2024年3月3日、淡路島西海岸沿いに、食堂とカフェ、市場が集まった複合施設「淡路島MURA.(ムラ)」がオープン。目の前には青い海と空が広がり、絶景を眺めながら過ごすことができます。淡路島の捕れたての魚介を使用したランチや、フォトジェニックなスイーツなど淡路島の魅力がギュっと詰まった島グルメを堪能してみては。
・「淡路島MURA.」
2024年3月3日、神戸淡路鳴門自動車道北淡ICから車で5分ほどの場所に、「淡路島MURA.(ムラ)」がオープン。1階は「MURAcafe」と「MURA市場」、2階は淡路島の海の食材をたっぷり使った和食が味わえる「MURA食堂」が入っている複合施設です。目の前には淡路島西海岸の海が広がり、景色も抜群。ピンクをイメージカラーとした店舗はかわいらしく、インスタ映えも期待できそう。
大阪出身のオーナーが淡路島の魅力をもっと広めたいと「MURAプロジェクト」を開始。「MURA」と名付けたのは、「この一帯を淡路島の食材や景色、お土産などを堪能できる一つの”村”のような場所にし、そこから町、都市へと大きく発展させたい」という思いからきているそう。さらに2024年夏には、ビーチや海の家などがオープン予定で、今後もますます目が離せません。
2階の「MURA食堂」は海側の大きな窓からさんさんと陽が射し込み、明るい開放的な雰囲気。テーブル席がたっぷりあるのでグループや家族連れでの利用も可能です。
屋内スペースの他に、より開放感を味わえるバルコニー席も完備。晴れた日は潮風を感じながら、気持ちのいい空間で食事を楽しむことができます。
1階の「MURAカフェ」はサーフボードや丸いテーブル席が並び、カジュアルな雰囲気。旅の途中に気軽に立ち寄れるオープンな空間となっています。窓からは青い空と海、かわいらしい灯台も見えるのでフォトジェニックな写真が撮れそう。
外にはビーチが目の前に広がるテラス席もあり、ワンちゃん連れでの利用もオススメ。席に限りがあるので予約がベターです。
・「MURA食堂」で淡路島の海の幸を満喫
『淡鯛の大満足定食』3,800円
2階の「MURA食堂」では淡路島の新鮮な魚介を使った料理を味わうことができます。お皿に淡路島の名産品である「淡路瓦」を使用するなど、見た目はもちろん、メニューのネーミングもこだわりが感じられ、どれも魅力的で迷ってしまいそうです。
その日に淡路島の海で採れた鯛を使用した『淡鯛の大満足定食』は、その名前の通りボリューム満点で、見た目も豪華な心もお腹も大満足なメニュー。鯛を丸々1匹食べつくす贅沢な気持ちが味わえます。定食には季節によって変わる地元で採れた野菜の小鉢と淡路島産ワカメの味噌汁が付いていて、淡路島の食材を思い切り楽しむことができます。
きれいな桜色をした鯛のお造りは、その日に漁師さんから届いたものを、注文を受けてからさばいているので新鮮そのもの。弾力のある歯ごたえとほのかな甘みが口の中に広がります。
お造りにした後の鯛のお頭は煮つけに。優しい味付けで、淡鯛本来のうま味がたっぷり味わえます。
ごはんは釜炊きの『鯛めし』。フタを開けるとホカホカの湯気が上り、香ばしい香りが食欲をそそります。鯛のうま味が染み込んだ優しい味わいで箸が止まりません。
締めは鯛めしに出汁を注いだ出汁茶漬けを味わって。出汁のうま味が鯛の甘みをさらに引き出し、上品な味を楽しむことができます。豪華な鯛づくし定食の最後をすっきりと締めくくってくれ、大満足間違いなしです。
・インパクト抜群のメニューが勢ぞろい!
