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【姫路】人気喫茶「マテンロウ」がカフェ「アンノートル」にリニューアル!メニューも一新♪

姫路名物として人気のアーモンドバター発祥の店「マテンロウ」が2023年12月13日、「ALMOND butter MATENRO pâtisserie unautre(アーモンドバター マテンロウ パティスリー アンノートル)」にリニューアル!屋号や店構えだけでなくメニューも一新し、自家製のオリジナルバターやジャムを使った贅沢モーニングやカフェランチなどが充実♪店内でしか味わえない限定スイーツも必見です!

・「ALMOND butter MATENRO pâtisserie unautre」

姫路市花田の2号線から少し入ったところにある喫茶店「マテンロウ」。姫路名物「アーモンドバター」の発祥の店として知られる同店が、2023年12月13日にカフェ「ALMOND butter MATENRO pâtisserie unautre(アーモンドバター マテンロウ パティスリー アンノートル)」にリニューアルしました。

この場所で35年喫茶店を営んできた前オーナー。コロナをきっかけに喫茶店のあり方や客層が変わるなどの時代の変化を感じ、以前から同店のスイーツ部門を担っていた娘さんと話し合った末に代替わりを決意したそう。アーモンドバターの製造工場を造るタイミングと重なり、思い切って建物丸ごとリノベーションしました。

新店舗は、モールテックスのカウンターやコンクリートの床、むき出しの天井など、あらゆるところに無機質な素材が取り入れられ、洗練された雰囲気が漂います。

大きくくり抜かれたピクチャーウインドウからたっぷりと陽が差し込むカフェスペースは、席数を半分以下に減らし、一人ひとりのお客さんがゆっくりと過ごせるような心地よい空間に。木材の温もりあふれるインテリアが居心地の良さを演出しています。色鮮やかなエメラルドグリーンのソファがアクセントで、どこを切り取ってもインスタ映えするオシャレな雰囲気に心を鷲づかみにされそう。


・5種類のトーストから選べる贅沢モーニング

『ミックスフルーツジュース』730円 +『朝ごはんプレート』550円

8:30~L.O.11:00のモーニングタイムは、ドリンク料金にプラス550円で付けられる『朝ごはんプレート』を提供しています。

「アーモンドバター」「シナモンアーモンドバター」「大豆バター」「塩発酵バター」「自家製季節のジャム」の5種類から選べる好きなトーストに、農家の野菜を使ったグリーンサラダ・手作り季節の惣菜・目玉焼き・ベーコンが付いた充実内容と納得のボリュームが魅力です。

自慢の「アーモンドバタートースト」と並ぶ人気メニューが「un autreの塩発酵バタートースト」。オンラインショップでは販売していない限定バターで、フランスの「ゲランドの塩」と「赤穂の焼塩」をバターにブレンドしているのがこだわりです。

発酵バターの独特の香りが口の中で広がった瞬間、2種類の塩味がキュッと味と香りを引き締める絶妙なバランスにうっとり。トーストにはもちろん、調理にも使える万能調味料で、店頭では85g/990円で販売もしています。

「マテンロウ」の名を世に轟(とどろ)かせたといっても過言ではない同店の「アーモンドバタートースト」も食べないわけにはいきません。

厚切りの食パンの表面には自家製アーモンドバターがたんまり。香ばしい焼き色が付いたトーストを一口かじると、ふんわり、サックリとした食感とアーモンドの香ばしさに五感が満たされます。甘いのかと思いきや、同店のものは口当たりが軽く甘さも控えめ。ペロリと食べられます。

・野菜やお肉をふんだんに使ったボリュームランチも

『ガレット(スープ・コーヒーor紅茶付き)』2,200円

ランチタイムは、自家製スープとワンドリンク(コーヒーor紅茶)が付いた手作りのランチが味わえます。メインは『ガレット』『ハンバーガー』(1,870円)『サンドイッチ』(1,650円)の3種類で、どれもリニューアルを機に一からレシピを考えた新メニューです。

直径25cmもの特注の大皿に彩りよく盛り付けられたそば粉のガレットは、絵に描いたようなカラフルなビジュアルがインスタ映えしそう。北海道産のそば粉に薄力粉をブレンドした独自の配合と絶妙な焼き加減が、持ち前のもっちりとした食感と香ばしい風味をかなえる秘訣です。

