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2022.1.9
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【三木】「おうちごはんCafeそらまめ」自家栽培の野菜たっぷり!体に優しいランチとスイーツを

三木市宿原にある「おうちごはんCafeそらまめ」。自家農園で栽培する野菜やフルーツを使い、体に優しいランチやスイーツを提供している古民家カフェです。丁寧に手入れされた日本庭園や窯元から仕入れる器など、至るところにこだわりが満載。地元の食材を使用した手作りのジャムやバターは手土産としてもおすすめです。

古民家カフェ「おうちごはんCafeそらまめ」

神戸電鉄志染駅から車で5分、閑静な住宅街に店を構える「おうちごはんCafeそらまめ」。自家栽培の野菜やフルーツを使った食事やスイーツを提供している落ち着いたカフェです。

歳を重ねてもオシャレをして出かけられる場所を提供したいと、昭和初期の古民家をリノベーション。店名の「そらまめ」は、さやが上を向いて成長するそら豆をイメージして名付けたそう。

丁寧に手入れされた枯山水(かれさんすい)の日本庭園は圧巻。春には桜や梅、秋には楓やモミジなど、四季折々の風景を楽しむことができます。店の裏手には「そらまめ農園」があり、無農薬で十数種類の野菜やフルーツを育てています。

かしこまり過ぎない、カジュアルな和をテーマにした店内。自然のぬくもりが感じられるテーブルがゆったり配置され、おひとり様でも気兼ねなくくつろげます。


自家栽培の野菜たっぷり!週替わりランチ

『Aランチ』1,280

ランチは週替わり。メイン料理を肉か魚介からチョイスでき、副菜、サラダ、ごはん、みそ汁がセットになっています。取材日の肉料理は「鶏のカシューナッツ炒め」。収穫したばかりの自家栽培のピーマンをはじめ、野菜がたくさん入ってボリューム満点。あっさりながらもごはんが進む味付けで、カシューナッツの食感がアクセントになっています。

副菜は5種類で、「小松菜のお浸し」、「昆布の炒め煮」、「マセドアンサラダ」など、彩りを意識した内容になっています。カブ、大根、ジャガイモ、ユズ、ネギは自家農園で無農薬で育てたもの。サラダにもできるだけ地元で採れた野菜を使用しています。毎朝丁寧にダシをとり、素朴ながらもホッとできる体に優しいランチです。

ごはんは、三木市細川町で育てられた、やわらかくて甘みのあるコシヒカリ。お茶は、香り高くコクのある甘みが特徴の九州の「嬉野(うれしの)茶」を選ぶなどこだわりが満載です。

『Bランチ』1,280

取材日の魚介料理は「サゴシの味噌マヨ焼き」。脂ののったサゴシに、コクのある味噌マヨソースは相性抜群です。魚は毎朝手作業で骨を取っているそう。少しでも食べやすくするための細やかな心遣いが感じられます。

食器にもこだわり、波佐見(はさみ)焼、有田焼、小鹿田(おんた)焼などを中心に、店主が現地で気に入ったものを窯元から仕入れています。カトラリーも、素材がステンレスでも和に馴染むよう槌目(つちめ)加工されたものを選ぶなど、味だけでなく目でも楽しめる工夫がたくさん。

予約で満席になることも多いので、訪れる前に電話で空き状況を確認するのがベターです。

体に優しい自家製スイーツ&有機コーヒー

『デザートセット』ランチ+300

ランチはプラス300円で、ドリンクと週替わりデザート付きに。取材日のデザートは「生シフォンケーキ」。コーヒー風味の生クリームがたっぷり入った、ふわふわ食感のシフォンケーキです。

ドリンクは「有機コーヒー」をチョイス。苦みは少なく優しい味わいで、コーヒーが苦手な人でもブラックで飲みやすい1杯です。

『プレミアム白プリン』430

厳選素材で作る『プレミアム白プリン』にも注目。市川町の「牛尾農場」から仕入れる、黄身がきれいなレモンイエローの平飼い卵を使用しています。てんさい糖でまろやかな甘さをプラスし、カラメルもあえて苦すぎない味に。手土産としてもおすすめで、買い物だけに立ち寄る人やまとめ買いするリピーターも多いそう。できる限りシンプルに作った贅沢なプリンをご賞味あれ。

『けずりいちご』770

『けずりいちご』は、通年提供しているひんやりスイーツ。三木市産のイチゴを約10個分使用し、凍らせて削ることで果実の甘酸っぱさを存分に感じられます。100%イチゴなので頭がキーンとならないのもうれしいポイント。好みで練乳をかければまた違った味わいに。



焼き菓子やジャムはオンライン注文もOK

『パウンドケーキ』各種600

テイクアウト用の、三木産「山田錦」の手作り麹甘酒を使用したパウンドケーキも人気です。麹を使うことで、自然な甘さを感じられ、しっとりとした食感に仕上がっています。『ホワイトチョコレートと抹茶』や『瀬戸内レモン』など、4種類のフレーバーを用意しています。

兵庫県産のフルーツが主役のジャムやバターも。色や形が不ぞろいの規格外品を使用し、新しいアイデアを加えることで食品ロス削減にも取り組んでいます。ブドウを育てる課程で出る、未成熟な実の果汁を絞って作る『青ぶどうバター』(700円)は店主イチオシ。鮮やかな酸味とクリーミーなバターの甘みが特徴です。トーストやスコーンだけでなく、シーフードのソテーなどにも合うそう。

南あわじ産の甘夏と砂糖だけで作った『甘夏マーマレード』(700円)は、柑橘の香りと爽やかな風味が魅力で紅茶のアレンジとしてもGOOD。三木産の『干しいちごジャム』(864円)は、フレッシュな状態と店でドライにしたイチゴをブレンドしています。手間を惜しまず作るバターやジャムはリッチな味わいが魅力的です。オンラインでも注文でき、ギフトとしても喜ばれること間違いなし。➡︎ウェブサイトはこちら

趣ある空間、体思いのランチ、厳選したアイテムと、細部にまで思い入れが感じられる「おうちごはんCafeそらまめ」。ちょっぴりおめかしをしてよそゆきの気持ちで食事をするひと時は、素朴ながらも特別な時間になりそう。

■詳細情報

■DATA

おうちごはんCafeそらまめ

所在地
兵庫県三木市宿原1263-199
電話番号
0794-60-9300
営業時間
11:00~15:00 (L.O.14:00)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年12月24日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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