!野菜たっぷり手作りランチ
『ポチ屋ランチ(ハンバーグ)』1,200円
ランチは、メインに5種類ほどの小鉢、サラダ、スープ、ごはん、ドリンク、ミニデザートがセット。メインはハンバーグor鶏料理からチョイスして。人気の煮込みハンバーグはふっくらやわらかでジューシー。ボリュームも満点です。甘みと酸味のバランスが良いトマトソースが味の決め手。
『ポチ屋ランチ(鶏料理)』1,200円
鶏料理は日替わりで、取材日は「甘辛トマト風チキン」。ガッツリ濃い味付けでごはんが進むこと間違いなしです。
小鉢には、一度だしで炊き、甘みを引き出したニンジンのゴマ和えや、和風の味付けが優しいピーマンとコーンの和えものなどが登場。野菜をふんだんに使った、家庭の味を思わせるメニューの数々です。カレー風味のスープは具だくさんで栄養もバッチリ。ランチタイムは満席になることも多いので、事前予約がベターです。
SNS映えドリンクや自家製パンケーキも人気
『ブレンドコーヒー』400円
コーヒー豆は加古川市にある「kotobuki焙煎」から取り寄せるスペシャルティコーヒー。オーダーを受けてから豆を挽(ひ)き、ハンドドリップで抽出しています。中煎(い)りで苦味は控えめの、まろやかで飲みやすい1杯です。
『紅茶(ストロベリー)』450円
温度や湿度を徹底し、丁寧に蒸らした紅茶も人気。フレーバーは全部で7種類あります。それぞれ異なる香りが楽しめるので、好みやその日の気分でチョイスして。
『カクテルジュース』各500円
かわいらしいビジュアルのノンアルコールカクテル。シロップをソーダで割った、これからの季節にピッタリのスカッと爽快なドリンクです。左からライチ、ブルーキュラソー、ブラッドオレンジ、マンゴー。たっぷり大容量なのもうれしいポイント。ランチのセットドリンクは全てのメニューから選択可能です。
『チョコバナナパンケーキ』700円 ※提供は13:30~
カフェタイムには自家製のパンケーキを。こだわりの生地を1枚ずつ丁寧に焼き上げ、表面はサクッと、中はモッチリふんわり軽い食感に仕上げています。甘さはひかえめで、定番フレーバーのチョコバナナと相性抜群。しっかりボリューミーでコスパもGOODです。
『ベリーパンケーキ』700円 ※提供は13:30~
ラズベリーやイチゴなど、果実の酸味がアクセントの『ベリーパンケーキ』もあります。乙女心をくすぐる華やかなビジュアルが魅力的です。
“ほっこり”という言葉がしっくりくる「ポチ屋cafe」。どこか懐かしく童心に返れるような、心地よいレトロ空間で過ごす時間はプライスレスです。一度訪れるとそのアットホームな雰囲気の虜(とりこ)なるはず。おしゃべり好きの店主との話に花が咲き、ついつい長居しちゃうかも?
■詳細情報
■DATA
ポチ屋cafe
- 所在地
- 兵庫県高砂市高砂町狩綱町789-1
- 電話番号
- 090-6664-0500
- 営業時間
- 4〜9月 11:30~16:00
10〜3月 11:30~15:00 - ※閉店しました(2023年5月時点の情報)
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年5月5日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。