加古川市平岡町にオープンした「CAFE gecko」は、納屋を改装した小さなギャラリーカフェ。野菜をたっぷり使用したランチや本格的なスイーツが自慢です。こだわりのコーヒーやオリジナルドリンクもぜひ一緒に。
喫茶と画廊「CAFE gecko(ゲッコー)」
JR土山駅から歩いて10分、国道2号沿いに店を構える「CAFE gecko」。アートに触れながらホッと一息つける空間を提供したいと、2020年5月7日にオープンしました。
geckoは英語でヤモリの意味。工事の時にひょっこり姿を現したヤモリの家族に出会い、縁起が良い生き物とされていることからこの名をつけたそう。月にヤモリがのっているイラストのロゴには、もう1つの“ゲッコウ(月光)”を描く遊び心も。
自宅の納屋を改装した店内。画廊を兼ねているので、作家さんそれぞれのテイストに合うよう、キャンバスをイメージしたホワイトを基調に。ヒバを使用したテーブルやカウンターなど、店主お気に入りのアイテムがそろう空間はスタイリッシュで落ち着いた雰囲気です。
趣ある梁(はり)見せ天井が、納屋の面影を残しています。外から屋根の部分を見ると、瓦屋根もちょっとだけ顔を出しているので探してみて。
野菜たっぷりヘルシーランチ
『キッシュプレート』1,000円
ランチは3種類で、それぞれのメイン料理にサラダ、4種類のマリネ、野菜のポタージュがセットになっています。地元で採れた野菜をふんだんに使用したヘルシーなランチです。
ポタージュには季節の野菜を使用していて、取材日はシイタケが主役。玉ねぎ、じゃがいもと一緒に無水調理で煮出し、牛乳と合わせています。野菜のうま味をしっかり感じられる濃厚な味わいです。リンゴを使った自家製ドレッシングをかけたサラダや、ドライマンゴーの優しい甘みがマッチしたにんじんラペなど、一つひとつにこだわり、丁寧に調理しています。
メインのパイ生地から作るキッシュは、ボリューム満点の厚みが自慢。トマトやアボカドなど野菜がゴロゴロ入っていて食べごたえバッチリです。サクサクのパイ生地と、驚くほどふんわりジューシーなフィリングのバランスがやみつきになりますよ。
『エスニック風チキンライス』1,000円
五穀米に蒸し鶏をのせたエスニック風のチキンライス。ナンプラーが効いたソースには、あっさり仕上げたチキンをあわせてあるので初めての人も食べやすいメニューです。
ランチはこのほか、コッペパンから手作りするサンドイッチもあります。具材は日替わりなので、訪れてからのお楽しみ。
自家製ケーキとかわいい焼き菓子
『アップルパイ』500円
パイ生地、フィリング、クルミのクランブルが3層になった、オリジナルアップルパイ。シナモンが効いたトロッとしたりんごに、クルミの食感がアクセントになっています。あたたかいアップルパイと、冷たいアイスクリームのハーモニーを楽しんで。
スイーツはドリンクとセットで150円引きです。
テイクアウトできる焼き菓子の販売も。少しずつ表情の異なるパンダ形のクッキーは、食べるのがもったいないほどの愛らしさです。
こだわりコーヒーとオリジナルソーダ
『コーヒー』450円
コーヒーは、明石市にある自家焙煎コーヒー専門店「GASSE(ガッセ)」でオリジナルブレンドしてもらった豆を使用。オーダーを聞いてから、ハンドドリップで1杯ずつ丁寧に淹(い)れています。酸味は少なく、ケーキに合うようスッキリした苦味が特徴です。カフェオレで飲むのもオススメ。
●GASSE(ガッセ)の詳細記事はこちら!
【明石】好みのコーヒーが見つかる!自家焙煎のコーヒー専門店「GASSE(ガッセ)」
『赤紫蘇ソーダ』500円 ※期間限定
ドリンクは、季節によって変わる自家製シロップを使用したソーダが豊富。『赤紫蘇ソーダ』はサッパリした酸味が特徴です。素材本来の味が感じられ、シュワっと爽快で夏にピッタリ。テイクアウトもOKです。
『いちごソーダフロート』600円 ※期間限定
ドリンクはプラス100円でフロートに変更可能。いちごの果肉が入ったソーダに、アイスクリームが溶け込んで優しい味わいになりますよ。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2020年6月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。