2024年4月20日、宍粟市山崎町の商店街にあった「ROZI COFFEE(ロジコーヒー)」が県道53号線沿いに移転オープン♪モーニング好きの店主が作る、ボリューム・栄養・おいしさ満点の“しっかりモーニング”を早朝から昼下がりまでゆっくり味わえるモーニング専門のカフェです。オリジナリティーあふれるトーストやサンドイッチメニューの中から、お気に入りの朝食を見つけてみて。
・「ROZI COFFEE(ロジコーヒー)」
2024年4月20日、カフェ「ROZI COFFEE(ロジコーヒー)」が宍粟市山崎町にオープン!2023年4月16日から一年間、歩いてすぐのところにある商店街の一角でカフェを営み、縁あってこの場所に店舗を移転。多くの車が行き交う県道沿いのこの場所で、新しいスタートを切りました。
大工さんにリクエストして特別に作ってもらったというこだわりの木の扉と、かわいらしい格子窓が目を引きます。
コンセプトは「こだわりの高級食パンとおいしいお野菜を使ったモーニング専門のカフェ」。昔からモーニングが好きという店主が作る“しっかりモーニング”が自慢です。「時間を気にせずゆっくりモーニングを食べられてみんなが集まる場所を提供したい」との思いでこのお店を始めたそう。人が集まる場所を象徴する“路地”に掛けた店名にも、その思いが込められています。
扉を開けると、アンティーク感あふれるイスが3席ほど並ぶカウンター席がお出迎え。色鮮やかなネイビーの壁が空間をグッとオシャレに仕立てあげています。目線を上げると、リンゴの形をしたかわいらしいペンダントライトが3灯。店主の遊び心あふれるインテリアを見逃さないで♪
右手に進むと、手前がテーブル席、奥が座敷席になったカフェスペースが登場。木を基調としたナチュラルな雰囲気の中、ゆっくりと食事や会話が楽しめます。赤ちゃん連れのママに人気の座敷席は、大人6人がゆったりと足を伸ばしてくつろげるようなゆとりのある広さがポイント!半個室風の造りもうれしいですね。
「道路沿いは大きな窓を作ってカフェっぽく仕上げてほしい」という店主のリクエストを、大工さんが形にした窓際のカウンター席は大人女子に大人気!知らない人と肩を並べても居心地の悪さを感じにくいほどよい距離感と、優しい陽が差し込む日当たりの良さを感じられるのは、この席だけの特権です。
・断面美に見とれる「具だくさんサンドイッチ」
『たまごサンド(スープ・ヨーグルト・サラダ付き)』ドリンク代 + 450円 ※数量限定
『ゆこうソーダ』650円
同店自慢のモーニングは、開店から閉店までいつでも注文することができます。“早起きモーニング”はもちろん、ブランチや遅めのランチまで時間を気にせずゆっくりと味わうことができます。モーニングのラインアップは、6種類のトースト系メニューと2種類のサンドイッチの計8種類がスタンバイ。それぞれ、サラダ・日替わりスープ・ヨーグルト付きで、ボリュームも栄養も満点です。
サラダに使っているレタスは、低農薬や無農薬など、なるべく体に優しいものをチョイス。歯を入れた瞬間に「シャキッ」と音を立てるような鮮度を求めて、わざわざお気に入りの農家の元へ足を運び、朝採れを直接仕入れるこだわりぶりです。日替わりの自家製ドレッシングでおいしくいただいて。
取材日のスープは「淡路タマネギ」を使った「タマネギスープ」、ヨーグルトには夢前町にある「安田養蜂場」の純粋百花蜜が添えられていて、ここにも店主の素材に対するこだわりの強さが感じられます。
移転前から不動の人気No.1なのが『たまごサンド』。一人前のサンドイッチを作るのに、ゆで卵を3個半も使うという驚愕(きょうがく)のメニューです。しかも同店で使用している卵はすべて夢前町のブランド卵「夢美人」というからさらに驚き。ほどよく食感を残した自家製タマゴサラダとゆで卵をあふれんばかりに挟み込んでいます。
一口食べた瞬間に広がる卵のコクとうま味にうっとり♪その風味の引き立て役は、ずばり「釜炊きの塩」なんだとか。マヨネーズと合わさっても塩味がぼけず、キリリと引き締まった味わいに仕上がっているのは、シンプルな味付けとこだわりの塩があってこそです。
『エビカツサンド(スープ・ヨーグルト・サラダ付き)』ドリンク代 + 550円 ※数量限定
