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2024.5.28
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【加古川】「ato+」オープン!繊細なケーキやお茶を味わうアートラウンジ♪予約限定ランチも

2024年4月20日、加古川市野口町にある複合施設「KOCO SQUARE(ココスクエア)」の1階に、「ato+(アトプラス)」がオープン!ここは、大阪で腕を磨いた若きパティシエが営むアートラウンジ&カフェ。食べるのがもったいないほどに美しいケーキや、「ポート・ホール」という特殊な器具やサイフォンで淹(い)れるフルーツモクテル、旬を取り入れた予約限定ランチなど、ここにしかない“食のアート”をお楽しみあれ♪

・アートラウンジ&カフェ「ato+(アトプラス)」

2024年4月20日、スイーツやカクテル、アートが楽しめるラウンジ&カフェ「ato+(アトプラス)」がオープン!日々育児や家事に追われるママやパパが“ゆとり”を感じたり、感性を育んだりする場所として、加古川市野口町にある複合施設「KOCO SQUARE(ココスクエア)」の1階に誕生しました。

「お客様にここで(at)、プラス(+)となる豊かな時間を提供したい」との思いが店名に込められているそう。店主兼シェフパティシエでもある坂口さんの作るスイーツをはじめとした“アートなメニュー”の数々が、ここで過ごす“とっておきの時間”を彩ってくれます。

インテリアコーディネーターのMAKOさんが手がけたという店内は、白が基調の気品あふれるラグジュアリーな雰囲気。カウンター席のほか、テーブル席もスタンバイ。友人や恋人、時には親子連れなど、ここには年齢も性別も関係なくさまざまな人が“憩い”を求めて訪れます。

自慢のケーキは、早い日には14:00台に売り切れることも。目当てのケーキは、公式InstagramのDMもしくは電話で取り置きをしておくと安心ですね。ホールケーキのオーダーなども受け付けています。➡︎公式Instagramはこちら


・繊細できらびやかに輝きを放つ“珠”のようなケーキ

店内の中央にあるショーケースの中には、大阪で腕を磨いたという若きパティシエが作るケーキが5~6種類ほど並びます。すべて一人で作っているため一日に作れるケーキの数に限りがあり、完売することもしばしば。ですが、一つひとつに妥協をせず心を込め、意匠性の高いものを作り上げています。

商品というよりもはや“作品”。何層ものムースやクリームを重ねたケーキや、グラサージュがキラキラと輝くケーキなど、“珠(たま)”のような美しさを放つケーキがお客さんの心を奪います。

『The vert(テ・ヴェール)』770円

フランス語で“緑”を意味する『The vert』がイチオシ。チョコタルトの上に口当たり滑らかな抹茶のムースを重ねた一品です。新緑を彷彿とさせる抹茶のグリーンと、ホワイトチョコのクリーム色が描くマーブル模様の美しさに、ただただ見とれてしまいます。

「中はどうなっているんだろう?」とワクワクしながらフォークを入れると、チョコテリーヌのように濃密なタルトの上に、さらに色が深く、味も濃厚な抹茶のムースがお目見え。苦みと甘みのバランスが絶妙に計算されているため、一口でパクッと食べたときの味の一体感に驚くはず。麗しい見た目や爽やかな香りから始まり、とろけるような食感、抹茶が持つ和の余韻で締めくくられる“アートなスイーツ”を五感で楽しんで。

・表参道にあるバー「THE STANDARD」監修のモクテル

『まるいフルーツのモクテル(いちご×ライチ×薔薇)』2,300円 ※2~3人分

同店のドリンクメニューはすべて、表参道にある人気バー「THE STANDARD(ザ スタンダード)」が監修しています。メニュー表に並ぶ文字を見ただけでは、どんなドリンクかも想像がつかないような個性的なものばかり。“アートラウンジ”というテーマにふさわしい洗練されたドリンクが、30種類ほどラインアップしています。

「THE STANDARD」のオーナーがNYから持ち帰った最先端のカクテルは、「ポート・ホール」という丸窓のようなデザインの容器で作るものと、コーヒーでおなじみのサイフォンで淹(い)れるものの2種類。それぞれ、アルコールを使った「カクテル」だけでなく、お酒が飲めない人でも楽しめるノンアルコールの「モクテル」も用意しています。

兵庫県内ではほとんどお目にかかることのない希少な「ポート・ホール」で作るドリンクは、ここに来たら絶対に飲んでほしい一杯。円形の特殊な容器に紅茶の茶葉とフルーツ、ミントを閉じ込め、茶葉の香りとフルーツの風味をじっくり抽出したら完成です。

一杯目はアッサムのコクと香り、二杯目以降は徐々に深まっていく色合いや味わいの変化を感じて。「ぜひ、大切な人と一緒にシェアしてください」と店主。時間の移ろいによる変化を共有しながら味わうことで、大切な人との何気ないカフェタイムが“特別な一瞬”となりそうですね。

