“ギャラリー”と聞くと入りづらいイメージを持っている人もいるのでは。でもそれが、カフェを備えたアットホームな雰囲気のギャラリーだったら…?落ち着いたギャラリーでカフェも楽しめて、気分はまるでオシャレな邸宅に招かれたかのよう。スイーツを盛り付けるのは作家の器。そのすてきな器使いに惚れぼれ。
気軽に立ち寄れるギャラリー「クラフト 空のいろ」
赤穂の人気スポット、“きらきら坂”から車で10分ほど。国道250号線沿いにある「空のいろ」。
オーナーは器のコレクターで、趣味が高じてギャラリーを持つに至ったそう。「空のいろ」はカフェを併設していて気軽に入れるアットホームな雰囲気です。カフェを始めたのは、飲食シーンで器を手に取り、その良さを肌で感じてほしかったから。
ギャラリー初心者もウェルカムです。
玄関から一歩中へ入ると、1つ目の部屋にメインギャラリーがあります。シンプルで開放感あふれる空間に、器や小物を中心とした作家の作品がセンス良く配され、鮮やかに映えています。
ギャラリーには約50人の作家の作品が並び、個展、企画展、常設など、その時々で展示内容は大きく変わります。2020年10月に「島本契司個展」、2020年11月には「ウエダキヨアキ個展」を開催予定です。
開催期間など最新情報はインスタグラムで随時更新。➡︎@soranoiro_non
奥に続く通路を進むとゆったりくつろげるカフェスペースが広がります。1人でのんびりコーヒーを飲んだり、友達とちょっと休憩したり、癒やしの時間が過ごせます。
縁側に並ぶ作品を眺めながら、長テーブルでお茶やスイーツを楽しんで。
さらに奥には、ドライフラワーや観葉植物に囲まれたカフェスペースもあり、ゆっくりお喋りを楽しみたい人におすすめです。
ギャラリーの風景
展示してある作品は一部を除いて購入可能。気に入った作品があればオーナーに声をかけて。
ギャラリーでは、陶芸・ガラス・木工・竹製品・アクセサリー・天然素材の洋服・布小物・播州織(tamaki niime、ASABAN)・革のバッグなど、陶器から雑貨まで取り扱っています。
同じ作品は1つとしてなく、“1点もの”に魅せられること間違いなし。
【アクセサリー小物】
【陶器・ガラス】
【カトラリー】
【グラス】
【自然素材の洋服・布小物・播州織(tamaki niime・ASABAN)】
丁寧に作られたスイーツをおしゃれな器で楽しんで
『抹茶ラテセット』650円
人気メニューの『抹茶ラテセット』。この他、『ほうじ茶セット』や『ほうじ茶チャイセット』もあります。
おもてなしの心を大切に、丁寧に点(た)てられた抹茶。オーレにするとミルクの甘味で抹茶の苦みが抑えられます。しっかりとうま味が感じられ、鼻に抜ける抹茶の香りに癒やされます。
『ブレンドコーヒー』400円 『気まぐれ空のいろスイーツ』450円
※デザートはドリンクとあわせると50円引き
コーヒーは自家焙煎のブレンド。もちもちしっとり食感が自慢のシフォンケーキはメープルシュガーを使ってやさしい甘さに仕上げています。
『抹茶白玉ぜんざい(ice)』650円
小豆のおいしさ際立つ『抹茶白玉ぜんざい』は、大粒の小豆ともちもち白玉に甘味がある分、抹茶のほろ苦さが際立ち絶品!
『しゅわしゅわフルーツドリンク』600円
バナナ、キウイ、リンゴに加えて季節のフルーツが入った夏季限定の『しゅわしゅわフルーツドリンク』は、甘味はほとんどなく炭酸水とフルーツの自然な甘味でのどを潤すことができるドリンク。お好みでシロップを入れてもGOOD!
人気の金継ぎが体験できる!ワークショップ
陶器の割れや欠けなどを漆で接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる人気のワークショップ。自宅にあるひびや欠けのある器を3個程度持参し、修復します。
講師の楽しいトークで和気あいあいとした雰囲気だそう。日程はHPやInstagramでチェックして。
“直してより美しく”仕上げる金継ぎ。「ヒビを隠すのではなく、あえて目立たせて新たな美として再生させる金継ぎは日本独特の感性」と今や海外でも絶賛され、骨董品では金継ぎを施している方が高値がつくほど。
いつもそばにあるものの美しさに感動できる心を大切にしながら、日常に置いておきたいものを集めて紹介している「空のいろ」。あなたも「空のいろ」でアートな秋を過ごしてみては。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2020年8月20日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。