加古川市東神吉町にある「まるchan。」は、古民家をリノベーションしたオシャレな空間が魅力のカフェ。豆の鮮度にこだわった自家焙煎コーヒーを提供しています。優しい味わいの手作りシフォンケーキと一緒に、ほっこりカフェタイムはいかが?
遊び心あふれる古民家カフェ「まるchan。」
JR加古川駅から車で10分、昔ながらの住宅地にひっそりとたたずむ「まるchan。」。築70年ほどの古民家をリノベーションした、隠れ家的存在のカフェです。平家の青い屋根が目印。鍋で作ったかわいらしい郵便受けや、数十年前に拾った流木で作ったドアノブなど、店主の遊び心あふれるインテリアを見つけるのも楽しみの一つです。
店主の愛称“まるちゃん”をそのまま店名に。近所の人やリピーターが集い、店主とのおしゃべりが弾むアットホームな雰囲気にピッタリです。営業日は金・土・日曜日の週3日のみ。
店主の好きなモノを詰め込んだ店内。友人の手も借り作り上げたオシャレな空間です。古民家の面影を残す梁(はり)はそのままに、アンティークの建具や味のある古道具がセンス良く配置されています。アイアンで脚を、足場板と枕木で天板を作ったテーブルは店主夫妻が一緒にDIYしたお気に入りアイテム。
販売しているアクセサリーも店主の手作り。透明感やクオリティにこだわり、厳選した天然石で作るオリジナルのブレスレットやピアスなど、自然本来の色合いの美しい作品ばかりです。身近に天然石を感じてもらいたいとリーズナブルな価格に設定したピアスは、天然石になじみのない人にもオススメ。
レンタルルームとして貸し出している部屋も。ワークショップや女子会などに最適なスペースで、定休日でも利用できます。
豆の鮮度にこだわった自家焙煎コーヒー
状態の良い生豆を厳選し、毎日少量ずつ手煎(い)りする新鮮なコーヒーを提供するのが「まるchan。」のこだわり。生豆の種類はあえて決めず、鮮度を大切にしています。焙煎したてのコーヒー豆は、例えるなら炊きたての米。酸化の進んでいない、コーヒー本来のおいしさをぜひ一度ブラックで味わって。
『コーヒー』400円
取材日のコーヒーは、ブラジルとタンザニアのブレンド。中深煎りの香り高い1杯です。オーダーを受けてから、ハンドドリップで丁寧に蒸らして淹(い)れてもらえます。古我知(こがち)焼きを中心とした、一つひとつ風合いの異なる沖縄の焼物「やちむん」のカップにも注目して。
『レモングラスハーブティー』500円
店主が信頼する農園から取り寄せる、みずみずしいレモングラスを使用したハーブティー。ポットでしっかり蒸らしてから提供しています。ふたを開けて深呼吸すれば、爽やかなレモングラスの香りにきっと癒やされるはず。フレッシュハーブならではの豊かな自然を思わせる風味を楽しんで。
手作りふわふわシフォンケーキも
店主の母が作るシフォンケーキも看板メニューのひとつ。新鮮な卵を使用した生地はとってもふわふわで優しい味わい。大きめサイズですが、軽い食感でペロリと食べられます。季節のフルーツや厳選した素材を使用したフレーバーなど毎日2〜3種類がスタンバイ。生地に混ぜるジャムやピールも全てイチから手作りしています。イートインはもちろん、テイクアウトもOKです。
『シフォンケーキ(抹茶)』300円
取材日は、金柑、抹茶、アールグレイ紅茶の3種類から定番の抹茶をチョイス。京都のお茶屋から仕入れる抹茶の上品な香りがふわっと広がります。甘さはひかえめで、添えられた生クリームとの相性もバッチリです。
『トースト』300円
食事メニューは『トースト』のみ。ハム、目玉焼き、たっぷりのチーズがのっています。どの時間帯でも注文できるので、モーニングはもちろん、おやつ替わりにもオススメです。お好みでハバネロソースをかけて召し上がれ。
こだわりの空間と、シンプルながらも体に良い素材を使用したコーヒーやスイーツ。「まるchan。」でゆったり過ごすカフェタイムは心がゆるみ、リフレッシュできること間違いなしです。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年2月23日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。