【加古川】「VERGER(ヴェルジェ)」オープン！旬の味覚を楽しめるクレープ＆ジェラート店

2025年6月26日、「加古川ヤマトヤシキ」の1階にオープンした「VERGER(ヴェルジェ)」は、クレープとジェラートの専門店です。生地からこだわった自慢のクレープは、サクッと香ばしい生地となめらかなクリームが相性抜群。季節ごとに登場する限定メニューもあり、訪れるたびに新しい味わいに出合えます。

・クレープ＆ジェラート店「VERGER(ヴェルジェ)」

2025年6月26日、JR加古川駅南口の目の前にある「加古川ヤマトヤシキ」の1階に、クレープやジェラートを楽しめるスイーツショップ「VERGER(ヴェルジェ)」がオープンしました。

白を基調とした爽やかな外観においしそうな写真が並び、店の前を通るとバターの香ばしい匂いがふわり。思わず足を止めたくなります。

同店の誕生は、同市にある「みとろ果樹園」で課題となっていたフードロスがきっかけ。「サイズが不ぞろいだったり、小さな傷があったりといった理由で破棄されてしまう果物を、スイーツとして活用してほしい」という声が、5年間パティシエとして修業してきた店主に伝わり、開業の夢に至りました。

「VERGER」は、フランス語で「果樹園」を意味します。今後は、定番メニューに加え、旬の果物を使った期間限定商品も続々と登場し、まるで果樹園で味覚狩りをするように、スイーツで果物の旬を楽しめるようになる予定です。

店内にはイートイン席が6席。窓から光が差し込み、白を基調とした明るい空間で、焼き立てのクレープや濃厚なジェラートをゆったりと楽しめます。もちろんテイクアウトもOKです。

・クリームがたっぷりで贅沢なクレープ

『シュガーバター』350円

鉄板の上で生地を焼きながら仕上げられていく『シュガーバター』。バターを塗った生地に、大きめのグラニュー糖をぱらりと散らしたシンプルなクレープです。

まずはクレープ生地のパリッと感とほのかな甘みを感じてみて♪食べ進めるとバターの香りとグラニュー糖のザクっとした食感へと変わり、いくつもの表情を持ち合わせています。

左から『マロンクリーム』450円※9～11月限定、『生クリーム＆カスタード』400円

『マロンクリーム』と『生クリーム＆カスタード』は、生地にクリームが合わさって、モッチリとした食感が特長です。

『生クリーム＆カスタード』400円

『マロンクリーム』は、生クリームと、店内仕込みのマロンクリームを使用した秋らしさを感じる秋季限定商品。2種類のマロンピューレを使ったマロンクリームは濃厚で、栗本来のほくほく感がある甘みがたまりません！提供期間は9～11月のみなので食べ逃しなく！

・濃厚な味わいにハマる！自家製ジェラート

左から『シングル(抹茶)』、『シングル(マロンミルク)』300円　※9～11月限定

ジェラートは定番6種類に加えて季節限定の味もラインアップ。『シングル』は300円、『ダブル』は500円で楽しめます。

「抹茶」は、ほどよい渋みとほんのりとした甘さが合わさった大人な味わいで、暑い季節にぴったり。

取材日の期間限定は「マロンジェラート」。自家製のミルクアイスと、マロンピューレを使用した自家製のマロンアイスを合わせており、サッパリとしたミルクの風味と濃厚な栗の風味が絶妙にマッチ。シングルでも”2度おいしい”一品です。

『梅サイダー』500円

季節に合わせたドリンクもスタンバイ。『梅サイダー』は、「みとろ果樹園」の梅をシロップ漬けにして作られた爽やかな一杯。シュワっとした炭酸と梅の甘酸っぱさがマッチし、最後はシロップに漬かって甘くなった梅の果肉まで味わえます。夏場は仕事帰りのご褒美として購入する人もいるんだとか。

取材日はプルーンのシロップ漬けもあり、今後は今まで以上に旬の果物を使ったスイーツやドリンクが登場予定とのこと。「果物や自然の魅力を発信して地域に貢献したい」との思いから、新メニューの開発や農園・果樹園でのイベントなども計画中とのことで、今後の展開からも目が離せません。

定番メニューから、旬の素材を使った期間限定スイーツまで、季節によって新しい発見がある同店。おいしい香りに誘われて、立ち寄ってみてはいかが。

■詳細情報

■DATA

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2025年9月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。