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2022.9.24
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【閉店】癒やしのボタニカルカフェ「フランツェティアーデ」コワーキングスペースや雑貨店も併設

「pflanzetiade(フランツェティアーデ)」は、宍粟市山崎町ののどかな住宅街にある癒やしのボタニカルカフェ。“つながりと癒やしの空間”をコンセプトに、1階では観葉植物や雑貨の販売とカフェ、2階ではコワーキングスペースで、時間やスタイルにしばられず、思いのまま過ごせる複合ショップです。朝のモーニングから昼のランチ、夕方のカフェタイムまで、観葉植物に囲まれ洗練された空間で心と体を癒やしてあげませんか?

・「pflanzetiade(フランツェティアーデ)」

山と住宅街が入り交じるのどかな宍粟市山崎町。この地域でひときわ目を引くレンガ張りの建物が「pflanzetiade(フランツェティアーデ)」です。

日本フラワーデザイナー協会「フラワーデザイン」の資格を持ち、17年ほど花の業界で活躍していたという店主。地域おこしなどのイベントを開催していく中で、「ただ花を売るだけでなく、そのご縁を大切に、人と人とがつながれるカフェを作りたい」と考え、「フランツェティアーデ」をオープン。「つながりと癒やしの空間」をコンセプトに、1階はカフェとグリーンや雑貨のショップで癒やしを、2階のコワーキングスペースやシェアスペースでは人とのつながりや自由な時間を提供しています。

店名は、ドイツ語で“植物”を表す“pflanzen(フランツェン)”と音楽家のシューベルトによる造語“シューベルティアーデ”の“tiade(ティアーデ)”を合わせて店主が考えた造語だそう。「植物に囲まれる癒やしの空間に人が集まり、コワーキングやカフェなどを通してつながりや何か素敵なことが生まれたら」という思いが込められています。

12席ほどの席が並ぶ1階のカフェスペースでは、ナチュラルな空間と観葉植物に癒やされながら、ゆったりと食事を楽しめます。アットホームな雰囲気が魅力で、店主とお客さん、さらにはお客さん同士の距離が近く、気付けば知らない人と会話が膨らんでいることも。地元の常連客も少なくありません。


・自然のパワーが体に巡るモーニングと日替わりパスタランチ

『プラントベースプレート(ドリンク付き)』1,100円

朝からしっかり野菜を摂りたい日や、昼食を軽めに済ませたい日には『プラントベースプレート』がイチオシ!宍粟市産の新鮮な野菜を使った彩り豊かなサラダや奥播磨地卵を使用したゆで卵、旬のフルーツなど、宍粟のおいしい食材を使った贅沢なモーニングプレートです。

サラダにかかっているドレッシングも、オリーブオイルと播磨の山で採蜜した「Shinobee(シノビー)」の生ハチミツを合わせて手作り。プレートの構成がシンプルだからこそ、一つひとつの素材の持ち味がしっかりと生きています。

『気まぐれランチセット(ドリンク付き)』1,100円

ランチタイムには、店主の気まぐれパスタがメインのランチセットが登場します。パスタは2種類あり、取材日は「トマトソースパスタ」と「きのこのパスタ」がスタンバイ。

「きのこのパスタ」は、シイタケ・シメジ・エリンギの3種類のキノコを使用し、キノコのうま味が麺一本一本にしっかりと絡んだ風味豊かな一品。ニンニクのアクセントがガツンと利いて、一口食べると止まらなくなるやみつきの味付けです。

自家製ジンジャーエールや梅ソーダ、クリームソーダ、佐用町の自家焙煎コーヒー店「GOCCIA(ゴッチャ)」のコーヒーや紅茶、宍粟市の薬膳茶専門店「サササ」の薬膳茶など、モーニングとランチに付くドリンクは、多彩なメニューから選べるのがうれしいポイント!