飲み終わった後は、「ポート・ホール」の中に入っていたフルーツをいただきます。生のイチゴはもちろん、フローズンピーチも紅茶の中でほどよく溶けておいしく味わえます。

『サイフォンのモクテル(玉露×オレンジ×薔薇)』1,800円

コーヒーのイメージが強いサイフォンで、お茶を抽出できることを知っていましたか?同店では、「玉露×オレンジ×薔薇」と「いちご×ハイビスカス×シナモン」という2種類の“サイフォンティー”を提供しています。

「玉露×オレンジ×薔薇」は、ガラスの筒の中に玉露の茶葉と綿あめ、むきたてのオレンジの皮、薔薇の花びらを入れてお茶を抽出します。コポコポと沸き上がる湯面を見ていると、透明から淡い緑へ、そして最後には大地の中で色とりどりの花が咲くかのごとく色合いがどんどんカラフルに。出来上がるまでの待ち時間すらおいしく感じられます。

味わいは、玉露のほどよい渋みにオレンジの香りが加わってとても爽やか。ほんのり甘くて上品な味わいが、心と体の疲れを癒やしてくれます。日本茶だけどいい意味で日本茶らしくない独創的な一杯が、今まで知らなかったお茶の魅力を教えてくれますよ♪



・フードコーディネーター監修の完全予約制ランチ

『新緑のコース』2,200円 ※前日までに要予約

ランチは、フードコーディネーター兼日本茶コーディーネーターのともながさんが毎月監修します。5月は『新緑のコース』。ブロッコリーや豆、新タマネギといった旬の野菜を生かしたこの時季にしか味わえない味覚を堪能することができます。要予約なので、前日までに電話or公式Instagramから申し込みを。➡︎公式Instagramはこちら

コースの内容は、メイン・4種の小鉢・おむすび・みそ汁・食前の煎茶スパークリング・食後の温かい日本茶です。主役である日本茶に合うよう和食をベースに考えつつも、イタリアンやフレンチのエッセンスをプラスするのがこだわり。味のメリハリや見た目の美しさも、すべて計算されています。

取材日の小鉢は、ポテトサラダを模した「スモークサーモンのおから和え」と「緑野菜の胡麻和え」、相性のいいサバとトマトとチーズを大胆にも厚揚げの上にのせた「鯖と厚揚げのグラタン」の3品。それに加えて、毎月必ず固定となっている「フレンチ卵焼き」も登場します。

「フレンチ卵焼き」は、粉チーズと生クリームをたっぷり使ったリッチな卵焼き。キッシュのように、中にはシメジやタマネギといった細かくカットした野菜が入っています。

取材日のメインは「ほうじ茶の茹で豚」。ほうじ茶で1時間ほど煮込んで余計な脂を落とした豚肉を、調味料を加えてからさらに煮込んだら完成です。入念な下茹でのおかげで、脂っこさは一切なくさっぱり。それでいてほろっと崩れるようにやわらかく、クセになります。

付け合わせの「ミニトマトの黒酢マリネ」や出汁がらを活用した「こんぶの佃煮」などもすべて手作りと、引き立て役のおかずにも全力で手間暇をかけるこだわりようです。

おにぎりには稲美町産の「ヒノヒカリ」を使用。塩にぎりと月替わりの炊き込みご飯の2種類を味わうことができます。

取材日の炊き込みご飯は「梅豚れんこん」。細かくたたいた梅干しと下味をつけた豚肉が混ぜ込まれたご飯に、シャキシャキのレンコンがアクセント!決して味は濃くないのに、噛めば噛むほどうま味や酸味が増す味わい深さにやみつきに。一見、家庭でマネできそうだけどマネできないような創作性に富んだ炊き込みご飯は、毎月のお楽しみになりそうです。

京都の日本茶専門店「YUGEN(ユゲン)」の玉露を使ってともながさんが考案した、ランチコースの食前ドリンク『煎茶スパークリング』は、テイクアウト限定で単品の販売も!コースで気に入ったら、ぜひ帰り際に購入してみて♪

スイーツ、ドリンク、コースランチ、空間すべてにこだわり、さまざまなフィールドで活躍するプロフェッショナルな人たちと共に創造された「ato+」。今後は週末限定のバータイムに力を入れていくそう。ここでしか味わえない感動体験を求めて、大切な人と訪れてみては。

■詳細情報

■DATA

ato+(アトプラス)

所在地
兵庫県加古川市野口町良野12-1 KOCOSQUARE1階
電話番号
079-421-8070
営業時間
ランチ/木~月曜日 11:00~14:30(L.O.14:00)
カフェ/木~月曜日 11:00~18:00(LO.17:30)
バー/金~日曜日 18:00~22:00(L.O. 21:30)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年5月21日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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