【神戸元町】健康的な中華粥が人気の「甜蜜蜜(ティムマッマッ)」オリジナル香港スイーツも♪

神戸市中央区の元町にある「甜蜜蜜(ティムマッマッ)」は、魚介ベースの優しい中華粥をはじめ、薬膳の知識を取り入れた香港グルメが楽しめる店。厳選食材で手間を惜しまず作るスイーツは、贅沢なカフェタイムを演出してくれます。本場から仕入れる種類豊富な中国茶にも注目を。

・「香港甜品店 甜蜜蜜(ホンコンスイーツカフェティムマッマッ)」

神戸市中央区、大丸神戸店の北側に店を構える「香港甜品店 甜蜜蜜(ホンコンスイーツカフェティムマッマッ)」。厳選した食材を使用し、美容と健康を意識した中華料理やスイーツを提供しています。香港が好きな人や、おいしい中華粥に魅了され長年通うリピーターも多い人気店です。

地下に足を一歩踏み入れると別世界が広がります。エンジ色を基調とした店内は、敷き詰められたタイル、ボックス席、ガラステーブルなど、香港映画に出てくる喫茶店をイメージしたインテリアで統一。アンティークのライトが妖(あや)しい魅力を放つ非日常な空間は、ちょっとした旅行気分に浸れそう。

・薬膳食材入り！優しい中華粥＆あえ麺

『香港美肌粥セット』1,450円

ランチタイムの人気メニューは、薬膳の知識を取り入れ厳選食材にこだわった『香港美肌粥セット』。香港粥、大根餅、惣菜、中国茶がセットになっています。

ベースとなるのは、青森県産の干し貝柱と台湾産の干しエビを使った贅沢な魚介スープ。香り高くサラッとしたジャスミン米に、食感の良いハトムギやハスの実を加えじっくり炊き上げています。栄養豊富な食材から旨味があふれ出し、トロトロとした食感はまるで米のポタージュ。日本のお粥とは全く異なる味わいに、一度食べるとやみつきになりそう。

具材は3種類から選べ、取材日は「ピータンと自家製塩豚」をチョイス。本場では定番の組み合わせです。1種類は週替りなので何度でも飽きることなく楽しめるのもうれしいポイント。

干し貝柱や干しシイタケなどの旨味がギュッと詰まった自家製の「大根餅」は、外はカリッと、中はトロッとした食感です。惣菜にも薬膳食材を取り入れ、取材日は「小松菜と黒木耳の白和え」が登場。週替わりの中国茶は「大紅袍観音(だいこうほうかんのん)」。しっかり焙煎された、香ばしく豊かな香りが広がるクセのない一杯です。

『きのことニラのあえ麺＋ミニ香港粥セット』1,650円

香港で親しまれている汁なし麺「ローメン」をアレンジした『きのことニラのあえ麺』にも注目です。平たくて細めの玉子麺に、干しエビや干しシイタケなどを漬け込んだオイスターソースがベースの特製タレを絡めて召し上がれ。濃厚でコクがありながらもあっさりとした味わいが特徴です。

・オリジナル香港スイーツや種類豊富な中国茶も

『杏仁豆腐』750円

手間を惜しまず丁寧に作る『杏仁豆腐』は定番スイーツ。杏の種の中にある「仁」を細かくペーストにして絞り出すという工程を繰り返して作る本格派です。牛乳や香料は一切使っていないので、2種類の杏仁のエキス本来の香りを存分に堪能して。

『中国三大紅茶のミルクティーチーズケーキ』650円

香港スイーツにあまり馴染みのない人におすすめしたいのが『中国三大紅茶のミルクティーチーズケーキ』。甘みとコクのある「特級滇紅(とっきゅうてんこう)」、世界三大紅茶の1つで芳醇な香りの「祁門紅茶(きーまんこうちゃ)」、ちょっぴりスモーキーな「正山小種(せいざんしょうしゅ)」を使用しています。甘さを加えることで茶葉のクセは抑えられ、食べやすくなるから不思議。コク深さとしっとりとした食感が魅力の大人なチーズケーキです。

『西米布甸(さいまいぽうでぃん)』700円　※9月中旬〜3月中旬頃

季節限定のスイーツも登場します。秋季からは、素朴なカスタード生地に、たっぷりの白いミニタピオカと、ハスの実から炊いた自家製あんが入った焼きプリン。トロッとクリーミーなプリンと、弾力のあるタピオカの食感が楽しいスイーツです。焼き立てを提供しているので、グツグツとしたおいしい状態をご賞味あれ。

『甜蜜蜜』800円

中国茶も種類豊富に用意しています。オリジナルブレド『甜蜜蜜』は、上品な香りのジャスミンに、バラのつぼみと有機菊花茶を合わせています。急須に浮かぶ茶葉が美しく、見た目にも香りにも癒やされること間違いなし。小さめのおちょこで一口ずつ、繊細な風味をじっくり味わいならが飲むのが中国スタイルです。

医食同源の考えが根付く香港の食文化を広め、食べて健康になってもらいたいという思いで始まった「甜蜜蜜」。オフィス街に位置することもあり、働く女性を応援するため全てのメニューが時間を問わず注文できます。忙しい日の遅めのランチや、ちょっとした休憩に、おいしい香港グルメでリフレッシュしてはいかが？

■詳細情報

■DATA

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年9月26日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。