兵庫県はりまエリアの“楽しい”をチョイスする地域情報サイト TANOSU [タノス]
2024.1.13
14,363 views

【西脇】「シネマコーヒーアンブレラ」オープン!自家製ベーグルやスペシャルティコーヒーが充実

2023年11月28日、人気のスペシャルティコーヒー専門店「シネマコーヒー」の3号店「CINEMA COFFEE Umbrella(シネマコーヒーアンブレラ)」がオープン!自慢の自家焙煎コーヒーはもちろん、パティシエ特製のカフェスイーツや朝焼きパンなど、ここにしかない楽しみが盛りだくさん♪アンティーク家具が並ぶカフェスペースでは、淹(い)れたてのコーヒーを片手に一息つくこともできます。非日常を感じに足を運んでみては。

・「CINEMA COFFEE Umbrella(シネマコーヒーアンブレラ)」

狭い路地が交じり合い民家が軒を連ねる西脇市和田町の一角に、「CINEMA COFFEE Umbrella(シネマコーヒーアンブレラ)」が2023年11月28日にオープン!明るいテラコッタカラーの木材と白やグレーの壁を組み合わせたモダンな外観が、ひときわ目を引きます。

同店は、播磨地域に住むコーヒー好きなら知らない人はいない人気店「CINEMA COFFEE ROASTERS」の姉妹店。加東市にある「CINEMA COFFEE TERMINAL」に続く3号店で、同社初となるカフェスペース併設のコーヒースタンドです。

【西脇】「シネマコーヒーロースターズ」豊富な自家焙煎コーヒーをおしゃれなコーヒースタンドで

【加東】「シネマコーヒーターミナル」種類豊富なスペシャルティコーヒー&ラテが自慢♪

お店のテーマは「小さいころから傘が好きだった女の子の夢に見た不思議な物語」。カウンターの壁に傘を差す女の子が描かれていたり、天井に赤や黄色の傘を活用した照明が取り入れられていたりと、遊び心があふれています。

この女の子の夢が「大好きなコーヒーと、それに合うお菓子やパンを販売するお店」だったことから、同店でも自家製のスイーツやパンを販売。「シネマコーヒー」にとって、カフェスペースを作ることも、スイーツやパンを手がけることも初めてで、“さまざまな挑戦”が詰め込まれています。

店内はまるで絵本の中の1ページに迷い込んだかのような、メルヘンチックでアンティーク感漂う独特の世界観に包まれています。

元々2間続きの和室だったという純和風の民家をオーナー自らリノベーション。子ども連れの若い世代から年配の人まで、誰もが気軽に立ち寄りカフェタイムを楽しめるようにと畳を取っ払い、カウンター席やテーブル席、半個室などのさまざまなスタイルの席を用意しています。

アンティークな家具が並ぶカフェスペースは、照明が落とされ少し落ち着いた雰囲気が漂います。塗り壁や木の柱、格子窓など、よく見ると日本の昔ながらの建築技法が残る箇所も。古さと新しさが調和したレトロな空間は居心地が良く、時間を忘れてのんびりと息をつきたくなりますね。

壁に飾られた動物のモチーフは、オーナーがわざわざアフリカから取り寄せたという思い入れのある逸品。アフリカの職人に作ってもらったという世界に一つだけのワイヤーアートです。

このほかにもファンタジーな世界観を追求し、西脇を拠点としている移動花屋「kukka」に手がけてもらったドライフラワーで埋め尽くした壁や天井、「FREEDOM.575.FACTORY」が作製した什器やカウンター、「MAISON QYC」に雨粒をイメージして作ってもらったペンダントライトの天井飾りなど、隅から隅までこだわり抜いたインテリアをくまなくチェックして!


・朝焼き立てのベーグルやドーナツが人気!

同店の最大の特徴は、他の系列店にはないベーグルやドーナツなどのパン商品をそろえているということ。3号店の出店を機に、神戸の名店「Boulangerie Bienvenue(ブーランジェリー ビアンヴニュ)」の大下シェフの元で数カ月間修行をし、レシピも監修してもらったという本格的なパンがお客さんをもてなします。

国産小麦を使用し、老若男女問わず食べやすいような形状や食感にこだわって作られたパン。特にベーグルはねじりを利かせたユニークな形状と10種類ほどというバラエティーの豊かさで人気があります。平日でもベーグルを目当てに開店前に行列ができるほどの人気ぶりで、翌日の朝食用にと大量に購入するお客さんも少なくありません。

『プレーン』(テイクアウト)290円、(イートイン)300円

まずは『プレーン』を食べて、生地の素朴な味わいを堪能して。噛めば噛むほどふわっと口の中に広がる小麦の甘さや香りは、国産小麦ならでは。外はほどよくパリッと、中はもっちりとしていて、コーヒーとの相性も抜群です。

『塩バター』(テイクアウト)390円、(イートイン)400円

店主のイチオシの『塩バター』は、一度食べれば必ずまた食べたくなるやみつきの味。一見『プレーン』とほとんど変わらないシンプルなビジュアルですが、温めるとベーグルの中からバターがじゅわ~っとあふれ出ます。流れたバターをぬぐいながら食べる幸福感は、コーヒーと合わせることでさらに高ぶります。