『蛸壺からびっくりたこ定食』2,800円
『蛸壺からびっくりたこ定食』はインパクト抜群の人気メニュー。淡路島産のタコ足を注文を受けてから炙っていて、香ばしい香りに期待が高まります。味付けはポン酢、自家製梅肉、醤油の3種類からお好みで。
定食のごはんは、自社農園で作った米を使い、2種類を混ぜた同店のオリジナルブレンド米。注文を受けてから火をつけて20分ほどで炊きあがる銀しゃり釜めしです。プラス料金で『鯛釜めし』、『たこ釜めし』、『季節の釜めし』に変更することが出来ます。
お箸で持ち上げると、タコ足のボリュームに改めてびっくり。弾力のある食感で、食べ応え抜群です。吸盤のコリコリとした食感にやみつきになってしまうかも。
『天ぷら天こ盛定食』2,500円
旬の魚と野菜が味わえる『天ぷら天こ盛定食』も人気。取材日は赤あしエビと、淡路島産タマネギなどの地元の野菜がスタンバイ。その日の仕入れによってメニューが変わるので、何度訪れても楽しめそう。新鮮な食材を体の中にたっぷり取り入れて気持ちもお腹も大満足です。
食べるときは、天つゆと藻塩どちらでも楽しむことができます。オススメは淡路島の藻塩。まろやかな塩味が天ぷらにぴったりです。
『生しらす丼』1,500円 ※4月下旬~11月ごろ限定
淡路島の海で捕れるシラスを使った「生シラスどんぶり」は淡路きってのご当地グルメ。4月~11月ごろの季節限定で食べられます。同店の『生シラス丼』は生シラスの他、新鮮な淡鯛、ワカメ、卵黄が乗った豪華な一品。プリっとした食感とほのかな甘みが口いっぱいに広がります。いろいろなお店で食べ比べてみては。
・「MURAcafe」で味わうハワイアンスイーツ
左から時計周りに『チョコレート』1,200円、『プレーン』1,200円、『ヨーグルト&グラノーラ』1,350円
1階はハワイアンスイーツを中心としたカフェとなっていてモーニングの利用もできます。スーパーフードとよばれる「アサイー」をたっぷり使った「アサイーボール」はハワイで人気のメニュー。同店では『プレーン』、『ヨーグルト』、『チョコレート』の3種類がスタンバイ。どれも見た目が鮮やかで乙女心をくすぐられます。
中にはアサイーと新鮮なフルーツがたっぷり。アサイーにはポリフェノールや鉄分などの栄養素が含まれているので美容にもよいのだとか。おいしく体にうれしいメニューをぜひ味わって。
『いちごマラトッツオ』480円、『ムラブレンドコーヒー』500円
ハワイのご当地スイーツである「マラサダ」と「マリトッツオ」を掛け合わせた『マラトッツオ』は、かわいらしい見た目で人気の商品。中に入っているのは「淡路島の匠牛乳」を使用したヨーグルトクリームです。さっぱりとした爽やかな甘さとなっていて、淡路島産のイチゴとの相性もばっちり。
コーヒーは大阪の焙煎カフェ『チャオッペ』で焙煎した同店のオリジナルブレンド。深煎(い)りコーヒの香ばしい香りに癒やされます。鮮やかなブルーのカップもキュート♪
『カフェラテ』550円
ドリンクメニューは、コーヒー、ティー、ジュースなど10種類以上がラインアップ。すべてテイクアウトが可能です。かわいいカップと冷たいドリンクは暑い季節の旅のお供にもぴったりですね。
・淡路島のお土産は「MURA市場」にお任せ♪
「MURAカフェ」には淡路島の新鮮な野菜や特産品が買える「MURA市場」を併設。淡路島のお土産選びができるので旅行者にはうれしいポイントです。2階の食堂で使用されている調味料や味噌なども購入することができます。
『あわぢびーる』各650円
淡路島で作られたクラフトビール『あわぢびーる』の購入も可能。スタイリッシュなラベルでお土産にぴったりです。それぞれ味が違うので飲み比べてみては。
これからますます発展していきそうな複合施設『淡路島MURA.』。訪れるたびに変化がありそうで、何回でも行きたくなる場所です。景色も味も最高の村で、淡路島の楽しい思い出を作ってみてはいかが?
■詳細情報
■DATA
淡路島MURA.(ムラ)
- 所在地
- 兵庫県淡路市育波16-2(ナビ検索は淡路市育波15)
- 電話番号
- 食堂:0799-84-0501
カフェ・市場:0799-84-0500 - 営業時間
- 食堂/11:00〜17:00
カフェ・市場/7:30〜17:00(モーニングは〜L.O.10:30)
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年4月28日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。