【神戸須磨】「ダディーズベーカリー 須磨店」自家栽培の小麦粉で作る風味豊かなパンが自慢

神戸市須磨区、JR・山陽電鉄須磨駅から東へ徒歩4分の場所にある「Daddys Bakery(ダディーズベーカリー) 須磨店」。小麦の栽培からこだわる同店のパンはどれも風味が豊かで、噛めば噛むほど香りが広がるうま味の強さが自慢です。食パンからハードブレッド、菓子パンまでメニューも多彩！須磨店限定商品も要チェックです♪

・「Daddys Bakery(ダディーズベーカリー) 須磨店」

神戸市須磨区にある「Daddys Bakery(ダディーズベーカリー) 須磨店」は、兵庫県下に3店舗構える人気ベーカリー。姉妹店が自然豊かな西宮と稲美町にあり、「山のパン屋」の名でも知られています。

須磨店は「ダディーズベーカリー」初のアーバンスタイルのお店。電車ではもちろん、国道2号線沿いにあるので車でもアクセスしやすいのが魅力です。

店内は、海が近い須磨のイメージ通り、ちょっぴり西海岸風なインテリアに。キッチンがオープンスタイルなので、作る工程や焼き上がったパンを横目に買い物を楽しめます。パンを絶え間なく焼き続ける午前中は、焼き立てパンのかぐわしい香りが空間を包み込み気分も高まります。

落ち着いて買い物をしたい人は平日がおすすめ。特に、パンが最も多く焼きそろう11：00ごろが狙い目です。

・パン作りは自社農園で小麦を栽培することから

「ダディーズベーカリー」のオーナーはブーランジェではなく元大工で、パン作りは独学で学んだそう。いつしか「パン作りの原点に戻りたい」という思うようになり、南淡路の畑で昔ながらの農法を学んで小麦の自家栽培をスタート！2023年時点では、稲美町と淡路島の2カ所に自家農園を持ち、栽培から収穫、製粉まで一貫して自社で行っています。

小麦を育てるのに、化学合成の肥料や農薬、殺虫剤を一切使っていないそう。さらに、一般的な小麦粉は、表皮や胚芽を除いて製粉しますが、同店では小麦の粒をまるごと挽(ひ)いて“全粒粉”として使うのがこだわりです。

・自家栽培小麦粉「せときらら」を使ったパン

『一尺二寸(いっしゃくにすん)』(ハーフ)572円、(一本)1,145円

自家栽培小麦粉「せときらら」には限りがあるので、同店では主に食パンやハードブレッドに使用しています。中でも『一尺二寸(いっしゃくにすん)』は、香りの違いを知る上で必ず味わってみてほしい一品。材料は自家栽培の小麦粉と水、「赤穂の塩」のみで、シンプルを極めた食パンです。胚芽の香ばしい風味と歯ごたえのある食感がポイントで、噛めば噛むほどじんわり小麦の甘みが広がります。

「添加物が全く入っていないので、安心して365日食べてほしいパン」というテーマにちなんで、パンの長さも365mmに仕上げているそう。元大工の目線で365mm＝『一尺二寸』と名付けるなど、こだわりが尽きない渾身の逸品です。

『須磨六寸』(ハーフ)400円、(一本)799円

各店舗の名前が頭に付く『六寸(ろくすん)』という食パンは、北海道産バターや生クリームをたっぷり使ったコクのある味わいが楽しめます。24時間以上をかけて熟成させながら発酵する“湯だね製法”により、しっとりふっくらとした仕上がりに。ぜひ焼かずにそのまま食べて、優しい甘さを感じてみて。

『フレンチドーナッツ』各227円

自家栽培の小麦粉は、食パンだけでなく、菓子パンや惣菜パンにも一部使っています。中でも『フレンチドーナッツ』が、老若男女問わず人気。同店のドーナツは、ハードブレッド用の生地を揚げているので、しっかりとした食感が特徴的です。一般的なふわふわのドーナツに比べて、うま味がぎっしり！ずっとかみ続けたくなるような歯応えと味わい深さに、虜(とりこ)になること間違いなしです。

『ほうれん草とチーズ』270円

約40種類あるラインアップの中で、不動の人気No.1が『ほうれん草とチーズ』。ハードブレッドの生地をミルフィーユ状に折りたたみ、間にホウレンソウや2種のチーズをはみ出るくらいたっぷり挟んだパンです。ホウレンソウの青々とした風味がチーズの塩気とコクにマッチし、食べ進める手が止まらなくなりそう。リピーターが多いのも納得です。

・TVでも取り上げられた『究極のぶどうパン』

『究極のぶどうパン』1,404円

テレビでも取り上げられたことがある『究極のぶどうパン』にも注目を！粉の量に対して80％という限界量のレーズンを生地に混ぜ込んだ、まさに究極のレーズンパンです。国産バターや生クリーム、兵庫県産の卵といった厳選素材を惜しみなくたっぷり使ったブリオッシュ生地は、パンというよりもケーキに近いリッチな味わい。専用のギフトボックスがあるので、手土産にもおすすめです。