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2020.3.27
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【兵庫県】注目度満点のマンホールを一気に紹介!珍マンホールやデザインマンホールも♫

県内のあちらこちらを訪れると、目に飛び込んでくるカラフルなマンホール。ご当地キャラクターや風景、花を描いたものなど、どれも市や町の魅力がギュッと詰まっています。地域によってはセンスあふれる消火栓もあり、路上は芸術作品を展示するミニギャラリーのよう。さらに、意外と気づかない道路と一体化したマンホールやマンホールinマンホールなど、珍しい種類も紹介します。

 

<注意事項>
・撮影場所は撮影時に確認できた場所です。google Mapの場所とは異なる場合があります。
・場所によってデザインや形、色などが異なる場合があります。

1.城とマンホールが撮影できるレアな場所も(姫路市)

「平成の大修理」を終えた記念に製作された姫路城のマンホール。屋根や格子窓の線の間隔を広くすることで、城の白さが引き立つように工夫されています。姫路駅周辺4カ所に設置されているマンホールのうち、姫路城とマンホールが一緒に撮影できる場所がJR姫路駅前あるので要チェック!

【撮影場所】JR・山陽姫路駅周辺

●姫路駅周辺4カ所に設置されているマンホールのMAPはこちら!
姫路城を描いたマンホールのふたが姫路駅前に!? マンホールカードも配布中!


2.リアルなカッパが妖怪の町をアピール(福崎町)

福崎町出身の日本民俗学者・柳田國男の育った町らしく、マンホールには著書「故郷七十年」に登場するカッパが描かれています。播但線を走る小豆色の電車に乗って、大きな口を開けているのは「ガジロウ」、カッパの兄弟は「フクちゃん・サキちゃん」。福崎町を盛り上げるキャラクターとして活躍中!

【撮影場所】JR播但線「福崎」駅前

3.過去と未来のキャラクターが仲良く共存(上郡町)

約15年前に誕生した上郡町の当地キャラクター「円心くん」と「エイトちゃん」を描いたマンホール。円心くんのモデルは上郡町で生まれ、鎌倉時代から南北朝時代に活躍した「赤松円心」。エイトちゃんのモチーフは町内にある大型放射光施設「Spring-8」で、背景の模様は放射光の動きを表現しています。

【撮影場所】JR「上郡」駅前



4.マンホールに咲く色鮮やかなコスモスも満開に!(稲美町)

稲美町の町花「コスモス」を描いたマンホール。中央には稲のもみをデザインした町章が刻まれ、青空の下でかわいいピンクのコスモスが風に揺られて咲いています。また、マンホールが設置されている場所の前は花壇や天満大池があり、ちょっとした撮影スポット。インスタ映えする一枚を狙ってみて!

【撮影場所】JA農産物直売所「にじいろふぁ~みん」に隣接する「にじいろレストラン」入り口付近

5.日本初の新聞を発行した人物がココに!?(播磨町)

描かれている播磨町出身のジョセフ・ヒコは、日本初の新聞を発行した人物。13歳の頃、乗っていた船が漂流してアメリカの船に助けられ、同国で学問を学びました。外国の実情を日本に伝えたいとの思いで「海外新聞」を発行。今日の新聞の土台を築いた人物で、「新聞の父」と呼ばれています。

【撮影場所】JR「土山」駅前のバス乗り場


6.子供らしい絵とポップな色合いがキュート!(神戸市)

神戸港開港150年を記念して、2017年に設置されたマンホール。第2回、マンホールデザインコンテスト・小中学生の部の最優秀作品で、海・山に囲まれた自然豊かな神戸とパンダやゾウ、イルカなどの生き物がかわいく描かれています。ポップな色合いと子どもらしい絵に心がほっこり。

【撮影場所】JR「元町」駅前

7.姫路城をイメージする鳥と花で地元をアピール(姫路市)

消火活動に必要な水を供給するために設置されている消火栓に描かれているのはシラサギとサギ草。どちらも白鷺(しらさぎ)城とも呼ばれている姫路城をイメージした市鳥と市花で、羽根を広げて大空を飛ぶ雄大なシラサギの姿とひっそりと咲く可憐なサギ草が対照的に描かれています。

【撮影場所】JR「姫路」駅周辺

8.モダンな消火栓にハイカラな神戸をギュッと凝縮(神戸市)

風見鶏の館を中央に、左上はポートタワーと神戸海洋博物館、左下は北野異人館うろこの館、右上は神戸港とフェリー、右下はガス灯が描かれた消火栓。夕暮れ時を表現したようなバックの黄色がイラストを引き立たせ、神戸らしいハイカラな雰囲気を漂わせています。

【撮影場所】神戸市垂水区の五色塚古墳周辺

9.一目で分かるシンプルなデザインが魅力!(高砂市)

シンプルで分かりやすい消火栓。全国各地に消防車を描いた消火栓はあるけど、この絵なら、何のために設置されているのか、子どもにも伝わりそう。

【撮影場所】生石神社周辺

10.ポップに描かれた忠臣蔵の討ち入りシーン(赤穂市)

忠臣蔵で有名な赤穂市の消火栓は、赤穂藩の家老だった大石内蔵助がモチーフ。主君の仇(あだ)討ちをするため、陣太鼓を打ち鳴らし、討ち入りをする寸前のシーンをかわいいイラストで表現しています。実際討ち入りが行われた12月14日に合わせ、雪まで描かれているのも見逃せないポイント。

【撮影場所】赤穂市加里屋の駐車場前

11.アユのキャラクターがシュールでかわいい!?(加東市)

大きさは直径20cmほど。道路に埋まっている配水管の仕切弁の上に設置されています。描かれているのは加東市・旧滝野町のキャラクター「アユッキー」。アユ釣りスポットとして有名な景勝地「闘竜灘」のアユをモチーフに誕生しました。擬人化したキャラクターが「ナマズのよう」「シュールでかわいい」と言ううわさも。

【撮影場所】加東市観光協会付近

12.内部構造もずれた配置も気になる!?(西脇市)

地面の下はどのような構造になっている?大きなサイズの中に通常サイズが配置されたマンホールinマンホール。駅前や大型施設周辺で見かけることが多く、なぜか中央より少しずれた位置に配置されているのも気になります。

【撮影場所】岡之山美術館周辺

13.名脇役賞を贈りたい控えめなマンホール(姫路市)

歩道の石畳と一体化したマンホール。2色に分かれて敷かれた石畳の中央にあるため、色も区別し、石の配置も周囲ときれいにそろっています。「景観を損なわないようい」という配慮が感じられ胸がジーン。市町の魅力を主張するマンホールが多い中で、地味に歩道を支えているけなげな姿に名脇役賞を!

【撮影場所】JR「姫路」駅前

 

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2020年3月26日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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