ややハードルが高めな気もする土鍋炊きですが、コツさえつかめば案外簡単。ごはん炊き専用のものがなくても、家にある鍋ならなんでもOKなんです! 姫路にある古民家カフェ「米ギャラリー大手前」のお米マイスターに聞きました!
Step1計量
ザルとボウルを準備し、炊きたい量の米をカップできっちりと計量してザルに入れます(今回は米2合分)。
ザルとボウルは同じ大きさのものを使うと洗米時に安定します。
Step2洗米
水道水を流しっぱなしにしながら米に水を注ぎ、手でさっとかき混ぜて水を捨てます。
これを20秒間に3回繰り返しましょう。
ぬか臭くなるのを避けるため、水は素早く捨てて。
Step3浸水
土鍋に米を入れ、米と同量の水(2合の場合は180㏄。土鍋に目盛りがあれば基準通りに)を静かに注ぎ、そのまま30分浸水させます
夏場は雑菌が繁殖する危険も。
浸けすぎに注意するか冷蔵庫内で浸水をしましょう。
Step4炊飯
最初は強火にかけます。沸騰するまではふたを開けて中を確認してもOK。
泡がブクブクとふたにつくまでになったら沸騰の合図です!
Step5撹拌(かくはん)
沸騰したら弱火(とろ火)にし、ふたを開けてしゃもじで2回ほどさっとかき混ぜます。
その後再びふたをし、弱火のままにして約13分炊飯します
再びふたをした後は絶対に開けずにガマン!
Step6完成
13分経ったらふたを開けて空気を入れるように底からやさしく混ぜます。5分ほど蒸らせばふっくらおいしいごはんの完成です!
粒の立ったツヤツヤごはんはおかずがいらないおいしさですよ。
※この方法はあくまで一例です。鍋の仕様やコンロの状態によっても異なります。
口解けの良いおにぎりを作るポイント
ごはんはお茶わんに軽く1杯程度を準備します。アツアツでないとまとまりにくいので注意しましょう。
手水で濡らした手に好みの量の塩を取り、手のひら全体に行き渡らせます。
ごはんを握るときは圧力をかけすぎず、空気を含ませるようにふんわりと、かつ手早く握りましょう。
米粒がつぶれたり塩味がなじみにくくなったりするので、ラップを使うのは避けたほうがいいかも。
おいしいお米を食べたくなったら「米ギャラリー 大手前」へぜひ。
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2017年10月14日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。