『エビカツサンド』は『たまごサンド』と人気を二分するメニュー。こちらも数量限定で、オーダーが入ってから一つずつ丁寧に仕上げます。食パンの間には、ゆで卵2個分のタマゴサラダとエビカツがギュッと挟んであって、ピンクと黄色のカラーコントラストが映える断面美が食欲をそそります。
パクッと一口食べれば、エビの存在感に驚くこと間違いなし!すり身を一切使わず、“むきエビの身100%”で作ったエビカツは食べ応え満点です。タルタルソースと合わさることで、エビフライのような味わいも楽しめます。
左から『たまごサンド』750円、『エビカツサンド』850円 ※どちらもテイクアウトの価格
『たまごサンド』と『エビカツサンド』はどちらもテイクアウトが可能。近くの「最上山(さいじょうさん)公園」に持って行って自然の中で味わうのはもちろん、ドライブのお供やおうちランチにするのもGOOD!予約不要ですが、混雑時は待ち時間が発生することがあるので時間に余裕を持って訪れて。
・高級食パンで作るワンランク上のトーストメニューも
『ホットたまチー(スープ・ヨーグルト・サラダ付き)』ドリンク代 + 400円
サンドイッチ同様、香寺町にある高級食パン専門店「サボれサボーれ」のプレーン食パン『朝道楽』を使ったトーストメニューからも目が離せません!食事系から甘い系までバラエティー豊かで、思わず目移りしてしまいます。
中でもイチオシは『ホットたまチー』。ゆで卵2個分のタマゴサラダの上に、ゴーダ・モッツァレラ・エグモントの3種のチーズを惜しみなくかけて焼き上げた一品です。筋肉の分解を防ぐといわれるタンパク質を多く含むチーズと卵を組み合わせたこのメニューは、サイクリストから特に好評なんだとか♪
焼き上がってすぐはご覧の通り、チーズがびよ~んと伸びるほどとろとろ。とろけるチーズの口溶けとクリーミーなコク、そして自家製タマゴサラダとの組み合わせは罪な味。しっとりとした食パンと一緒にハフッと一口頬張れば、おいしさはひとしおです。
『アーモンドトースト(スープ・ゆで卵・サラダ付き)』ドリンク代 + 350円
自家製のアーモンドバターをたっぷり塗った『アーモンドトースト』は、アーモンドダイスのザクザク感がたまりません。バターとマーガリンをブレンドし、製菓用のアーモンドプードルをこれでもかと言わんばかりに混ぜ合わせたアーモンドバターは、香ばしさが特徴。「これぞ王道にして最強!」と言いたくなるような、アーモンドの風味を生かしたアーモンドトーストをぜひ一度食べてみて。
・モーニングには上質なドリンクをご一緒に♪
『キャラメルラム』600円
ドリンクも店主がいろんなものを試して選び抜いた上質な逸品がそろいます。メニューは13種類ほどあり、その内の6種類を紅茶が占めるほど、ティーメニューが豊富。『キャラメルラム』や『クッキー』など、名前から目を引くフレーバーティーがずらりと名を連ねます。
イチオシの『キャラメルラム』は、その名の通りキャラメルとラム酒の甘い香りが自慢のフレーバー。湯気とともに鼻に届いてきた香りの良さに癒やされます。ワンランク上の高級紅茶を朝から気軽に味わえるのは、紅茶好きにはたまりません。
『ゆこうソーダ』650円
暑い日や頭をスッキリとさせたい朝は、無添加シロップのソーダ割りドリンク『ゆこうソーダ』がおすすめ。徳島県鳴門市の果樹園「川添フルーツ」が収穫した果実を一つひとつ選別し、てんさい糖で甘みをプラスした、とことん体に優しいドリンクです。聞き慣れない「柚香(ゆこう)」とは、徳島県の山間部のみで栽培される柑橘類。ジャバラやスダチのようなスッキリとした酸味と香りがクセになりそう。
高級食パンにたっぷりの具材を合わせた特製パンと上質なティーを片手に過ごす“優雅なひととき”に浸れる「ROZI COFFE」。「ワンオペレーションで営業しているためお待たせすることもありますが、ふらっと気兼ねなく立ち寄ってほしい」と話す店主が温かく出迎えてくれます。
早起きした朝やサイクリングのひと休憩、朝ご飯を食べそこねたブランチなど、ふと空き時間を見つけたら訪れたくなるアットホームなカフェで、一日の始まりを“しっかりモーニング”で始めませんか?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年5月9日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。