2023年5月、加古川市加古川町にオープンした「Good News Cafe(グッドニュースカフェ)」は、台湾スイーツの専門店。ふわふわ食感の台湾カステラやヘルシーな豆花(トーファ)など、現地の定番スイーツを日本人好みにアレンジして提供しています。ほとんどのメニューがテイクアウトOK。台湾グルメが味わえるランチや豊富なタピオカドリンクにも注目です。
・「Good News Cafe(グッドニュースカフェ)」
JR日岡駅から徒歩2分、加古川ランプから車で5分ほどの場所に店を構える「Good News Cafe(グッドニュースカフェ)」。2023年5月16日にオープンした台湾スイーツ専門店です。
オーナーは、全国展開するスイーツ専門店「台湾甜商店」のうち3店舗の統括店長を経験した後、台湾スイーツ文化を地元に定着させたいと独立。培った製造ノウハウを生かしつつ、日本人の味覚に合うようブラッシュアップした商品を展開しています。材料のほとんどは台湾から取り寄せ。現地の味も大切にしたオリジナルメニューの数々が評判になり、すでにリピーターが絶えない話題の店です。
木目を基調とした明るい店内はあえて台湾を思わせる要素をなくし、誰でも気軽に楽しめるカフェスタイルに。2人掛けのテーブルが4卓と、カウンターが3席のコンパクトな造りです。
・ふわふわ食感が魅力!濃密な台湾カステラ
『台湾カステラプレートセット(キャラメル)』レギュラーサイズ1,500円
看板メニューは、かわいらしいビジュアルが目を引く「台湾カステラ」。運ぶ時にぷるぷると揺れるほど、しっとりふわふわな食感が魅力です。口に入れた瞬間、きめ細かく濃密な口当たりに驚くはず。甘さ控えめで生クリームとの相性も良く、ボリューミーながらぺろりと食べられます。ほんのり温かい状態で提供しているので、バニラアイスとなじませながら食べると思わずうっとり。
『台湾カステラプレートセット』は、キャラメルソースとミックスナッツをトッピングした「キャラメル」のほか、ストロベリーソースと甘酸っぱいベリーをあしらった「いちご」も選べます。
単品(600円)でテイクアウトもでき、オープンから4カ月で1,500個を売り上げたそう。その贅沢な味わいと魅惑の食感は、ちょっとした手土産としても喜ばれること間違いなしです。
セットドリンクは4種類から選べ、取材日は『ホット台湾ミルクティー』をチョイス。本場から取り寄せるアッサム茶葉は香り高く、渋みの少ないスッキリとした風味が特徴です。
・素材の味が感じられるヘルシーな豆花
『台湾豆花(トーファ)』640円
豆乳で作るなめらかな食感のプリン「豆花」が主役のスイーツも人気。砂糖は不使用で、どこか懐かしく優しい味わいです。
リピート率No.1の『台湾豆花』には、小豆、緑豆、生タピオカ、タロ芋とサツマイモで作るモチモチの団子「芋圓(ユーユェン)」、センソウと呼ばれるハーブ由来のほろ苦い「仙草ゼリー」をトッピング。一口ごとに、台湾伝統のスイーツが堪能できます。好みで別添えのシロップをかけて召し上がれ。
『ハトムギ豆乳豆花』680円
美と健康をテーマに、よりヘルシーに仕上げた『ハトムギ豆乳豆花』もあります。豆花をベースに、ハトムギ、緑豆、生タピオカ、ほんのり甘みを加えた無調整豆乳をオン。上品な甘さでクセがなく、ダイエット中でも罪悪感なく食べられます。栄養豊富な食材を組み合わせたスイーツは腸活にもぴったり。
寒い日にはホットでオーダーするのもおすすめ。体が温まるのはもちろん、素材そのものの甘さがより引き立ちます。
・台湾グルメが味わえるランチやタピオカドリンクも
『台湾美食ランチセット』1,100円 ※平日限定
2023年10月から新たにスタートした『台湾美食ランチセット』。鶏肉飯(ジーローハン)、魚丸スープ、漬物、ミニスイーツ、台湾茶付きで、一日10食限定です。
しっとり茹ででほぐした鶏むね肉をのせた丼「鶏肉飯」も、ひと工夫。たっぷりのショウガに、隠し味に台湾のスパイスを利かせたほんのり辛みのあるタレが決め手です。シンプルながらもやみつきになる絶妙な味付けで、箸が止まらなくなるおいしさです。
「魚丸スープ」は、エビとカツオでだしをとった、あっさり風味の自家製スープ。豚肉を包んだ、魚のすり身を練り合わせた団子(魚丸)が2個入っています。
ミニスイーツは、「豆花」、「仙草ゼリー」、「台湾カステラ」の3種類からチョイスOK。台湾茶は時期によって変わるので、何が登場するかは訪れてからのお楽しみです。
『台湾黒糖ミルク』560円
豊富なドリンクメニューの中でもイチオシなのが『台湾黒糖ミルク』。甘すぎず、黒糖の芳醇な風味が広がるスッキリとした一杯です。モッチモチの生タピオカもたっぷり。店内で1時間以上かけ、茹でてから蒸らすことで中までしっかり柔らかく仕上げています。
日本人好みにアレンジした台湾スイーツが自慢の「Good News Cafe」。トレンドだけでとどまるにはもったいない商品が豊富にスタンバイしています。お客さんの声を取り入れながら、今後も更なる進化を続けていくそう。台湾スイーツの新たな可能性を発見しに、気軽に訪れてみてはいかが?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年10月31日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。