【たつの】古民家カフェ「ゆるん堂」昔懐かしい空間で季節と体に寄り添う優しいランチを♪

古き良き街並みが残る龍野城下町。その一角にある「ゆるん堂」は、野菜たっぷりのボリューミーな絶品ランチがいただける古民家カフェです。そこはまるで、田舎のおばあちゃんの家のような温かみのある空間。心と体が和む古民家カフェでほっと一息つきませんか？

・古民家カフェ「ゆるん堂」

風情あふれる龍野城下町の一角に佇む古民家カフェ「ゆるん堂」。たつの市観光駐車場から歩いて3分ほどの場所にあり、遠方からも多くのお客さんが訪れる人気のお店です。店長自ら歴史あるこの建物をセルフリノベーションし、オープンしました。

「お料理だけでなく空間も楽しんでほしい。今日はどの席にしよう？とお気に入りの席を見つけるのも楽しみの一つになれば」と語る店主。そのため店内には、ナチュラル・カントリー・古風など、いろんなテイストの机やイスが並びます。昔懐かしい空間の中にモダンやレトロなどさまざまな雰囲気が調和し、どこに目をやっても趣が感じられる店内は、まるで田舎のおばあちゃんの家のような温かみがあります。

元々あった押し入れを外したところ、壁一面に貼られていたという大正時代のポスターなど、歴史を感じさせるアイテムも。昔懐かしい空間の中にモダンやレトロなどさまざまな雰囲気が調和し、どこに目をやっても趣が感じられる店内は、まるで田舎のおばあちゃんの家のような温かみがあります。

ゆったりとくつろげる座敷は、子連れや年配の人に人気。日差しのもとで食事が楽しめるテラス席やおひとり様にうれしいカウンター席もあり、年齢やグループにとらわれず、だれもがほっこりと、スローな時間を過ごせそう。

2階にはビンテージ風のソファー席も。1階とはひと味違った雰囲気を楽しめます。

座敷	○	子ども用いす	○	おむつ替え	△
個室	–	離乳食持ち込み	○	禁煙	○
ベビーカー入店	○	キッズメニュー	–	喫煙	–
子ども用食器	○	授乳スペース	–

※△は店主に要相談

・無添加＆栄養満点のワンプレートランチ

『プレートランチ』1,500円

同店のランチメニューは『プレートランチ』『ゆるん堂定食チキンカツ』『プレートのミックスフライ』『ゆるん堂定食』『スパイスカレー』の5種類。どれも厳選した調味料や地元野菜を使い、栄養バランスを考えて手作りしたものばかり。それぞれの素材の味を生かすため、無添加で優しい味わいを心がけています。

みそ汁一つとっても、細部にまでこだわりが満載。その日の朝に一時間半かけて丁寧にとった煮干し出汁に、鹿児島県産の麦みそを合わせています。この組み合わせは、店主の祖父母が住む鹿児島県ならではの味なんだそう。どこか懐かしく親しみのあるみそ汁は、身にも心にも優しく染み渡ります。

中でも一番人気は、自家製コロッケが主役の『プレートランチ』。主菜のコロッケのほか、スパイスカレーや副菜、古代米がワンプレートになった定食です。同店のコロッケはひじきやおから、シイタケなどが入ったヘルシーな仕上がり。6種類の具材を使っているにもかかわらず口当たりなめらかで、マッシュしたジャガイモに味も食感もなじんでいるのは、お店で丁寧に手作りしているから。そのまま食べるのはもちろん、お好みでしょう油を付けても絶品です。

副菜は、季節野菜のおかずとたつの市「真心とうふ」の絹ごし豆腐を使ったゴマ風味のすりおろし、「揖保乃糸」の中華麺を使った汁物の3種類。プレートの中央にあるカレーは、辛いもの好きの店主が作った本格スパイスカレーです。6～7種類のスパイスをブレンドし、肉は使わず大豆やトマト、タマネギなどを使うのが“ゆるん堂流”。一口食べた瞬間汗ばむような辛さがあるのに、もう一口とスプーンが止まらなくなるほどコク深く濃厚に仕上がっています。

『プレートのミックスフライ』1,600円

もう少しボリュームがほしい人は、『プレートランチ』にチキンカツが1個付いた『プレートのミックスフライ』をチョイスして。鶏もも肉を使った肉厚チキンカツには、徳島県「光食品」の無添加濃厚ソースがたっぷりと。甘くてフルーティーなソースがサクッと上がったカツに絡み、ご飯がどんどん進みます。

・旬と地元の味覚を楽しむ『ゆるん堂ランチ』

『ゆるん堂定食』1,500円 ※季節限定

季節によってメインが変わる『ゆるん堂定食』にも注目を！冬は近海で捕れた牡蠣、春は市川町産のタケノコなど、旬と地元の味覚を楽しめる季節限定ランチです。

取材日は、毎年4月～5月末ごろまで登場する「タケノコの唐揚げ」が主役。酒やしょう油、みりんなどでしっかり下味を付け、米粉をまぶして揚げた斬新な一品です。米粉の衣は薄付きで、まるで春巻きの皮のような食感。揚げてもタケノコのシャキシャキとした食感が損なわれないよう、周りを薄くコーティングしてくれます。この時期しか味わえないタケノコを、しっかり噛んで味わって。