2024年5月、高砂市高砂町にオープンした「ペンギンクレープ」。もっちり食感が魅力のクレープ専門店です。ペンギンの住む海をイメージした爽やかなクレープをはじめ、子どもから年配の人まで楽しめるメニューが豊富。食べるのがもったいないほどかわいらしいビジュアルにキュンとします。贅沢なトッピングの期間限定クレープも要チェック。
・クレープ専門店「ペンギンクレープ」
山陽電鉄高砂駅から南へ歩いて約10分、「高砂銀座商店街」のほど近くに店を構える「ペンギンクレープ」。約4年間にわたり、播磨エリアを中心にキッチンカーで人気を博したクレープ専門店です。
店主はかねてより、「お客さんとゆっくり会話をしながら、天候を問わずに提供できる店舗を持ちたい」という思いがあったそう。地元である高砂市で縁があり、2024年5月17日に満を持して実店舗をオープンしました。
「毎日を頑張る自分へのご褒美に、小さな幸せとワクワクを届けたい」というコンセプトをもとに、ファーストインプレッションで気分が上がるようなクレープを作り上げています。
店名の「ペンギン」は、店主がペンギンの元飼育員という経歴を持つことに由来しているというから驚き。ペンギンだけにとどまらず、動物好きならきっと話に花が咲くはずです。
店内はキッチンカーの雰囲気をそのままに、爽やかなミントブルーと白で統一。友人や地元の人の協力のもと改装した、手作り感あふれるアットホームな空間です。
ペンギンのぬいぐるみや置物は、ほとんどがお客さんからのプレゼント。クレープを片手に笑顔を見せる人々の写真も飾られ、老若男女に愛されていることが伺えます。
フォトスポットも設置され、びっくりした表情がなんともキュートなペンギンと一緒にクレープを撮影することができます。お昼時や夕方に混雑することが多く、14：00～16：00ごろが来店の狙い目。
・もっちり食感！選べるクレープは20種類以上
生地だけでもおいしく食べられるよう配合にこだわったクレープは、もちもちとした食感が魅力。ホイップやカスタードも十数種類を食べ比べ、生地とマッチするものを厳選しています。それぞれが主張するのではなく、三位一体となりスッキリとした後味になるよう計算。シンプルに見えるメニューでも、惜しみなく具材を詰めることで食感や味にグラデーションを生み出し、最後の一口まで飽きずに食べ進められます。
レギュラーメニュー約20種類に加え、2〜3種類の期間限定メニューが随時登場。トッピングを追加することもでき、自由にカスタマイズ可能。メニューによっては持ち帰りできるので、家族や友人への手土産としても喜ばれること間違いなしです。
『ペンギンクレープ』700円 ※数量限定
看板メニューは、アデリーペンギンの生息地をイメージした『ペンギンクレープ』。海はブルーハワイ味の自家製ゼリーで表現。切り方を工夫することでキラキラと輝いて見えます。氷はナタデココ、雪はホイップ、オーロラはくるくると細く焼いた生地と、細部にまでこだわりが満載。パイナップルやビスケットもトッピングされ、暑い季節にぴったりの爽やかなクレープです。
左から『ハッピーみかん』650円、『キャラメルナッツクリーム』700円
店主のイチオシは『キャラメルナッツクリーム』。塩気の利いたミックスナッツが中にもごろごろ入っていて、味も食感もインパクト抜群です。キャラメルソースと合わさることで甘じょっぱさがやみつきなり、リピート率が高いのも頷けます。
カラースプレーでデコレーションした『ハッピーみかん』は、『ハッピーバナナ』(650円)や『キャラメルオレオクリーム』(600円)と並ぶ、子どもに人気のメニューです。
『抹茶ティラミス』750円
和風が好きなら『抹茶ティラミス』がおすすめ。たっぷりのマスカルポーネクリームに、京都産の無農薬の抹茶パウダーをオン。豊かな風味が口いっぱいに広がります。食べ進めると、抹茶味のケーキやクッキーもお目見え。最後の一口まで抹茶尽くしで、抹茶好きもうなるおいしさです。
このほか、表面をパリッと炙ったブリュレシリーズや、甘いものが苦手な人にぴったりのおかず系など、ラインアップは豊富。クレープ生地でアイスクリームを包み、フローズンフルーツやホイップをトッピングしたパフェも3種類を用意しています。
・豪華なトッピングの期間限定メニューも登場
『マンゴータルト』850円 ※2024年8月末ごろまで
取材日の期間限定メニューは『マンゴータルト』。たっぷりのフローズンマンゴー、マンゴークリーム、マンゴーソースと、トロピカルな味わいながら、意外とさっぱり食べられます。中はホイップクリームとカスタードのほか、クッキーの食感がアクセントに。
期間限定メニューはつい盛り過ぎてしまい、より贅沢なクレープに仕上がるんだとか。夏には「チョコミント」、秋には「モンブラン」などが登場し、これを目当てに毎月通うリピーターも少なくないそう。最新メニューは公式Instagramをチェックして。➡︎公式Instagramはこちら
キュートな見た目だけでなく、食後でもぺろりと食べられるよう工夫された「ペンギンクレープ」。店主の明るい人柄も魅力で、クレープを待つ間に会話を楽しむのも醍醐味の一つです。情緒ある高砂の町歩きコースに加えてみてはいかが？
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年6月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
