「MICADO CAFE(ミカドカフェ)」は西脇市に2023年10月21日にオープンした、自家栽培のフレッシュ野菜とこだわりコーヒーを提供するカフェ。クリーミーで濃厚なオムライスやタコライス、早朝から食べられるモーニングやこだわりのブレンドコーヒーなど、毎日訪れたくなるメニューが豊富です。気さくでお客さん思いな店主が作り上げる居心地のよい空間を堪能してみては?
・「MICADO CAFE(ミカドカフェ)」
西脇市に2023年10月21日にオープンした「MICADO CAFE(ミカドカフェ)」。中国自動車道滝野社ICから車で約15分、神姫バスの西田バス停から徒歩5分ほどのところにある自家栽培の野菜とこだわりコーヒーを提供するカフェです。
同店はクリーニング店やうどん屋が並ぶ長屋づくりの建物の一番奥にあります。青い屋根とベージュの扉を目印に訪れて。
白とナチュラルカラーを基調とした温かみのある店内は、カウンター6席、掘りごたつのテーブル4卓が並び、ゆったりとした居心地のよい空間が広がっています。
このエリアでは朝からコーヒーをゆっくり飲める店が少ないため、朝8:30からの営業を楽しみにしている常連も多いのだとか。気さくでおしゃべりが大好きなスタッフが迎えてくれます。
かねてから自分のお店を出したかったという店主。夢を叶えるため、子育てがひと段落したタイミングで神戸市内のいろんな飲食店で経験を積み、料理や経営について学んだそう。当初はコーヒー屋を始めるはずが、せっかくならランチも、ケーキも、と夢が広がり今の形に。ゼロから夢を叶えた店主の行動力に驚かされます。
同店の特徴は自家栽培の野菜を使っていること。店主自ら、毎朝太陽が昇る前の暗いうちから近所にある畑に行き、収穫したての新鮮野菜をお店で提供しているのだとか。季節に合わせて変わっていくフレッシュ野菜の彩りをご堪能あれ♪
・自家栽培の野菜を使ったランチメニュー
『タコライス』(単品)750円/(ランチセット)1,100円
ランチメニューで一番人気の『タコライス』は、ライスの上にピリ辛のタコスミート、チェダーとナチュラルチーズをたっぷりとのせたら仕上げに目玉焼きをオン。
お好みでかける辛口ソースがポイント!ソースはおかわり自由なので、辛いもの好きな人にもオススメです。辛いのが得意ではない人は、半熟の目玉焼きを絡めてマイルドな味わいに調整して。
『オムライス』(単品)750円/(ランチセット)1,100円
ワイン香る自家製デミグラスソースがたっぷりかかった『オムライス』。オープン前から幾度となく試行錯誤して完成させたというクリーミーで濃厚なデミグラスソースは絶品!ふわふわトロトロの玉子と、チキン、マッシュルーム、タマネギがゴロゴロ入ったチキンライスとのコラボレーションを楽しんで。
ランチセットは野菜たっぷりのサラダとスープ、コーヒーor紅茶が付いてコスパも◎。
『クリームパスタ』(単品)750円/(ランチセット)1,100円
採れたてのフレッシュな白菜と、キノコをふんだんに使った『クリームパスタ』。濃厚なクリームソースとベーコン、ブラックペッパーの相性は言わずもがなです。「パルメザンチーズは好みに合わせて、好きなだけかけて!」と店主。“お客さんに喜んでもらいたい”というあたたかな気持ちが伝わり、ほっこりします。
・モーニングやスイーツ、こだわりのブレンドコーヒーも
『モーニング』650円
8:30〜11:00までは『モーニング』を提供。トーストの上には自家製のアーモンドバターがたっぷり塗ってあり、甘じょっぱい味がやみつきになります。イチゴソースがかかったヨーグルトもおいしいと評判なのだとか。フレッシュサラダとトーストで朝から一日のエネルギーを充電できること間違いなしです。
『シフォンケーキ』450円、『ケーキセット(ホットコーヒーor紅茶付き)』750円
『シフォンケーキ』は、神戸市中央区のスイーツショップ「おやつ屋かもめ」に教えてもらったレシピを元に店内で焼き上げた一品。フワッとやわらかいケーキは優しい味わいで、気付けば夢中で食べ進めてしまいます。旬のフルーツが付いてくるのもうれしいですね。
温かいコーヒーや紅茶と一緒に、まったりとした午後のひとときを過ごしてみては。
『ブレンドコーヒー』(HOT)450円/(ICE)500円
同店をはじめるきっかけとなったこだわりの『ブレンドコーヒー』は、西脇市にある「森ノ本珈琲」に焙煎してもらったオリジナルブレンド。淹(い)れ方や気温の変化で味が変わるコーヒーは、さまざまな研究を重ね、今の味わいにたどりつきました。
ゆっくりコーヒーを飲めるお店ができてうれしいと、この一杯を求めて近所の人が楽しみに訪れるのだとか。ファンも多いこだわりの『ブレンドコーヒー』をご賞味あれ。
自家栽培の野菜を使ったこだわりのランチやコーヒーを楽しめる「MICADO CAFE」。オープンして毎日営業できているのは、周りの人に助けられているからだと店主は語ります。
店内の内装や看板などは同級生が手伝ってくれ、畑仕事に困ったときは近所の農家さんがいろいろと教えてくださるそう。「お世話になった人やお客さんがニコニコしながらお店に来てくるのが本当にうれしいです」と笑顔を見せる店主。
地元の人はもちろん、お店に訪れた人を一人ひとり大切にしたいという思いや人柄が、お店の雰囲気や料理からあふれ出ています。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年12月6日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。