【高砂】カフェ「Coffret(コフレ)」がオープン！本格オムライスとモチふわパンケーキが話題♪

2025年2月、高砂市阿弥陀町にオープンした「カフェレストラン Coffret(コフレ)」。モチふわ食感のスフレパンケーキがSNSで話題沸騰中のお店です。ランチタイムには、地元産の卵を贅沢に使用した本格的な“たんぽぽオムライス”がお目見え。ナチュラルな癒やし空間も相まって、豊かなカフェタイムを過ごせること間違いなしです。

・「カフェレストランCoffret(コフレ)」

高砂北ICから西へ車で走ること約1分、国道2号沿いに見えてくる「カフェレストラン Coffret(コフレ)」。以前は赤穂市で「てんてん」の名で営業していましたが、2025年2月12日に高砂市に場所を移し、名前も新たにリニューアルオープンしました。

店名の「Coffret」はフランス語で「小箱」を意味します。日本では“化粧品の詰め合わせ”として使われる言葉でもあり、“小さなお店からのプレゼント”という思いを込めて名付けたそう。

2人掛けのテーブルが5卓、カウンターが3席とコンパクトな造りの店内。レンガ調の壁が印象的で、まるで絵本から飛び出してきたような世界観が魅力です。店主お手製のラックには、かわいらしい雑貨やドライフラワーがずらり。愛されてきた「てんてん」の雰囲気をそのままに、おひとり様でも気兼ねなく過ごせるナチュラルな空間に癒やされます。

近所の人はもちろん遠方から訪れるお客さんも多く、お昼前後は常に満席状態が続いているそう。ランチがお目当てなら開店直後、パンケーキであれば15：00以降の来店が狙い目です。

・自家製デミソースが決め手の本格オムライス

『デミグラスソースオムライス』1,000円 + 『前菜プレート、スープ付きSET』400円

10：00からのランチタイムに利用するお客さんのほとんどがオーダーするという『デミグラスソースオムライス』。ふわとろに仕上げた半熟状のオムレツを、ナイフでパカッと開いていただく“たんぽぽオムライス”です。高砂市の「籠谷」から仕入れる卵を約3個分と贅沢に使用し、店主が一つひとつ焼き上げるオムレツは、まるでふかふかの布団のよう。ケチャップベースのオーソドックスなチキンライスには、ベーコンやしめじがゴロッと入っており食べ応えも文句なしです。

味の決め手となるのは、じっくり煮込んだ特製のデミグラスソース。野菜や肉のうま味が溶け出した濃厚な味わいに、隠し味としてマデラ酒をプラスすることでフルーティーな甘みも感じられる奥深い味わいに仕上がっています。オムレツ、チキンライス、デミグラスソースが織りなす見事なハーモニーがやみつきになり、きっと次々に口へと運びたくなりますよ。

このほか、『ケチャップオムライス』(1,000円)も用意しています。なめらかな卵で包み込まれたオムライスを、特製のケチャップソースでいただく昔ながらのスタイルです。

せっかくなら、季節に合わせた3種類の前菜とスープのセットを付けるのがおすすめです。取材日は、「ほうれん草とベーコンのキッシュ」「エビとアボカドのバジルソース」「フレッシュサラダ」「枝豆のポタージュ」。どれも素材を生かした優しい味付けで、彩り豊かな盛り付けにも食欲をそそられます。

・モチふわ食感が魅力！贅沢なスフレパンケーキ

『スフレパンケーキ』800円

13：00から始まるカフェタイムの看板メニューが『スフレパンケーキ』。「てんてん」時代から人気のスイーツで、これを目当てに多くのお客さんが足を運びます。

オーダーを受けてから丁寧に卵白を泡立て、空気をたっぷり含んだつややかなメレンゲを作っています。その日の卵の質や気候を見極めることがポイントなんだそう。詳しくは企業秘密ですが、生地の配合を工夫することで、ふわっとした口当たりながら、ほのかにモチッとした食感を表現しているのが特徴です。

焼きの工程において、何より大切なのが温度管理。途中で何度も確認しながら微調整し、低温を保ちながら焦らずじっくり焼き上げています。そうした熟練の技でできあがったパンケーキは、約3.5cmの厚みがありながら驚くほど軽やか。別添えのメープルシロップとの相性も考慮し、甘さ控えめなので食後でもぺろりと食べられます。