淡路島で“BAKUDAN丼”という名のインパクト抜群の肉丼が流行っているのを知っていますか?南あわじ市で唯一炭火焼の肉丼を提供するのは「淡路島肉丼製作所 牛と米」。サーロインなど高級和牛を比較的リーズナブルに、家族連れでも利用しやすいカジュアルな空間でいただけます。料理人が腕を振るう出汁巻きたまごや新鮮な魚介が豪快にのった漁師飯など、お肉以外の魅力も満載♪淡路島観光の際は、南あわじまでちょっぴり足を延ばして、プチ贅沢を楽しみませんか?
・「淡路島肉丼製作所 牛と米」
西淡三原ICから車で約5分。南あわじ市の志知城跡地前に店を構える「淡路島肉丼製作所 牛と米」。「毎日通いたくなる」をモットーに、市内唯一の炭火焼のお肉を中心とした肉丼や定食を20種類以上取りそろえています。
インパクト抜群のメニューがSNSで話題となり、週末は看板商品だけで200食以上売れることもあるのだとか。肉質の良さと、サーロインなどの高級部位を比較的手ごろな価格で味わえるとあって、地元民から観光客まで人気を集めています。
通常、種類ごとに肉を仕入れる店が多いところ、同店では20〜40kgの塊肉を仕入れコストカット。さらに店内で下処理を行うことで、それぞれの部位の特徴やうま味を無駄なく料理に生かしています。あえて地元の特産品・淡路牛にはこだわらず、その時々で質のよいものを全国各地から仕入れているそう。
店内は木を貴重とした清潔感あふれる空間。座敷を完備しているので、家族連れの利用も多いそう。キッズメニューはないものの、スタッフに相談すればエビフライや唐揚げなどのお子さまプレートも特別に作ってもらえるとのこと。ベビーカーの入店もOKです。
・SNSで大バズり!『和牛サーモン生BAKUDAN丼』
『和牛サーモン生BAKUDAN丼とからあげ』(小)1,760円〜
名物メニューは『和牛サーモン生BAKUDAN丼』。サーモンとレア焼きのサーロインを贅沢に使った“BAKUDAN”の中には、淡路島産タマネギの自家製キムチをたっぷり入れるのがポイント!心地よい辛みとうま味が交互に追いかけてきて、ごはんがぐんぐん進みます。
BAKUDAN丼はサイズを小・並・特大から選べ、からあげや出汁巻きがセットになったメニューもそろうのでお腹と相談してオーダーを。
まずは肉とサーモンをじっくり味わったら、次は薬味を添えて、最後に毎日丁寧にとっている出汁をかけていただきます。出汁が冷めたら、温め直してもらうことも可能です。
カツオ節とサバ節からとった出汁は香り高く上品な味わい。どちらも良質な脂がのった魚介なので、サーモンやサーロインと相性抜群です。
お米はオーナーの実家で栽培している淡路島産コシヒカリをメインに使用(時期により変動あり)。ちょっぴり固めに炊くことで、具材や出汁と合わさったときのバランスまで考えられています。
「これ以上のご飯のお供はない!」と断言したくなるほど、まさに“うま味BAKUDAN”な一品!メニュー選びに迷ったらこれ一択!小・中学生の子どもでも食べやすい辛さです。
席ごとにセルフサービスで楽しめる自家製キムチは食べ放題。BAKUDAN丼のタネに入っているシンプルなキムチとはちょっぴり異なり、淡路島産タマネギに加えて、レタスや白菜、キャベツなど、たっぷりの野菜を仕込んでいます。
こちらはピリリとくる辛さで、思わず「生一丁!」と言いたくなるやみつきの味♪キムチのほか、お肉のガラやスジから出汁をとったスープもおかわり自由です。
・『特選牛とまぶし』でサーロインを贅沢に
『特選牛とまぶし』3,080円
上質なサーロインをダイレクトに楽しみたい人は『特選牛とまぶし』を。きめ細やかなサシが入っているのがうま味の証拠!料理人が丁寧にさばいたお肉は口溶けよく、とろけるようなおいしさです。淡路島産タマネギのサラダをあわせれば後口サッパリ!
卓上の特製ダレをたっぷりかけていただくのもおすすめ。ニンニクやコチュジャンを入れた醤油ベースのピリ辛ダレは、あえてフルーツなどは入れずに、お肉の甘みを最大限に楽しめるように。
ニンニクを使っていないマイルドなレギュラーダレもあるので、デート中でもおいしく食べられますよ♪
・料理人が腕を振るう出汁巻きたまごも絶品!
『焼肉とろろ&出汁巻き定食』1,900円
これまで名のあるホテルや旅館で腕を磨いてきた料理人が手がける出汁巻きたまごも絶品!お肉も外せないという人は、焼肉がセットになった定食メニューがオススメです。
注文ごとに丁寧に作る出汁巻きたまごは、ぷるぷるつやつや。カツオ節とサバ節のブレンド出汁は、ずっと余韻を味わっていたくなるほど風味豊かで、これ一つでごはんのおかずになるほど。「淡路島一の出汁巻きを目指しています」と話す料理人自慢の一品は、単品(400円)でも注文可能です。
焼肉は食べ応えのある肩ロースを採用。炭火焼で香ばしく、自家製タレとの相性も抜群です。付け合わせのとろろや卓上キムチと一緒にご飯にのせれば、オリジナル丼の完成!
・お肉だけじゃない!新鮮な漁師飯もスタンバイ!
『特選漁師飯』2,750円
肉料理だけでなく、海鮮メニューもスタンバイ。その日仕入れた魚介で作る『漁師飯』(1,650円)と、1玉100円以上する大分県産ブランド卵「龍の卵」やとろろが付いた『特選漁師飯』の2種類があります。
2024年7月1日にオープンした系列店「浮世離れのSHIMA DOROBO」で海鮮メニューを取り扱っていることから、独自のルートを持っていて、新鮮な魚介を仕入れることができるのだそう。
マグロ、サーモン、カニ、イクラなど5〜6種の魚介がゴロゴロとのった漁師飯は、淡路瓦のシックな器もあいまってインパクト大!厚切りの魚介は食べ応え満点です。
濃厚な卵ととろろと合わせて、かき込むのも最高!そして最後はやっぱり出汁で締めるのが“牛米流”。海鮮派の人もお肉派の人も、ここでなら一緒に食事が楽しめるのがうれしいですね。
思わず写真に収めたくなる豪勢なメニューが目白押しの「牛と米」。海鮮が注目されがちな淡路島ですが、島内でも珍しい炭火焼のお肉を存分に楽しみたいときは同店へ訪れてみてはいかが?
■詳細情報
■DATA
淡路島肉丼製作所 牛と米
- 所在地
- 兵庫県南あわじ市志知122-3
- 電話番号
- 0799-53-6730
- 営業時間
- ランチ/11:00〜14:00
ディナー/17:00〜20:00
※予約により時間延長可 - ※2024年7月現在、ドライブスルーサービスは予約限定となっています。
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年6月21日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。