神戸市中央区、阪急花隈駅から歩いて2分ほどのところにある「cafe L'Arche(カフェ ラルシュ)」。店主こだわりの体に優しい素材を使用したクレープが看板商品です。シンプルながらも素材の味が生かされたクレープは、一度食べるとまた食べたくなる味わいが魅力。洗練された穏やかな空間と、店主の優しさや丁寧さが感じられるお店にぜひ一度訪れてみては?
・「cafe L’Arche(カフェ ラルシュ)」
神戸市中央区、阪急花隈駅西口から徒歩2分ほど。さまざまなジャンルの飲食店が入り、ファンも多いと言われている「ナカハラマンション」の4階に「cafe L’Arche(カフェ ラルシュ)」があります。元々は北野に店を構えていた同店ですが、カフェやグルメ店が多く立ち並ぶ花隈に、2020年8月移転オープンしました。
民家を改修したという建物は「ここにお店が?」と驚くような隠れ家感あふれる佇まい。ドアを開けるのに少し勇気がいる雰囲気ですが、開けると素敵な空間が広がっているので思い切って開けてみて♪
店内は、コンクリートの天井や壁などが洗練された雰囲気を醸(かも)し出しながらも、南に面した窓から明るい日差しが差し込む居心地のよい空間が広がります。2人掛けのテーブル席が2つ、カウンター席8つあり、おひとり様でも気兼ねなくゆったりと過ごせますよ。
・こだわりバターを使った焼きたてクレープ
同店の看板商品はクレープ。店主がパティシエ時代にフランスで食べたクレープのおいしさに感動し、惣菜でもスイーツでも楽しめるクレープのおもしろさに魅了され、クレープを出すことを決めたそう。
中でも看板の『バタークレープ』(600円)は、インドを中心に古くから親しまれてきたバターオイルの一種、Ghee(ギー)を使用しているのがこだわり。ギーはバターの余分な不純物を取り除いたもので、スーパーフードと言われています。生地の中にも仕上げにもギーを使用し、焼き上がったクレープの上からオーガニックシュガーをまぶした、素材のうま味を楽しめるシンプルなクレープです。
シンプルにそのままで召し上がるのもおすすめですが、追加のトッピングも可能。『シナモン』や『蜂蜜』、『レモン』、『自家製キャラメルソース』など7種類のトッピングサービスがスタンバイしています。このほか、『バニラアイス』や『ホイップクリーム』、『自家製カスタード』など5種類のトッピングはプラス100円で付けられるので、自分好みのクレープに仕上げるのもいいですね♪
『バタークレープ(バニラアイス、ホイップクリーム追加)』700円
取材日は焼きたてのクレープの上に、『レモン』、『ゴールデンシロップ』、『ホイップクリーム』(100円)、『バニラアイス』(100円)を追加した店主イチオシのトッピングをチョイス。コクのある水飴のような甘さが特徴のゴールデンシロップのほか、バニラアイスやホイップクリームのまったりとした甘さも楽しめます。レモンを絞ることでさっぱりと仕上がるので、食べ進める手が止まらないほど。一つひとつのトッピングがクレープと相性抜群で、贅沢な気分になること間違いなしです。
このほか、フランス・アンジュ地方のチーズケーキ「クレームダンジュ」と旬のフルーツを使用した『季節のクレープ』(1,300円)も人気。季節によってイチゴ、モモ、柑橘などを使ったメニューが登場するので、訪れたらぜひチェックして♪(フードをオーダーする場合は、ドリンクの注文が必須)
・ガレットやコーヒーもイチオシ!
『ガレットコンプレット』1,200円、『ラルシュブレンド(hot)』500円
クレープ以外にガレットもスタンバイしています。たっぷりのチーズと卵をクレープ生地で包み、上からハムをのせたボリュームたっぷりの食事系クレープ。こんがりと焼き上げられた香ばしい生地は外はサクッ、中はもっちりとした食感が堪能できます。ナイフを入れるとチーズが伸び、卵の黄身がとろ〜っととろけ、ほんのり甘い生地にマッチ!
ドリンクもコーヒーや紅茶、ココア、クリームソーダなど種類豊富に取りそろえています。コーヒーは西宮や神戸各地に店を構える「TAOCA COFFEE(タオカコーヒー)」の豆を使用。『ラルシュブレンド』は同店用にオリジナルでブレンドしてもらっている看板ドリンクです。ほどよい酸味と苦味が味わえ、滑らかな口当たりが特徴的。クレープやガレットとともに、癒やされる至福の一杯を味わってみては?
コーヒーにプラス100円で『バニラアイス』をトッピングできたり、2杯目以降は100円引きになるうれしいサービスも!ついつい長居してしまいそうですね。
店主が丁寧に焼き上げるクレープやこだわりのドリンクが楽しめる「cafe L’Arche」。料理からも店主の温かさが伝わるほど、優しい味わいが堪能できます。今後は営業時間を伸ばすことも計画中なんだとか。ふらっと訪れて、しっぽりとしたカフェタイムや夜カフェを過ごしてみては?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年6月7日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。