2022年6月1日、山陽電車浜の宮駅から西へ徒歩約10分のところに「Bakery Puffin(ベーカリー パフィン)」がオープン!対面形式で子連れでも訪れやすいパン屋さんです。同店のこだわりは、4種類の国産小麦粉を使い分けて作る“国産小麦粉100%のパン”。もっちりふかふかで、こんがりと焼き色が付いた風味豊かな味わいが魅力です。ハードやソフト、デニッシュなど約30種類の多彩なラインアップと、100円~というリーズナブルな価格もポイント。近くに来たらぜひ気軽に立ち寄ってみて♪
・「Bakery Puffin(ベーカリー パフィン)」
山陽電車浜の宮駅から西へ徒歩10分。加古川市尾上(おのえ)町の住宅街に「Bakery Puffin(ベーカリー パフィン)」がオープン!パフィン(鳥)がメロンパンを食べているイラストが描かれた看板を目印に訪れて。
店内に入ると、目の前にパンがずらりと並んだガラスのショーケースが。ガラス越しにパンを選び、スタッフにほしいものを伝えて取ってもらうスタイルです。「小さな子ども連れだと気軽にパン屋さんに行けない」という子連れのママが買い物しやすいようにと、あえてこのスタイルにしたそう。アレルギーの相談をしたり、その日のおすすめなどの会話を楽しめたりと、スタッフとお客さんとの距離の近さも魅力の一つです。
8:00のオープンと同時にあんぱんやメロンパンなどの定番商品が並び、10:00~『パン・ド・ミー』、11:00~フランスパン系や惣菜系、定番商品の追加分が順次焼き上がります。毎日訪れても“選ぶ楽しさ”を感じてほしいと、日替わりや季節限定商品も多数そろえ、毎日30種類ほどがラインアップします。
『パン・ド・ミー』1/2本 400円、1本 800円
店主のモットーは“おいしいものを使って、おいしいものを作る”。パンの命とも言える小麦粉は、「春よ恋」「はるゆたか」「ゆめちから」「きたほなみ」の4種類の国産小麦粉をパンによって使い分け、粉の風味を損なわないよう、こねの回数を抑える「オートリーズ製法」を採用。パン生地に無理をさせないようゆっくり時間をかけて発酵させて、食感と風味を引き立てるのもポイントです。純水や「花見糖」というきび砂糖、海水平釜炊きで作った「浜御塩(はまみしお)」など、そのほかの素材にもこだわっています。
店主のこだわりが一番表現されているのがお店自慢の『パン・ド・ミー』。北海道産小麦粉「春よ恋」と生クリームを贅沢に使ったリッチな食パンです。持ち味のもっちりふわふわ感は、手に持つだけで伝わってくるほど。訪れたらまずは食べてほしい一品です。
・人気ランキングTOP3
第3位『ベーコンスティック』180円
人気ランキング第3位は、スタッフも推す『ベーコンスティック』。歯切れの良いソフトハード生地でベーコンを巻き込み焼いた、スティックタイプのパンです。見た目は堅そうですが、食べるとほどよくソフトなので、子どもとシェアするのにもぴったり。どこをかじってもベーコンが出てくるのもうれしいですね。食べる前にオーブントースターでしっかり温めてから食べると、ベーコンの脂がじんわり出ておいしさがアップ!
第2位『クリームパン』170円
自家製カスタードクリームを甘めのパン生地で包んだ王道の『クリームパン』が第2位。卵黄をたっぷり使ってお店で毎朝炊き上げる自慢のカスタードクリームは、卵本来の味わいを生かしたコクのある味わいが特徴です。
第1位『メロンパン』150円
まあるいフォルムとお値段がかわいらしい『メロンパン』は、見かけたら思わず買いたくなる一品。卵を多めに使ったふかふかのパン生地に、クッキー生地を帽子のようにのせて焼き上げています。かむ度に広がるやさしい甘さに癒やされて。日によってちょっぴり小ぶりな『チョコチップメロンパン』(100円)が登場することもあります。
・「よつ葉バター」を使った“サクパリ”デニッシュ系
デニッシュ系も常時3~5種類と充実のラインアップ。無塩の「よつ葉バター」をたっぷり使用した特製のデニッシュ生地を均一に3回折りたたんで、サクサク感を生み出しています。同店のフルーツデニッシュは、焼きあがった生地にトッピングするのではなく、フルーツを入れて焼く“焼きこみタイプ”。高温でしっかりと焼き色が付くまで焼き上げる際にフルーツの水分が適度に抜けるため、デニッシュのサクサク感が際立ちます。
デニッシュに使用するフルーツは季節によって変わり、3月~6月ごろは生のイチゴを使った『いちごのデニッシュ』(写真中央/220円)が。6月~7月の初夏には、すっきりとした甘さの黄桃(写真左/250円)や、大粒のブラックチェリーがのったデニッシュ(写真右/280円)も登場します。
左から『クロワッサン』200円、『チョコデニッシュ』200円
「よつ葉」の発酵バターを贅沢に使用した芳醇なクロワッサンにも注目を!バリッと焼き上がったビジュアルが、サクサク感を物語っています。発酵バターが持つ独特の風味やミルク感、ほどよい塩気が重なり合い、やみつきになるハーモニーを奏でています。チョコを挟んだ『チョコデニッシュ』は、少し温めてチョコを溶かしてから召し上がれ。
『クイニーアマン』220円
クイニーアマンとは、デニッシュ生地にバターと砂糖をたっぷり加えたフランスの伝統的な発酵菓子のこと。まぶした砂糖が飴状に固まり、バリッとした食感とバターの甘い香りがたまらない至福のスイーツです。午後のおやつタイムにいかが?
・しみじみと小麦の風味を味わいたくなるハード系
ハード系は小ぶりな『カマンベール』(240円)やシェアしやすい『ベーコンエピ』(180円)、食事のお供にぴったりな『バタール』(280円)など、バラエティ豊か。北海道産小麦粉「はるゆたか」を使用し、表面は香ばしく中はしっとりと、しみじみとずっとかみしめたくなるような味わい深いパンに仕上げています。
手前から『ミルクフランス』200円、『プティ板チョコ』150円
店主のイチオシは、手のひらサイズのフランスパンに甘い練乳バターを塗った『ミルクフランス』。パンの塩気とミルキーな甘さが互いを引き立て合い、気付けばぺろりと完食してしまうほどのおいしさ。板チョコをサンドした『プティ板チョコ』は子どもも喜びそうですね。
「住宅街にあるからこそ、町のパン屋として毎日のように気軽に利用してほしい」と語る店主。素材へのこだわりや価格の手ごろさなどからその思いが伝わってきますね。近くに来たときはぜひ気軽に訪れてみて。
■詳細情報
■DATA
Bakery Puffin(ベーカリー パフィン)
- 所在地
- 〒675-0024 兵庫県加古川市尾上町長田517-105
- 電話番号
- 079-490-3236
- 営業時間
- 8:00~16:30
※パンがなくなり次第終了
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年6月22日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。