2024年11月2日、淡路ICから車ですぐのところにジェラート専門店「168 Gelato Caffe(いろはジェラートカフェ)」がオープンしました。山の上の倉庫を改装したオシャレな店舗で、緑に囲まれながら本格イタリアンジェラートが味わえます。1カップにつき、好きなフレーバーを2つまで選べて大満足間違いなし!イタリア人シェフ直伝の濃厚クリームジェラートやフルーツフレーバーを楽しんで♪
・「168 Gelato Caffe(いろはジェラートカフェ)」
2024年11月2日、淡路市楠本に「168 Gelato Caffe(いろはジェラートカフェ)」がオープン!店主の実家である「横山工務店」の倉庫をリノベーションした、インダストリアルな雰囲気が魅力のジェラートカフェです。
場所は淡路ICから車で約3分。「兵庫県立淡路島公園 ニジゲンノモリ」や「兵庫県立公園あわじ花さじき」からもほど近い山間にあり、観光ついでに立ち寄りやすいスポットです。
「森の中でジェラートを味わう気分で、ほっと一息ついてほしいです」という店主の言葉どおり、店内にはあちこちにグリーンが配され、温かみのある木材のインテリアも相まって、リラックスできる空間となっています。
中央に置かれた味のあるカウンターテーブルは、「横山工務店」の特製。立ち話をしながらサクッと小腹を満たすもよし、テーブル席に腰をおろしてのんびり過ごすもよしです。
外にはペットも同伴可能なテラス席も完備しているので、家族みんなで利用できるのがうれしいですね。
店主が自分の店を開くきっかけになったのは、大切な友人との別れだったのだとか。「人生何があるか分からない中で、挑戦しないのはもったいない。50歳を目前に、もう一度、一から新しい人生を歩むつもりで、ずっと心に抱いてきた夢を叶えました」と店主。その気持ちをいつまでも忘れたくないと、店名は“物事の初歩”を意味する「168(いろは)」と名付けました。
・本場仕込みのジェラート!レシピは30種以上
過去に勤めていたイタリアンレストランで、イタリア人の同僚の誰もが明るく、母国に誇りを持っていることに驚いたという店主。イタリアが大好きになり、現地を旅行で訪れた際に、国民性や景色の美しさはもちろん、特にイタリアンジェラートのおいしさに惚れ込んだそう。
帰国後、イタリアで有名なジェラート屋を営むシェフとの出会いもあり、本格的にジェラート作りをスタート。イタリア製の機械を導入し、レシピも本場のものを参考にしながら、フレーバーごとに糖類の種類や配合を変えるなど、一つひとつのレシピを細かく調整し、現在の味に辿り着きました。
ジェラートのレシピは30種類以上にも及び、その中から常時6種類が店頭にスタンバイしています。
イタリアでは「ゴルゴンゾーラ」や「リコッタチーズ」、「ティラミス」などクリーム系のジェラートが並ぶことが多く、同店でも本場の味を伝えたいと力を入れています。
また、近隣の農家とのつながりも大切に、季節のフルーツを使ったフレーバーが登場することも。週末はピザも提供するなど、何度訪れても飽きない工夫がされています。その日のラインアップは朝一公式Instagramで告知されるので、チェックしてみて。➡︎公式Instagramはこちら
・一度に2種楽しめる“2 in 1”スタイル
ジェラートは、ワンカップに2つのフレーバーを選べて550円とシンプルな価格設定。『ピスタチオ』のみプラス150円となっています。
『ピスタチオ/ミルク』700円
定番の『ミルク』は、インパクトのある濃厚さの後に爽やかな余韻が広がる、奥行きのある一品。これは生乳のみを使用した「淡路島牛乳」を使っているからこそ出せる味わいなのだとか。圧倒的なミルク感と爽やかな後口のコントラストがなんともクセになります。
「ここのピスタチオが一番好き!」と言われるほどファンの多い『ピスタチオ』も一度は試して。値段をプラス150円に設定しても原価ギリギリという高品質なシチリア産ピスタチオペーストを使用。ピスタチオをそのまま頬張っているような濃厚な風味は、一口で虜(とりこ)になること間違いなしです。
『リコッタチーズ/ティラミス』550円
『リコッタチーズ』はイタリア産のリコッタチーズに、食感のアクセントとしてクランブルをイン。チーズ独特のクセはほとんどなく、クランブルも相まって、チーズケーキのように楽しめる一品です。目の前で後がけしてもらえるミックスベリーソースがサッパリ感をプラス!
その人気ぶりから高頻度で登場する『ティラミス』も外せません。抽出したてのエスプレッソとほろ苦いココアパウダーをふんだんに使った“大人のためのティラミス”を、一口一口丁寧に味わって。
『イチゴ/キウイ』550円 ※期間限定
取材日のフルーツフレーバーは、『イチゴ』と『キウイ』がお目見え。果物の果汁を凍らせて作る「ソルベ」ではなく、あくまでもイタリアンジェラートにこだわる同店のフルーツジェラートは、濃厚さが段違いです。
『キウイ』は、仕入れごとにキウイの糖度を測って完熟してから仕込みに入るこだわりぶり。風味やプチプチとした食感を損なわないよう手作業でペースト状にするなど、手間隙をかけた一品は、店主がイチオシと自負する自慢の味わいです。キウイよりも、よりキウイらしい!?そのおいしさをぜひ自分の舌で確かめてみて。
『イチゴ』はミルクと合わさることで酸味がマイルドに。鮮やかなピンク色にうっとりしながら、ミルクとのマリアージュを堪能して。
・シチリア産コーヒーを使ったカフェメニューも
『アフォガート』550円
カフェタイムのお供には、『アフォガート』がおすすめ。店主のお気に入りというシチリアの深煎(い)りコーヒーはツンとした酸味や苦味はなく、深みの感じられる上品な味わいで、エスプレッソはそのうま味がぎゅっと凝縮されています。ミルクジェラートと合わせたら、至福のスイーツが完成♪
コーヒーメニューも充実しています。それもそのはず、店名に「cafe」ではなく「caffe」と付けたのは、ジェラートと合わせてコーヒーも味わってほしいとの思いから。ミルク感たっぷりのジェラートと深煎りコーヒーの相性は言うまでもありません。
ジュース派の人は、シチリア島産のブラッドオレンジ100%のジュース『ARANCIAオレンジジュース』(440円)もありますよ。
店頭に並んでいない裏メニューが気になる人は、持ち帰り用ジェラートのラインアップをチェックしてみて。無料の保冷バッグも用意されています。
イタリア愛にあふれた店主が営む「168 Gelato Caffe」。まるでイタリア人のように明るく気さくな店主の人柄も魅力で、自然と笑顔になれるジェラートカフェです。
島国であるイタリアと、どこか似たような空気感の流れる淡路島のジェラート屋で、店主の新たな人生へのワクワク感が詰まったジェラートを味わってみませんか?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年12月26日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。