『モカチョコ』(テイクアウト)350円、(イートイン)360円

同店だけのオリジナルブレンド「アンブレラブレンド」を生地にたっぷり練り込んだ『モカチョコ』は、『ホットコーヒー(アンブレラブレンド)』(500円)とのペアリングを楽しんでほしい一品。食べた瞬間にコーヒーの香ばしさやほろ苦さが優しく鼻から抜け、余韻までうっとりするほどの香り高さが魅力です。

『シュガードーナツ』(テイクアウト)200円、(イートイン)210円

『シュガードーナツ』は、手ごろな価格とオーソドックスなおいしさでベーグルに並ぶ人気商品。生地を発酵させる製法を取り入れた「イーストドーナツ」なので、ふんわりとやわらかく、表面にまぶした砂糖と共に溶けるような口溶けの良さが特徴です。

“小さいころにお母さんが作ってくれたドーナツ”のように素朴で不格好な形に、どこか懐かしさも。完売必至なので見かけたらぜひゲットして♪

・パティシエお手製の“コーヒーに合うスイーツ”

『ブラウニー』800円

コーヒー店が提案する“コーヒーに合うスイーツ”にも注目を!スイーツプロデューサーの石川シェフが監修の元、豆の風味を引き立てる味わいにとことんこだわり抜き、焼き菓子からスイーツまですべて店内でパティシエが手作りしています。スカフェ限定スイーツ『チーズテリーヌ』(800円)や『コーヒーシュークリーム』(500円)など、ラインアップは常時4種類で、季節ごとに内容が入れ替わります。

『ブラウニー』は、中にナッツやドライフルーツが隠れるフルーティーなケーキ。表面はザクザク、中はねっとり濃厚で、トッピングのバニラアイスと生クリームと一緒に食べることで初めて甘さを感じるような大人な味わいに仕上がっています。ベリーの甘酸っぱい香りは、浅煎りコーヒーとの相性が◎。カカオのパンチを楽しみたいときは深煎りと合わせてみて。

左から『スノーボールエスプレッソ』320円、『フィナンシェ』260円

7種類ほどある焼き菓子は、カフェのお供に、手土産にと多くのお客さんに手に取られています。特に人気は、『スノーボールエスプレッソ』と『フィナンシェ』。

『スノーボールエスプレッソ』は、クッキー生地の中に「アンブレラブレンド」をたっぷり使ったコーヒー店らしい一品。ほろっと崩れるような優しい食感と、粉糖の甘さの奥からにじみ出るコーヒーの苦みがクセになりそう。

『フィナンシェ』は、バターをたっぷり使う王道のレシピに、挽(ひ)き立てのアーモンドプードルを惜しみなく使うのが“シネマ流”。生地に合わせる前に挽くひと手間こそがおいしさの秘訣なんだとか。一度食べるといつものフィナンシェに戻れなくなるかも!?

『ミニバッグギフト』3,500円

焼き菓子やドリップバッグ、コーヒー豆を誰かに贈りたいときはギフトバッグがおすすめです。持ち運びしやすい『ミニバッグギフト』や、りっぱな箱に詰められた『ギフトボックス』(6,000円~)など、各種スタンバイ。ギフトに一緒に入れるコーヒーをイメージして「kukka」がアレンジしたミニブーケ付きで、きっともらった人も喜んでくれるはずです。



・一杯から気軽にスペシャルティコーヒーを

『ホットコーヒー』500円

定番の『ホットコーヒー』を含むすべてのコーヒーメニューは、スペシャルティコーヒー豆かつ「シネマコーヒーロースターズ」で自家焙煎した新鮮なものにこだわっています。浅煎りから深煎りまで、全部で10種類ほどの豆から好きなものを選べるのもうれしいポイント!デカフェの豆もあり、妊婦さんやカフェインの摂取を控えている人にも優しいラインアップです。

どれだけ人気高まり忙しくなっても、注文を受けてから一杯ずつハンドドリップで淹(い)れるというスタイルを曲げないのが「シネマコーヒー」の魅力です。

お湯を注いだ瞬間、湯気と一緒にふわっとコーヒー豆が膨らむのが新鮮な証拠。温度や抽出スピードに気遣いながら丁寧に淹れたコーヒーは角がなく、豆本来の甘みやうま味が引き出されていてしっかりとしたコクをダイレクトに感じることができます。

『塩キャラメルラテ』(ICE)600円

甘くないコーヒーが苦手という人は、ラテメニューで同店のコーヒーを心ゆくまで堪能して。甘じょっぱい塩キャラメルと苦みの少ないラテを合わせたコクのある『塩キャラメルラテ』は、コーヒーが苦手な人でも飲みやすい一杯です。マーブル模様が美しく、インスタ映えも狙えそう♪

「女の子の夢に見た不思議な物語」をテーマに、「シネマコーヒー」初となるカフェとベーカリーを併設した「シネマコーヒーアンブレラ」。ファンタジーな空間とおいしい一杯が、すてきな夢を見させてくれるかも。忙しいときこそ日常から少し離れ、“心の雨宿り”をしてみては?

■詳細情報

■DATA

CINEMA COFFEE Umbrella(シネマコーヒーアンブレラ)

所在地
兵庫県西脇市和田町25
営業時間
11:00〜17:00(L.O.16:30)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年12月22日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

この記事をお気に入りに保存する
TOP