今までパン屋さんがなかった上郡町に、2018年4月16日にベーカリーショップ
がオープン！「CONERU」は、夫婦が二人三脚で営むアットホームな街かどベーカリーです。パンは無添加かつ保存料なしで、小さな子どもを持つママや年配の人からも人気。文字入れ可能な『一升（いっしょう）パン』はお祝い事におすすめです！
上郡町にたった1軒のパン屋「CONERU」
ＪＲ上郡駅から徒歩５分の場所にある「CONERU」。クリーム色と木を基調とした明るくナチュラルな外観のお店です。
パンを持ったかわいい夫婦のイラストがシンボルマーク。このマークのイメージ通り、お店は仲の良い夫婦で営んでいます。上郡町出身のオーナーは、生まれ育ったこの地でパン屋をすることが夢だったそう。2018年4月16日に念願が叶いオープンしました。夫婦そろって某有名ベーカリーで10年以上修行を積んだベイカーで、昔ながらのあんぱんやメロンパンから、こだわり食パン、風味豊かなハード系パンまで取り揃えています。
名物『上郡カンパーニュ』を知れば「CONERU」が分かる！
『上郡カンパーニュ』400円
「CONERU」の顔ともいえるパンが『上郡カンパーニュ』。ドイツ産のライ麦とフランス産のリスドオルを使用し、低温で24時間かけて発酵させて丁寧に作られています。2種類の小麦の香ばしい香りがふんわり広がるハードタイプのパンです。
このパンには、オーナーのお母さんの“子に対する思い”が宿っています。その思いとは“食べたものが身体をつくる”ということ。これを伝えるためにお母さんが昔、パンを一緒に作ってくれていたんだと、親になった今気づいたそう。田舎パンを意味するカンパーニュに、オーナーの故郷「上郡」をあわせて『上郡カンパーニュ』と名付けました。
『上郡カンパーニュ』以外にも、材料にこだわったバラエティー豊富なパンがずらりと並びます。小さな子どもを持つ母の目線と感性を大切にし、自分の子どもにも安心して食べさせられるよう、パンは全て無添加＆保存料不使用。「CONERU」が老若男女問わず町民以外からも愛されている秘密は、素朴だけど安心を一番に考えているところにあります。
味も見た目も自慢の食パン
左『もっちり湯ごね食パン』（一本）560円 右『プレミアム食パン』（一斤）360円
素材の味が一番試される食パンは、毎日予約がたくさん入るほど人気があります。『もっちり湯ごね食パン』は、名前の通りもっちり！この食感とキメの細やかさを出すために、熱湯で2回に分けてパンをこねる“湯ごね製法”を採用しています。手間も時間もかかっている分、翌日になっても変わらない弾力が自慢です。一度食べるとこのもっちり感が病みつきに！
週末限定『プレミアム食パン』は予約がおすすめ。しっとりとふかふかしていて、最近流行りの生で食べてもおいしいという“生食パン”です。北海道産生クリームを生地に練り込んだ贅沢な食パン。ちょっぴりリッチな朝食を食べたい日に良さそう。
『くま食パン』300円
見るだけで胸がときめくようなかわいい『くま食パン』は、小さな子どもを持つママから絶大な人気があります。低温でじっくり焼いた皮は焼き色が控えめで食感もやわらかく、離乳食中の子どもも手づかみで食べやすそう。卵も牛乳も使わず（粉乳は使用）、トーストでもサンドイッチでもどんな食べ方にでも合うようオーソドックスな味に仕上げています。
オーナーのおすすめBEST5
『大きいぶどうパン』300円
昔ながらのぶどうパンは年配のお客さんから人気があります。「CONERU」では大小2種類あります。お店のおすすめは『大きいぶどうパン』。ほんのり甘いパン生地に、カリフォルニア産レーズンをふんだんに混ぜ、どこを食べてもレーズンばかり。口当たりが良いので、大きくてもぺろりと完食できてしまいそう。
『クロワッサン』170円
発酵バターをブレンドした『クロワッサン』は、そのまま食べてもサンドにしてもGOOD！たっぷりのバターを使っているのに、口当たりがサクッと軽いのは、一層一層丁寧に折り込んで作るから。長年修行を積んだベイカーの腕が光る一品。おやつに食べるならシュガーをコーティングした『甘クロワッサン』を選んで。
『クリームパン』160円
自家製カスタードクリームがたっぷり入った、むちむちボディーの『クリームパン』。世代問わず親しまれています。自家製カスタードには兵庫県産牛乳と地場産卵、マダガスカル産バニラビーンズを使用。このカスタードクリームにも無駄な添加物は一切入っていません。そのまま食べるのも良いですが、冷やしてスイーツのように食べるのもおすすめ！
『洋梨デニッシュ』190円
『洋梨デニッシュ』にも自家製カスタードクリームを使っています。サクサクのデニッシュ生地に、カスタードを敷き、その上にシロップに漬け込んだ洋梨を1/2個トッピング。バターの塩気とカスタードのコク、洋梨の甘さが見事にマッチ！季節に応じて、旬のフルーツを使ったデニッシュが登場するので乞うご期待。
左上『プリプリ海老カツサンド』210円、右上『コロッケパン』170円
真ん中『焼きそばパン』160円、左下『チキン竜田サンド』200円、右下『ハムたまサンド』160円
お昼ご飯やピクニックには、ワンハンドで食べられる『コッペパンサンド』がイチオシ！種類は5つあり、店長のおすすめは『プリプリ海老カツサンド』です。分厚い海老カツとタルタルソース、シャキシャキのキャベツを挟み込んだ食べ応えのあるパン。「フランス麦の穂豚三元豚」のハムと半熟卵のサラダを挟み込んだ『ハムたまサンド』は、女性客から好評です。
お祝いや贈り物には『一升パン』文字入れOK
『一升パン』3,500円
「CONERU」では大切な記念日をお祝いする『一升パン』も名物。なんと重さは一升＝1.8kg！このパンは、お食い初めの一升餅の代わりとして作り始めたそう。食べきれない場合はラップで包んで密封し、冷凍保存も可能です。それでも大きすぎるという人には、1/2サイズの『半升パン』1.750円もあります。
お食い初めのほか、最近では誕生日や入学、卒業、喜寿、米寿、出産内祝いなどで注文するお客さんが増えているそう。好きな文字やイラストを入れてくれるので、まだケーキを食べられない1歳の子どもの誕生日ケーキの代わりとしても良さそうですね。1週間前までに予約が必要。特注の『一升パン』で、いつもと変わったお祝いをしてみては？
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2019年9月27日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
