米粉を使用したパンや焼き菓子が人気の「MIL bake※(ミルベイク)」が2025年9月28日、姫路市田寺へ移転オープン!移転前は完全予約制でしたが、予約なしで購入できるようになりました。店頭に何が並ぶかは行ってみてからのお楽しみ。小麦粉とは違った味わいを体験してみませんか?
・「MIL bake※(ミルベイク)」

2025年9月28日、紅葉の名所として有名な書写山からほど近い田寺に「MIL bake※(ミルベイク)」が移転オープンしました。以前の店舗では週1日のみ、完全予約制で営業していましたが、移転後は営業日を増やし、予約なしでも購入できるようになりました。

白を基調とした明るい店内にずらりと並ぶのは、米粉100%で作られた多種多様なパン。朝ごはんやランチにぴったりの惣菜パンから小腹が空いたときにうれしい菓子パンまで、豊富なラインアップが展開されています。
パティシエとして働いていたころに職業性アレルギーを発症し、小麦粉が使用できなくなったというオーナー。「小麦アレルギー、小麦不耐性、小麦をドクターストップされている方々が、いろんなものを選択できるお店にしたい。選べる楽しみを少しでも感じていただけたら幸いです」と語るオーナーが手がけるパンは、小麦が食べられる人でもあえて選びたくなるような魅力あふれるものばかり。外側はカリっと、中はもちっとしたクセになる食感を堪能してみて。
・まずはコレ!一番人気の『塩バターパン』

『塩バターパン』300円
他のパンと比べて倍の数を焼くほどまでに人気の『塩バターパン』。米粉を使用したパンはグルテンが入っていないため、時間が経つと固くなりやすく、同店では自宅で食べる際にリベイクすることを推奨しています。ですがこのパンはリベイクなしでもおいしく食べられるようにこだわったんだとか。

その言葉通り、時間が経ってからでも中のもちっとした食感は健在。噛めば噛むほどに米粉ならではの優しい甘さが広がり、そこに天日塩と北海道産の有塩バターの塩味が広がる“甘じょっぱい”味わいを楽しむことができます。
・子どもも喜ぶ惣菜パン

可能な限り添加物が少ない材料を使用した惣菜パン。シンプルながらもしっかりとボリュームがあり、ランチとして食べても満足感たっぷり♪

『ウィンナーロール』350円
生地にケチャップが練り込まれ、米粉の甘みとケチャップのトマトの風味が絶妙なバランスでマッチする一品。「お子さまもお好きな商品だと思ったので、シンプルな材料を厳選しました。ウインナーは、無添加無塩せきでもうま味があるものを使用しています」と語るオーナー。自身も子育てをしているからこそ生まれた優しさあふれる商品です。

『厚焼き玉子サンド』(2個入)400円
分厚い卵焼きが目を引くサンドイッチ。添加物をなるべく控え、塩、胡椒、てんさい糖、マヨネーズ、からしのバランスに気をつけて味付けをしているそう。一口食べた瞬間、パンの優しい甘みと卵の風味が広がり、からしとマヨネーズが絶妙なアクセントを添えています。
・フルーツのうま味が生かされた菓子パンも

フルーツの酸味と米粉の甘みは相性抜群!ついつい手が伸びてしまう最高の組み合わせのパンは3時のおやつにおすすめ♪

『いちごバター』330円
イチオシは自家製のイチゴジャムと、アクセントに少し塩味を感じられるバターを仕込んだパン。イチゴはオーナーが実際に食べておいしいと感じた、夢前町の「姫路ハートフル観光農園」のものを使用しています。甘すぎず酸味もほどよく、バターや米粉の生地と絶妙に調和。後味にイチゴの香りがふわりと広がる贅沢な一品です。

『レーズンパン』420円
レーズン好きは、山食パンの生地に小粒のレーズンを混ぜ込んだパンも必食!割るときにパリパリッと音が鳴るほど香ばしく焼き上げられ、口に入れる前から思わずワクワクが止まりません。ふんわりとした食感が好みの人は少し水を付けてレンジで温めたり、カリッと派な人はトースターで焼いたりすることで異なる食感を楽しむことができます。
「情報過多の時代で、小麦粉が良くないという情報が出回り、パンやおやつを制限し自分を責めている方がたくさんいるように感じます。食事や生活をもっと楽しく、楽に。誰かがMIL bake※(ミルベイク)があることで心が軽くなると幸せです」と語るオーナー。忙しい現代人にとって、そして食べられるものが限られている人にとっての癒やしになる同店のパンを、ぜひ手に取ってみてはいかが?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2025年10月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。