ガレットの周りを飾るのは、朝来市の農家「かもたにファーム」から仕入れた採れたて野菜とコールドビーフ。コールドビーフとはローストビーフを冷やしたもので、20代のころにステーキハウスを経営していたという前オーナーが担当しています。「マテンロウ」時代から隠れた人気メニューだったそうで、国産牛のモモ肉を使うのがこだわり。しっかりとしたうま味ととろけるような舌触りがガレットと相性抜群です。

『ハンバーガー(スープ・コーヒーor紅茶付き)』1,870円

こちらも昔から作り続けてきたハンバーグをカフェメニューに生かしたもの。パティには国産合い挽き肉を使用していて、精肉店で特別にミンチをもう一度細かく挽(ひ)く“2度挽き”をしてもらうのがマテンロウ流。デミグラス風の甘めのソースとチーズが最強のコンビネーションです。



・ここでしか味わえないカフェ・スイーツも豊富♪

『プリン』600円

店内限定のスイーツメニューも5種類以上がスタンバイ!ちょっぴり固めのクラシカルなプリンは、つるんと口当たりなめらかで、口に運ぶ手が止まらなくなるおいしさです。

カラメルは苦すぎず甘すぎず、生クリームやプリンと一緒に食べることで味のバランスが決まる、このプリンには欠かせない存在。たっぷり回しかけて召し上がれ。

『アーモンドバターオムレット』810円 ※日曜限定

日曜限定の『アーモンドバターオムレット』は、「これからどんどん推して行きたい」と店主が意気込む「マテンロウ」の新・看板スイーツ。ふわっとやわらかいコーヒー風味のスポンジ生地の間に、あふれんばかりのアーモンドバタークリームを包みこみ、シュワッと溶けるような口溶けと塩キャラメルがけアーモンドのアクセントが魅力です。

今後は公式オンラインショップでも販売する予定だそう。冷凍保存が利くので、遠方への贈答や手土産にも喜ばれそうですね。➡︎公式オンラインショップはこちら

『季節のシロップサイダー』750円

スイーツのお供に、パティシエである店主が手がけるこだわりのドリンクはいかが?『季節のシロップサイダー』は、旬のフルーツから使った自家製シロップをソーダで割った涼やかな一杯。

取材日は高知県産のユズを使った「ユズサイダー」で、ソーダが弾けるたびにユズの香りを感じる爽やかな味わいでした。季節ごとに訪れるのが楽しみになりそう。

以前は不定期で販売していた「アンノートル」の焼き菓子も今後は常設され、いつ訪れても購入できるように。クッキーを中心に常時20種類ほどの焼き菓子が並びます。

・隣接の工場で作る自慢のアーモンドバターは手土産に◎

帰り際にはショーケースを要チェック!同店自慢のオリジナルバターを販売しています。どれも包装紙の色や柄が異なり、開けるのがもったいないほどのかわいらしさ。クリアの手さげ袋に入れてもらえるので、そのまま大切な人に手渡すお客さんが多いんだとか。

ラインアップは『アーモンドバター』『自家製大豆バター』『自家製シナモンアーモンドバター』の定番3種類のほか、『アーモンドバタープレミアム』『シナモンアーモンドバタープレミアム』も新登場!ちょっとした手土産やプレゼントに可愛いオリジナルのギフトセットボックスも人気です。

『アーモンドバター』はカルフォルニア産アーモンドを惜しみなく使い、細かいものと大きめのもの、2種類の粒子を混ぜることで焼いた時の香ばしさと食感を生み出すのがポイント。また、最終工程で一日寝かすことで仕上がる上品な甘さも、幅広い年齢層に人気の秘密です。

『アーモンドバター』は「200g(パン6枚~7枚分)」だけでなく、「580g(パン18~21枚分)」と「800g(パン25~30枚分)」の大容量サイズも販売しています。遠方の人は公式オンラインショップでも販売しているので利用してみては。

2024年現在、全国に100軒ほどの取り扱い店舗があり、今や姫路のアーモンドバターの代名詞にもなった「マテンロウ」。「ALMOND butter MATENRO pâtisserie unautre」としてのこれからの展望がますます楽しみですね!

■詳細情報

■DATA

ALMOND butter MATENRO pâtisserie unautre(アンノートル)

所在地
兵庫県姫路市花田町一本松39-1
電話番号
079-252-4227
営業時間
モーニング/8:30~L.O.11:00
ランチ/12:00~L.O.14:00
カフェ/14:00~18:00(L.O.17:00) ※スイーツが無くなり次第終了

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年2月2日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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