神戸市中央区、阪神西元町駅やJR神戸駅からすぐの場所に2023年10月6日にオープンした小さな洋菓子店「makostandard(マコスタンダード)」。三重県桑名市の人気店が神戸に移転しました。パティシエでもある店主の思いやこだわりを大切に、お客さん一人ひとりを丁寧におもてなしする、新しい形でリスタート!店主がケーキと向き合い、手間暇かけて作り上げた極上の洋菓子を味わってみて。
・「makostandard(マコスタンダード)」
神戸市中央区、阪神西元町駅やJR神戸駅からほど近い角地にあるケーキ屋「makostandard(マコスタンダード)」。三重県桑名市から移転し、2023年10月6日に神戸でオープンしました。
三重県で8年間営業していたケーキ屋は多くのファンが訪れる人気店となっていましたが、「忙しさのあまり自分が本来やりたいこととのずれを感じ、葛藤が生じていた」と語る店主。
小さい店舗で、お客さん一人ひとりとの接客やケーキと向き合う時間を大切にできるお店を作るために、移転を決意したんだそう。12年前に修行していた地でもある神戸で新たなスタートを切りました。
新店舗では、「自分のやりたいことを実現するため、ぶれない基準(スタンダード)を大切にしたい」という願いを込めて店主の名前をアレンジし「makostandard」と名付けたそう。店主自身が店頭に立ち接客をする機会も増え、「それがとても新鮮で楽しい」と語ります。
誰にも気を使うこともなく、それぞれのペースで買い物を楽しんでもらうために、同店では1組ずつの入店に制限しています。丁寧な説明や会話を通してお客さんをおもてなしすることを大切にしているんだとか。
時間帯によっては並んで入店を待つ必要がありますが、その分じっくりとケーキ選びを楽しめると評判です。夕方前には売り切れることも多いので、早めに訪れるのがベター。
さらにケーキと向き合う時間が増えたことで、より手間暇をかけたケーキ作りにこだわれるようになったそう。素材にこだわるのはもちろん、ほかとは異なる味や食感、焼き立てのお菓子を提供することで、洋菓子店の多い神戸の地で、同店ならではの明確な違いを感じてもらえるように心掛けています。
・手間暇かけて作られた極上ケーキ
『カシスバニーユ』700円
『カシスバニーユ』は、下はブルーベリー入りのタルト、上はホワイトチョコとマスカルポーネチーズのムースの二層で構成されているケーキです。
バニラの香りがしっかりついたムースの中には、酸味のあるカシスソースとホワイトチョコレートのガナッシュが入っています。舌先でとろけるムースの食感とカシスの甘酸っぱさは、ずっと味わっていたくなる絶妙なおいしさです。
『フォンダンショコラ』430円
シンプルながらもこだわりの素材を使っている『フォンダンショコラ』。ビターなベトナム産チョコレートとバター、奥丹波の卵をふんだんに使用し作られています。
サイズは小ぶりながら、まろやかで濃厚なチョコレートの風味と口溶けに、十分な満足感を得られること間違いなし!ビターなコーヒーとの相性も抜群です。
・ギフトにもオススメ!自慢の焼き菓子
『フィナンシェ』330円
同店自慢の焼き菓子『フィナンシェ』は、北海道産バターをじっくりと焦がして風味を引き立たせ、丁寧に作り上げた自信作。しっとりとした食感と、じゅわっとにじみ出るバターの風味は王道のおいしさです。
『エンガディナー』430円
スイスのエンガディン地方発祥の焼き菓子『エンガディナー』は、バターの風味を引き立たせるために、あえて低温で焼き上げています。サクッとした生地の中にはクルミとキャラメルがぎっしりと詰まっていて、一口食べると、鼻に抜ける豊かな香りと共に贅沢な味わいを楽しめます。
丁寧に作られた焼き菓子は、種類も豊富。詰め合わせの焼き菓子ギフトボックスも用意されているので、大切な人へのお土産やギフトにもオススメです。
神戸で移転オープンして以降、早くも三重からわざわざ足を伸ばして訪れてくれたお客さんが数組いたことに驚き、感激したという店主。以前の店でも多くのお客さんに愛されていたことが分かります。
手間暇かけて丁寧に作り上げたお菓子を販売する「makostandard」。そのおいしさを知ってもらいたいと語る店主が作るケーキや焼き菓子を買い求めに訪れてみて。
■詳細情報
■DATA
makostandard(マコスタンダード)
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年10月25日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。