神戸市中央区にある「YIDAKI CAFE(イダキカフェ)」は、植物性食材だけを使ったヴィーガン料理が楽しめる店。品数豊富なランチは、ヘルシーながらも食べ応えがあります。カフェタイムには、スペシャルティコーヒーや有機ハーブティーとともに自家製スイーツを堪能して。
・「YIDAKI CAFE(イダキカフェ)」
神戸市中央区、JR元町駅から歩いて5分の場所に店を構える「YIDAKI CAFE(イダキカフェ)」。オーガニックの植物性食材で作るランチや、体に優しいスイーツを提供しています。健康志向のお客さんのほか、外国人も多くメニューはすべて英語でも表記されています。
店名の「YIDAKI」は、オーストラリアの先住民族アボリジニーの楽器「ディジュリドゥ」を意味します。環境への配慮やオーガニック意識が高い国にあやかり、ユーカリの木から作られる楽器から名前をとったそう。
ターコイズブルーを基調としたナチュラルな店内。廃材を再利用したイスや流木など、自然素材のインテリアで飾られています。日当たりの良い南向きの窓際にはカウンター席があり、おひとり様でも利用しやすい落ち着いた雰囲気です。
・野菜たっぷり!品数豊富なヴィーガンランチ
『スペシャルプレート』1,080円
月に一度ほど内容が替わるランチ『スペシャルプレート』。4、5種類の惣菜、サラダ、汁物、ごはんがセットになっています。店主の自家農園で育てる無農薬野菜のほか、オーガニック食材を取り入れ、調味料もできるだけ無添加のものを使用しています。ヴィーガン料理とは思えないほど、食べ応えのあるプレートに仕上げています。
取材日の「ベジミートの唐揚げ」は、ショウガを利かせたしょうゆベースのタレでしっかり味付け。まるで鶏肉の唐揚げを食べているような満足感で、ごはんが進みます。一口食べた瞬間、大豆が原料とは思えないジューシーさにきっと驚くはず。
このほか、「さつまいものサラダ」、「人参のラペ」、「白菜とうすあげの和えもの」と、肉や魚を使用していないからこそ、メリハリのある味付けの料理が並びます。汁物は、パクチーが添えられたピリ辛の「レンズ豆とキャベツのカレー」。一つひとつはもちろん、混ぜることで味を変えながら食べるのもおすすめ。ごはんは、もっちり食感で食べやすい豊岡産の玄米です。サラダには、マスタードの酸味がパンチを利かせたドレッシングをかけて召し上がれ。
ランチはこのほか、豆乳ヨーグルトが付いた『サンドイッチプレート』(960円)もあります。
・自家製スイーツ&スペシャルティコーヒー
『アップルクランブルケーキ』540円
自家製スイーツは常時5、6種類がスタンバイ。シナモンを利かせた『アップルクランブルケーキ』は、じっくり煮詰めたリンゴを混ぜた生地に、サクサクのクランブルをのせて焼き上げています。太白ごま油を使うことで、バター不使用でもしっとりとした食感に。サッパリとしたココナッツアイスとの相性も抜群です。
このほか、優しい風味が広がる素朴な『バナナケーキ』(500円)は定番メニュー。ザクザクとした食感が楽しい甘党さんも納得の『くるみのタルト』(570円)も人気です。ヴィーガンではない人も満足できるよう、卵や乳製品を使ったスイーツも用意しているので好みに合わせてチョイスして。スイーツはすべて、アルコール以外のドリンクとセットで100円引きです。
『カフェラテ』550円
ラテアートがかわいい『カフェオレ』も要チェック。エチオピアのスペシャルティコーヒーを自家焙煎しています。ラテでもドリップでもおいしく飲めるよう微調整。ベリー系のフルーツのような、芳醇な香りを生かした浅煎(い)りです。スイーツはもちろんランチとの相性もGOOD。まずは砂糖を入れず、コーヒー本来の風味をダイレクトに味わってみて。
『エキネシア』600円
有機ハーブティーは3種類あります。『エキネシア』は、免疫力を高めるハーブとして世界で注目されているエキネシアに、レモングラスやスペアミントをブレンド。スタンダードで飲みやすい一杯です。
植物性食材で、ヴィーガンではない人でも満足できるメニューを提供する「YIDAKI CAFE」。居心地の良い空間も魅力で、食後のスイーツまでゆっくり楽しむ人も多いそう。ちょっぴりヘルシーな気分の時は、健康的な料理で体を労ってみてはいかが?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年11日21日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。