多可町の自然豊かな山あいに、2025年9月27日にオープンした「Cafe Season(シーズン)」。自社農園の丹波栗を使ったスイーツが自慢です。自分でマロンペーストを搾って仕上げる『丹波栗のモンブラン‐極み‐』や、味や食感の変化を楽しめる『贅沢丹波栗のパフェ』など、栗の魅力が詰まったメニューが豊富にそろいます。大きな窓の向こうに広がる山々を眺めながら、四季の景色とともに贅沢栗スイーツを楽しんで。
・「Cafe Season(シーズン)」
川のせせらぎと深い緑に包まれる多可町・三谷渓谷「ふれあいの水公園」。その園内を登った先に現れるログハウス風の建物が、2025年9月27日にオープンした「Cafe Season」です。同店では、自社農園の丹波栗をふんだんに使ったさまざまなスイーツを楽しむことができます。
ウッディーな店内は大きな窓から光が差し込み、開放感と落ち着きがある空間。4人テーブルやソファ席など全16席に加え、山並みを望むテラスは6席あり、ペット同伴OK。景観を眺めながら、ゆったりと過ごすことができます。
オーナーは丹波市で丹波栗を育ててきた生産者。「栗の魅力を伝えたい！」との思いでこの地にカフェをオープンさせました。栗といえば秋のシーズンのイメージがありますが、同店は自社農園という利点を生かして、年中いつでもおいしい“栗スイーツ”が楽しめます。
地域をあえて絞らず、カフェを開く場所を探していたところ、もともと果樹園だった「旧ハーモニーパーク跡」に出合い、土の環境や水はけ、周辺の自然条件の良さに魅力を感じ、この地に決めたのだとか。将来的には、またリンゴやナシ園を復活させて収穫できるようにしたいとのこと。今後の活動にも注目です。
・見た目もキュートな栗を使ったご褒美スイーツ
『贅沢丹波栗のパフェ』1,500円
同店のスイーツに使われている丹波栗は甘みと風味が特徴。夏と冬の寒暖差が栗を大きく、おいしくさせるのだとか。魅力が詰まった栗を最大限に生かすメニューを作るために、オープン前にはスタッフみんなでワイワイ意見を出し合い、何度も試行錯誤。「お客さんに喜んでもらえるものを提供したい」という思いが込められています。
数あるメニューの中でも一番人気なのが、パフェグラスの上にもマロンがのった贅沢な『贅沢丹波栗のパフェ』。アイス、渋皮栗、アプリコットジャム、グラノーラ、生クリーム、自家製アールグレイゼリーを重ね、甘みと香り、食感のバランスが絶妙です。上から下へ食べ進むほど食材の表情が変わり、最後まで飽きずに楽しめます。見た目もかわいらしく写真映えすること間違いなし！食べ進めるとどんどん変化する味と食感を楽しんで。
『丹波栗のモンブラン-極み-』 2,280円
艶やかでやわらかな山型のシルエットが美しい、しぼりたての『丹波栗のモンブラン-極み-』。牛乳と生クリームを合わせたマロンペーストは、ふわっとした軽い口どけ。土台のスポンジと甘さ控えめの生クリームが、丹波栗の香りをスッと引き立てます。
このメニュー最大の特徴が、自分の手でマロンペーストを“生搾り”して仕上げる体験型スイーツ。贅沢に楽しむ、こだわりのモンブランをご堪能あれ♪
・ティータイムにピッタリな栗をとじこめた焼き菓子
『バスクチーズケーキ』900円
中央にゴロッと大粒の栗が入った『バスクチーズケーキ』。チーズ感が強く、しっとりと濃厚な味わいが特徴です。高温で焼き上げた表面のビターなこげが、チーズのコクと栗の甘みをきゅっとまとめてくれる一品です。
『ブルッキー』280円
見た目がキュートなアメリカ発のハイブリッドスイーツ『ブルッキー』。クッキーのサクサク感とブラウニーのしっとり感が同居。中にはもちろん、自家製の丹波栗がイン。テイクアウトOKなので、三谷渓谷の自然と一緒におやつタイムを過ごしてみて♪
・香り高いエスプレッソと、自然の中で過ごす穏やかな時間
『エスプレッソダブル』500円
オーナーのこだわり『エスプレッソダブル』は、香り立ちが豊かで後味がキリッと締まる一杯。豊岡の「TAJIMA COFFEE」によるヴィンテージ焙煎機仕立てのフレンチローストブレンドは、重厚なコクと甘い香りを持ち合わせ、栗スイーツの甘みを引き締めます。デザートと一緒にどうぞ♪
山の呼吸に耳を澄ませながら、しぼりたての栗の香りをほおばる。ここでしか出合えないおいしさと、オーナーの栗への思いがあふれる「Cafe Season」。ドライブの目的地に、ペットと一緒のテラス時間に、一人で過ごす贅沢時間にぴったりです。多可町三谷渓谷の四季とともに、丹波栗スイーツを堪能してみてはいかが？
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2025年11月5日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
