神戸市中央区、JR・阪神元町駅から東へ徒歩4分ほどの場所にある「MAISON LE ROUX(メゾン・ルルー) 神戸」。フランスで有名な塩バターキャラメル『C.B.S®️(キャラメル・ブール・サレ)』を手がける「メゾン・ルルー」による世界初のサロン・ド・テ(ティーサロン)併設のお店です。1階は、『C.B.S®️』やボンボンショコラなどを販売するブティック。その塩バターキャラメルやチョコレートをたっぷりと使ったスイーツやドリンクを、2階のサロン・ド・テで堪能できます。世界でここだけでしか味わえない特別なスイーツを味わってみて。
・塩バターキャラメル&チョコレート専門店「MAISON LE ROUX(メゾン・ルルー) 神戸」
神戸市中央区、JR・阪神元町駅から4分ほど歩いたところに佇む「MAISON LE ROUX(メゾン・ルルー)」。1977年創業、フランス・ブルターニュ地方の港町キブロンのお菓子屋が発祥の歴史あるお店です。
同ブランドの代名詞になっているのが、創業者のアンリ・ルルーさんの手によって生まれた塩バターキャラメル『C.B.S®️(キャラメル・ブール・サレ)』。
1980年にパリで開催された「国際コンフィズリーサロン」で最優秀ボンボン賞を受賞するなど、フランス全土にその名を轟(とどろ)かせました。
アンリさんが生み出した、キャラメル職人を意味する造語・“キャラメリエ”は世界唯一の称号。年月が経った今でも、“キャラメリエ”を名乗る人は現れていないそう。
2000年代にはアンリさんはショコラティエとしても世界的に評価され、塩バターキャラメルとチョコレートの2ブランドで有名に。
そんなフランスが誇るキャラメルとショコラをふんだんに使ったスイーツショップが、2023年9月、ハイカラな港町・神戸にオープンしました。
扉を開くと、ふわっと漂うキャラメルやチョコレートの香り。1階は、テイクアウト用のスイーツを販売するブティックを展開しています。高級感あふれるショーケースには、看板商品の『C.B.S®️』のほか、キャラメルやチョコレートがスタンバイ。すべてフランスから直接輸入されているため、ラインアップは季節や入荷状況によって異なります。
2階に上ると、港町キブロンを想像させる“サロン・ド・テ”へ。ソファーに使われている生地や小物類などのインテリアもフランスから仕入れ、本場の雰囲気を再現。サロン・ド・テで展開される「メゾン・ルルー」の塩バターキャラメルやチョコレートを贅沢に使ったスイーツメニューは、世界でここだけでしか味わえません。
・世界唯一の称号を生み出した塩バターキャラメル!パフェにも注目
「メゾン・ルルー」といえば、塩バターキャラメル『C.B.S®️(キャラメル・ブール・サレ)』。フランスのブルターニュ産の有塩バターとゲランドの塩でじっくり炊いたキャラメルに、アーモンドなどのナッツ類をミックス。
ほんのり塩味が利いた、濃厚で甘いキャラメルと、ザクザクした食感を楽しめるナッツがベストマッチ!味覚と食感のバランスが綿密に計算された見事なキャラメルは、一口かめば、とろっとした柔らかい口溶けを楽しめます。
『キャラメルスタンダードアソート(8粒入り)』2,430円
看板商品『C.B.S®️』を筆頭に、8つのキャラメルがセットになった『キャラメルスタンダードアソート』は、一度にさまざまなフレーバーを味わえます。アソートは、4粒入り(1,296円)や12粒入り(3,510円)もあるので、自分へのご褒美にはもちろん、ギフト用にもおすすめです。
『セットメニュー(キャラメル3粒+ドリンク付き)』ドリンク代+500円
スイーツメニューに迷ったら、おまかせのキャラメル3粒とお気に入りのドリンクが選べるセットをオーダーして。
取材日のキャラメルは、写真左から『カシス』、『C.B.S®️』、『シトロンヴェール』。スタッフが、バラエティー豊かなキャラメルの中からその日のおすすめをチョイスしてくれます。フルーツを取り入れたキャラメルにも定評がある同店。その秘密は、着色料や保存料は一切使用せず、フランス産のフルーツピューレをそのまま混ぜ込んで作り上げているから。エッセンスを入れたキャラメルを販売するお店が多い中、素材本来の味を生かした調理法は珍しいそう。フレッシュなフルーツの香りや味が閉じ込められています。
今回20種類以上あるドリンクからチョイスしたのは、『ポムダムール』という紅茶。キャラメリゼしたリンゴ風味が香るフレーバーティーで、スッキリした味わいなので、キャラメルやチョコレートとの相性も抜群です。同店では紅茶だけでも常時5種類を取りそろえ、古来よりフランス王室で愛されるブランド「ダマンフレール」を提供しています。
