2024年4月14日、 “播磨の小京都・龍野城下町”の一角にあるコーヒースタンド「repos(ルポ)」に、水曜日と日曜日限定で「白群(びゃくぐん)珈琲」がオープン!ハンドドリップコーヒーや各種おやつには、店主のこだわりがたっぷり。ほっと一息、癒やしのカフェタイムをぜひ。
・「白群(びゃくぐん)珈琲」
2024年4月14日にオープンした「白群(びゃくぐん)珈琲」。風情あふれる播磨の小京都・龍野城下町の一角にあるコーヒースタンド「repos(ルポ)」にて、水曜日と日曜日を中心にお店を開いています。味わいのあるイスと木の看板を目印に訪れて。
店内でほっと一息過ごすのも、テイクアウトしてコーヒー片手に城下町を散策するのもおすすめです。
5年ほど前、当時加古川で人気だった「079BUILD」でおいしいブラックコーヒーと出合ったことがきっかけで、カフェで働くようになった店主。次々とご縁がつながって、この場所でお店を開くことになり、独立を決意。豆の選定から焙煎、淹(い)れ方まで、日々おいしいコーヒーを追求し続けています。
店内に一歩足を踏み入れると、優しく上質なコーヒーの香りに包まれます。時の流れを感じさせる土壁や柱、モダンな黒のテーブル、窓から差し込む光とコーヒーカウンターのあたたかな照明など、洗練された空間が広がっています。
店主は「repos」が掲げる“ひとやすみ”というコンセプトに共感したそうで、「白群珈琲」も「お客さんがほっと一息つける場所にしたい」と語ります。コーヒーで店主自身の世界が広がったように、さまざまな人の縁が広がる場所にしていきたいという、店主の思いが込められています。
店名の「白群」は、薄い群青(ぐんじょう)色のこと。お店のイメージカラーにもなっています。ロゴのカモメは店主の友人がデザインしたもので、くちばしはコーヒー豆、足は湯気、羽にはハートが隠れた遊び心あふれるデザインです。
・こだわりブレンドのハンドドリップコーヒー
同店には『コク深め』『バランスよい』『スッキリ』の3種類のブレンドがラインアップ。ブレンドごとの特徴をお客さんが楽しめるように、ハンドドリップで丁寧に淹(い)れています。
ブレンド豆は、以前店主が働いていた加古川のカフェ「ROOM2」で焙煎された豆を採用しています。3種類のブレンドには、どれも産地や精製方法など、店主のこだわりが詰まっています。どれにするか迷ったときには店主に聞くのがおすすめ。それぞれの魅力を熱く語ってくれます。
『ハンドドリップコーヒー』500円
『コク深め』はコロンビアがベースのインドネシアとのブレンド。ナッツやチョコレートを思わせる香ばしいしっかりボディで、苦みもありつつ飲みやすいのが特徴です。
『バランスよい』はブラジルがベースのケニアとのブレンド。後味に柑橘系の余韻があり、オレンジの皮の砂糖漬けにチョコレートをかけた“オランジェット”を思わせるようなフルーティーでジューシーな味わいです。
『スッキリ』はコスタリカハニーとエチオピアのブレンドで、スッキリとした酸味が好きな人におすすめです。ブラックコーヒーが苦手な人でも飲みやすい一杯です。
『カフェオレ』550円
『カフェオレ』は、『コク深め』のブレンド豆を使用し、香ばしくしっかりとしたコクや苦みとミルクが絶妙にマッチ!きび砂糖を使用しているので、ほんのりと優しい甘さを感じます。ぜひ味わってみて♪
その他、『アメリカーノ』(500円)、『カフェラテ』(600円)もあります。
・カスカラドリンクも人気♪
『カスカラソーダ』550円
コーヒーが苦手な人から子どもまで、幅広く楽しめるドリンクとして人気なのが、カスカラドリンクです。コーヒーの種を包む赤い実“コーヒーチェリー”を乾燥させて作る“カスカラ”は、甘酸っぱく、コーヒーからは想像できないフルーティーな味。
同店では、京都の「海ノ向こうコーヒー」のカスカラシロップを採用し、レモンが香る爽やかな『カスカラソーダ』の他に、『カスカララテ』(600円)も用意。カスカラは低カフェインで、シロップにはてんさい糖が使用されているので優しい甘さが魅力です。これからの暑い日に、飲めばスッキリすること間違いなし!カスカラドリンク、ぜひお試しを♪
この他、『抹茶ラテ』(600円)、『ももソーダ』(550円)、『ピーチティー』(550円)、キッズドリンクとして『りんご』『オレンジ』(各200円)もスタンバイ。子ども連れでも楽しめる豊富なラインアップがうれしいですね。
全てのドリンクは、店内はもちろん、テイクアウトでも楽しめます。オシャレで味のある木の看板や風情ある街並みと一緒にシャッターをきれば、自慢できる一枚になること間違いなしです!
・コーヒーと一緒におやつもいかが?
『米粉パウンドケーキ』250円
コーヒーと一緒に楽しみたいのが店主の手作りおやつ『米粉パウンドケーキ』。抹茶、紅茶、チョコレートの3種類から何があるかはその日のお楽しみ。取材日は抹茶の日で、抹茶の深い味わいと優しい香りを堪能できました。米粉、きび砂糖、米油を使用し、小麦粉とバターは不使用なので、子どもでも食べやすい一品です。しっとりもちもちして重すぎず、ランチ後でもぺろりといけますよ♪
『コーヒーゼリー』450円
同店に訪れたらぜひ味わいたい、店主一押しのおすすめおやつが『コーヒーゼリー』です。店主自身が好きだという“固めのコーヒーゼリー”を追求し、食感にこだわって手作りしています。
ゼリーには『コク深め』のコーヒーを採用していて、まるでコーヒーを飲んでいるような、コーヒー好きにはたまらないしっかりと印象に残る味わい。つるんとした心地よい食感も魅力です。苦みの中にもきび砂糖の優しい甘さが絶妙にマッチ。固めのゼリーにふわふわした生クリームと、アイスクリームがトッピングされていて、絡めて食べればカフェオレのような味わいも楽しめます。
『クッキー』100円
抹茶、チョコレート、紅茶、プレーンの中から、その日の組み合わせで3種類が登場する『クッキー』。かわいらしい形のクッキーがセットで楽しめ、子どもにもおすすめ。どれもほんのりバターを感じる幸せな味です。チョコレートはビターな味わいでコーヒーとの相性もよく、口に入れた瞬間から丁寧に作られていることを感じられるはず。
現在、焙煎を勉強中という店主。2024年秋ごろには、店主自身で焙煎した豆をハンドドリップで味わうことができるかも。いろいろなご縁が繋がって開くことができたという同店で、コーヒーとの出合いはもちろん、人との出会いや語らいを楽しんでみては?情緒あふれる落ち着きの空間で、本格的なコーヒーとこだわりのおやつをあなたもぜひ♪
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年5月1日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。