特に、「サササ」で特別にブレンドしてもらっている薬膳茶は、ここでしか飲めないとあっておすすめ。フレーバーは、お花の甘みが心地よい「すっきり」と、スッと鼻を抜ける爽やかな香りが魅力の「おちつき」の2種類。その日の気分で選んでみて。

・植物と過ごすスローなティータイムを♪

左から『マフィン(チョコ)』200円、『自家製ジンジャーエール』450円

昼下がりには観葉植物を眺めながら癒やしのティータイムを堪能してみては?自家製シロップを使ったドリンクや、宍粟市内の隠れ家カフェ「ニュートラル」の焼き菓子が楽しめます。

人気のマフィンは、プレーンやチョコ、カボチャなど、そのときどきに合った2種類のフレーバーを用意しています。表面はサックリ、中はフワッと崩れ落ちそうなほど軽やかなのが特徴。200円という手ごろな価格もうれしいですね。

『自家製ジンジャーエール』は、兵庫県産のショウガにレモンと砂糖、ほんの少しの生ハチミツと合わせるなど、シロップから手作り。ショウガを皮ごと使っているので、香りだけでなく、苦味やコクなども感じられ、ちょっぴりスパイシーで大人な味わいです。

左から『薬膳茶』400円、『クッキー』180円

何か甘いものをちょっとだけつまみたいときは、「ニュートラル」の型抜きクッキーがおすすめです。アーモンドを抱っこしたうさぎや花、木など、かわいらしい見た目に思わず胸キュンすること間違いなし。甘さが控えめで、何枚でも食べたくなるちょっぴり懐かしい味わいです。



・雑貨スペースでは観葉植物やフラワーベースを販売

カフェに隣接する雑貨スペースでは、店主が生花市場でセレクトした観葉植物や自身で加工したドライフラワー、置くだけで様になるフラワーベースなどを販売しています。中央の棚は季節ごとにテーマを変えているので、訪れるたびにがらりと雰囲気が変わっているかも。

店主自らが加工して作るドライフラワーは、リーフ系からフラワー系までさまざま。フラワーアレンジの資格を持つ店主が、いろんなドライフラワーを組み合わせて作るスワッグはどれもセンスが光るオシャレなものばかりです。プラス300円~でラッピングも可能なので、ギフトにもぴったりですね。

初心者でも育てやすい品種を中心に、観葉植物も豊富に取りそろえています。中でも西アフリカに生息する多肉植物「ハオルチア」は、日があまり当たらない場所で2週間に1回水をあげるだけで育つので、初心者にぴったり!ぷっくりとした丸さに心が和みますね。育て方など気になることがあれば、気軽に店主に相談してみて。

このほか、播磨地域に住んでいるハンドメイド作家の委託販売も行っています。雑貨やアパレル、アクセサリーなどジャンルが幅広く、思わぬ出合いがあるかも。出品者などの最新情報は公式Instagramからチェックできます。➡︎公式Instagramはこちら

・コワーキングスペースやシェアキッチンなど楽しみ方が満載!

2階には、長机と8席のイスが並ぶコワーキングスペースがあります。コワーキングスペース自体、宍粟市初なんだとか。フリーWi-Fiやコンセントも完備で、利用料金は1時間400円~。8,800円で1カ月使い放題(コーヒー1杯付き)のお得なプランもあります。

予約をすれば3時間2,000円~でワンフロア丸ごとレンタルすることも可能。また、第2・第4土曜日は店主主催の「フラワーアレンジメント教室」(1回5,000円)も毎月開催しています。2022年10月8日(土)のテーマは「ハロウィンアレンジ」。道具も花材も用意してもらえるので、初心者でも気軽に参加してみて。

予約は公式HPや公式Instagramから申し込みを。➡︎公式HPはこちら

『茶論のカレー 2種盛り』1,200円

1階のカフェスペースではシェアキッチンも行っています。毎週月曜日はスパイスカレー専門店「茶論(サロン)」のカレーが登場!油の量を極力少なくし、野菜や肉から出るうま味を生かしたあっさりとした味わいのスパイスカレーが自慢です。週ごとにカレーの種類が変わるので、通い続ければカレーで世界旅行が楽しめるかも♪

シェアキッチンの出店者は今後も増えていく予定だそう。出店希望の人や最新情報を知りたい人は公式Instagramで情報をゲットして。

■詳細情報

■DATA

pflanzetiade(フランツェティアーデ)

所在地
兵庫県宍粟市山崎町千本屋232-1
電話番号
080-4821-1187
営業時間
カフェ/10:00~18:00
ランチタイム/11:30〜15:00(L.O.14:30)
コワーキングスペース/9:30~18:00
※コワーキングスペースのみ、18:00までの入店で21:00まで利用可能
※閉店しました(2023年10月5日時点の情報)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年9月14日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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