自分で好きなキャラメルを選べるセットメニュー(ドリンク代+750円)も用意。お気に入りのフレーバーがある人は、こちらのオーダーを。
『Le≪Plus que Perfait≫C.B.S®️(プリュスクパフェ 塩バターキャラメル)』1,700円
塩バターキャラメルを、芸術品のように仕立てた繊細なパフェにも注目を。主な考案者は、フランス最高の職人を意味する「Meilleur Ouvrier de France」、通称「MOF」の称号を持つダヴィッド・ヴェスマエルさん。フランスが誇るスイーツのスペシャリストです。代々継承してきたノウハウや「メゾン・ルルー」の魅力をたっぷり詰め込んだのがパフェ。グラスのシルエットからこだわった見た目の芸術性、パフェの素材や配合、そして味覚と食感のバランスなど、全てにおいて試行錯誤された一品です。
パフェをたしなむ際の“入口”でもあるトップは、『C.B.S®️』たっぷりのクリームと、ザクザクした食感を楽しめるサブレブルトンをオン。バニラを混ぜ込んだ生クリーム・シャンティイも絡めれば、より濃厚でなめらかな口溶けに。中間層には『C.B.S®️』のアイスクリームやバニラアイスクリームを忍ばせています。口に含むたびに新たな出合いが訪れるパフェにワクワクしながら頬張って。
このほか、チョコレート味の『プリュスクパフェ ショコラ』、ヘーゼルナッツとプラリネが見事にマリアージュした『プリュスクパフェ プラリネ』(各1,700円)も用意。至高のパフェでダヴィッドさんが表現するスイーツの世界観に酔いしれてみては?
・チョコレートやプラリネを使った珍しいスイーツにときめいて
キャラメル職人にとどまらず、チョコレートの世界にも足を踏み込入れた創業者・アンリさん。2000年以降、世界的なイベントでショコラティエとしても評価されたことを皮切りに、チョコレートも看板商品に。
中でもボンボンショコラの『ミニメニール(5個入り)』(2,700円)は、ブルターニュ地方にある巨石遺跡をイメージしたオリジナルのチョコレートとして人気。フレーバーも『C.B.S®️』を筆頭に、イチゴやプラリネなど、約11種類とバラエティーに富んでいます。
『Frappé Chocolat Noir Force 8(フラッペ ショコラ ノワール フォルス エイト)』(ICE)950円
自家製のダークチョコレートのアイスクリームと『C.B.S®️』のクリームが溶け合ったフローズンドリンクはいかが?チョコと塩バターキャラメルの絶妙な配合により、クセになる甘じょっぱい味わいを楽しめます。
塩バターキャラメルの世界にとことん浸りたい人は、『Frappé C.B.SⓇ(フラッペ 塩バターキャラメル)』、ナッツが好きな人は『Frappé Praliné Noisette(フラッペ プラリネ ヘーゼルナッツ)』(各950円)を選んで。
『Affogato(アフォガート)・Glace Praliné Noisette(ヘーゼルナッツ プラリネ アイスクリーム)』750円
甘いものが苦手な人でも楽しめる『アフォガート』(各750円)。組み合わせのアイスクリームは、『C.B.S®️』やバニラなど、4種類のフレーバーから選べます。特に『ヘーゼルナッツ プラリネ アイスクリーム』は日本では珍しく、注文する人も多いそう。
まずは、そのままアイスを一口頬張り、香ばしさと甘さのハーモニーを堪能して。次に、ほろ苦いエスプレッソをお好みの分だけ注ぎます。エスプレッソは、神戸の自家焙煎コーヒー店で知られる「ヨシムラコーヒー」の豆を使用。奥深い味わいに魅了されること間違いなし。
フランス発祥の「メゾン・ルルー」による世界初のサロン・ド・テが併設された「メゾン・ルルー神戸」。創業者のアンリさんから代々継承された『C.B.S®️』やチョコレートのスイーツメニューは、ここでしか味わえない贅沢品ばかりです。フランスの港町の世界観あふれる店舗で心ゆくまで味わってみては?
■詳細情報
■DATA
MAISON LE ROUX(メゾン・ルルー)神戸
- 所在地
- 兵庫県神戸市中央区三宮町2-8-1
- 電話番号
- 078-599-5922
- 営業時間
- ブティック/10:00~19:00
サロン・ド・テ/11:00~19:00(L.O.18:00)
※土日祝のサロン・ド・テは10:00~オープン - ※キャラメルやチョコレートの種類はその日の仕入れ状況によって異なります。最新情報は電話にて問い合わせを。
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年4月10日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。