神戸市西区櫨谷町にある「ハナサクプラス」は、週4日だけ営業するパン屋。国産小麦や地元産の野菜など、厳選した食材を使って丁寧に作るパンを販売しています。美しい断面が魅力のサンドイッチは、オーダーを受けてから一つずつ手作り。しっとり食感の食パンや、こだわりのあんこで作る菓子パンにも注目です。
・週4日営業のパン屋「ハナサクプラス」
神戸市西区、のどかな田園風景の中に佇む「ハナサクプラス」。月曜~金曜の週4日だけ営業する、隠れ家風のパン屋です。できるだけ地元産の野菜や国産の食材を使用し、作り置きはせず、出来立てを提供しています。黄色い扉のコンテナを目印に訪れて。
店頭には約30種類のパンがラインアップ。北海道産の小麦粉「キタノカオリ」を使用し、毎日でも食べ飽きない素朴な味わいが特徴です。開店と同時に全商品が出そろい、人気メニューは昼過ぎに売り切れることもあるそう。確実にゲットするには事前予約がベターです。
2022年8月から併設された、木のぬくもりあふれるカフェスペース。大人数でも利用できるテーブルや、四季折々の風景を眺められるカウンター席があり、ホッと一息つくのにピッタリです。
オシャレな雑貨や地元産の有機野菜も販売しているので、待ち時間にチェックしてみて。
・ボリューム満点!華やかなサンドイッチ
『アボカドベーコン』700円
看板メニューは、ボリューム満点のサンドイッチ。具材は10種類あり、オーダーを受けてから食パンを切り、一つずつ丁寧に手作りしています。キュウリ、紫キャベツ、ニンジン入りで野菜がしっかり摂れるのがうれしいポイント。キュウリは季節により、地元産の有機ベビーリーフになることもあるそう。
人気No.1の『アボカドベーコン』は、クリーミーなアボカドに、ベーコンのほどよい塩気がマッチした王道の組み合わせです。
『かぼちゃサラダとハム』600円
『かぼちゃサラダとハム』は、ホクホク食感を残しながら少量のマヨネーズだけで味付けしたカボチャサラダと、国産のロースハムをサンド。素材本来のおいしさをダイレクトに感じられます。
このほか、『ハンバーグ』や『キーマカレーとたまご』(各700円)などの具材も店内で手作り。どれも野菜がたっぷりで、罪悪感なくお腹いっぱいになれるサンドイッチです。
『フルーツサンド(イチゴ)』800円 ※5月末ごろまで
旬のフルーツを使った、美しい断面の『フルーツサンド』にも注目です。取材日は、神戸市西区産のイチゴ。大粒でみずみずしく、甘みと酸味のバランスが良い完熟イチゴがサンドされています。クリームチーズをベースにした自家製クリームは、甘ったるくなくサッパリとした味わい。食パン、フルーツ、クリームが三位一体となり、絶妙なハーモニーを奏でます。華やかでちょっぴり贅沢なサンドイッチは、手土産としても喜ばれること間違いなし。
・しっとり食感が自慢の食パンや菓子パンも
『かぼちゃ食パン』330円
サンドイッチに使用する『かぼちゃ食パン』は単品でも販売しています。国産バターや米油などシンプルな材料で作る素朴なパンは、毎日食べても飽きのこないおいしさ。生地にカボチャを練り込むことでほのかな甘みを感じられます。耳まで柔らかく、生で食べるとしっとりモチモチ、トーストすれば外はカリッと中はふんわり食感が楽しめます。
よりあっさりとした『食パン』(310円)と、ジューシーな甘さの『ぶどう食パン』(330円)もあるので好みに合わせてチョイスして。
『アンバタコ(つぶあん)』230円
ふんわり柔らかく焼き上げたパンに、神戸市西区の「池田製餡所」から取り寄せるあんこをたっぷり挟んだ『アンバタコ』も要チェック。小豆本来の風味をしっかり感じられるあんこで、ほどよい塩気の高千穂バターとよく合います。「つぶあん」のほか、「こしあん」と「おいもあん」も選べます。
このほか、『塩パン』(130円)、『ピザ―トースト』(200円)、『きなこあげパン』(180円)など、惣菜系からスイーツ系まで幅広く、リーズナブルな価格で用意しています。
地域に密着し、長年愛され続けているパン屋「ハナサクプラス」。男女問わず幅広い年齢層で連日にぎわい、毎週通うリピーターも少なくありません。一つひとつ丁寧に作るパンには、店主やスタッフの人柄が表れているよう。デイリーな朝食やちょっぴり贅沢なカフェタイムのお供に、体に優しいパンを選んでみてはいかが?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年1月20日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。