香り高く、苦みや酸味、コクのバランスが整ったコーヒーを自宅でも楽しむには、新鮮でクオリティの高いコーヒー豆が必須。「いけだ珈琲焙煎室」では、“NOVO MARK Ⅱ”という少量から焙煎できる電気熱風式の焙煎機を使って、スペシャルティグレードの豆を少量から焙煎することで、その味と香りを高品質なままに保ちます。ハンドドリップコーヒーはテイクアウトもできるので、気に入ったコーヒー豆を購入して自宅で楽しんでみては。
鮮度重視!少量自家焙煎「いけだ珈琲焙煎室」
書写山のふもとに位置し、観光客や登山客が立ち寄るスポットになっている、自家焙煎コーヒー豆専門店「いけだ珈琲焙煎室」。取り扱う豆はすべてスペシャルティグレードのコーヒー豆です。
焙煎室には“NOVO MARK Ⅱ”という少量の豆でも自家焙煎できる焙煎機をセッティング。
ガス式の焙煎機が多い中で、電気熱風式である焙煎機を導入したのは、えぐみがなく後味がスッキリ仕上がる熱風式の味に惚れ込んだから。さらに新鮮なコーヒー豆の販売に必須となる少量焙煎を可能にするマシンであることが理由だそう。
スペシャルティグレードのコーヒー豆
『自家焙煎珈琲豆』
100g、200g(値段は豆の種類によって異なる)
「いけだ珈琲焙煎室」のコーヒー豆は、マイルドで優しい酸味を意識して、ターゲット層を絞っているそう。コーヒーの酸味が苦手なお客さんからも「飲みやすい」と高く支持されています。
また、焙煎前の生豆(なままめ)の小分け販売もあり、自宅で手網焙煎するために購入するお客さんも多いのだとか。
コーヒー豆の劣化を防ぐため、日光を避けて専用の保冷庫で保管するこだわりぶり。普段は写真のように珈琲豆が店頭に並ぶことはありません。
「やるからにはとことんこだわって、高品質なコーヒー豆を届けたい」と品質管理と超少量焙煎を徹底しています。
オリジナルブレンドは深煎り『しっかり』(100g/600円)の1種類。
シングルオリジンはその時々で良い状態の豆をピックアップします。取材時のシングルオリジンは以下の通り。
※シングルオリジン・・・品種の違うコーヒー豆をブレンドすることなく、産地も国単位でなく、農園や生産者など、より小さい単位で一銘柄とするコーヒー豆のこと。生産者の顔が見えるため、生産方法にこだわった上質で安全な豆が多い。
・グァテマラ アンティグア レタナ農園(中深煎り)100g/650円
・エルサルバドル サンタアナ サンタマリア農園(中深煎り)100g/600円
・コロンビア KYOTO農園(中煎り)100g/550円
・インド ポアブス農園 ビオダイナミック ナチュラル(深煎り)100g/600円
ハンドドリップで煎れた『スペシャルティコーヒー』はテイクアウトOK!
『テイクアウトコーヒー』各400円
SCAJ認定のコーヒーマイスターである店主が自らハンドドリップしたコーヒーをテイクアウトすることができます。
※SCAJ・・・日本スペシャルティコーヒー協会
コーヒーを購入した観光客や登山に来た人たちが外のベンチに座って一息つくことも多いそう。
世界各国の高品質なコーヒー豆を求めている人こそ訪れてほしい「いけだ珈琲焙煎室」。まずはテイクアウトコーヒーでお気に入りの味を探してみては。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年5月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。