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【淡路】「愛HYAKU°C」淡路島産と有機素材にこだわる体に優しい島カフェで“愛”に包まれて

「多賀の浜海水浴場」のすぐ近くにある「愛HYAKU°C(アイヒャクド)」は、淡路島産と有機素材にこだわるオーガニックカフェ。季節感あふれるランチや繊細なスイーツ、テイクアウト可能なドリンクなど、“愛”と“おいしい”がギュッと詰まっています。お客さんへの愛や淡路島に対する愛、生産者の愛など、あらゆる“愛”で満たされた空間で、癒やしのひとときを過ごしてみませんか?

・「愛HYAKU°C(アイヒャクド)」

「多賀の浜海水浴場」のすぐ近く。淡路市多賀にある「愛HYAKU°C(アイヒャクド)」は、愛をコンセプトにしたカフェ。お客さんへの愛や淡路島に対する愛、生産者の愛など、あらゆる“愛”で満たされた心落ち着くお店です。

元々この場所は、すぐ近くで農業を営む「Awaji369farm」がバーをしていたところ。縁あって岡山県に住んでいた店主のもとにカフェの話が舞い込み、思い切って移住を決意。それからとんとん拍子に話が進み、2023年9月にバーからカフェへと生まれ変わりました。

白を貴重とした暖簾(のれん)に大きく掲げられた「愛HYAKU°C」という店名。日本で最初の夫婦神「イザナギノミコト」と「イザナミノミコト」を祀る最古の神社「伊弉諾(いざなぎ)神宮」が近くにあるこの立地と、「愛は冷めたら愛じゃなくなる」という信念のもと、この名を付けたそう。ホスピタリティあふれる接客や手間暇かけて作られた料理からは、店主の愛が伝わってきます。

一歩足を踏み入れると、床から天井、壁までまぶしいほどに真っ白に塗り尽くされた非日常的な空間が広がっています。床一面に石を敷き詰めたり、内装全体を白に塗ったり、壁をくり抜いたりと、ほぼセルフリノベーションで造り上げたそう。ところどころに置かれた観葉植物が真っ白な空間に彩りを与えています。

扉のすぐ横にはおしゃれなフォトスポットも。このかわいらしいオブジェにも、“愛のメッセージ”が込められているので見逃さないで♪店のいたるところに散りばめられたいろんな形の“愛”を見つけるのも、楽しみ方の一つです。


・「Awaji369farm」の自然栽培野菜を使ったランチ&スイーツ

『季節のランチ』1,280円

食事メニューは『季節のランチ』の1種類のみ。内容はその時々で変わり、いずれも「Awaji369farm」で採れた新鮮な野菜が主役です。同社では、体に良いとされる有機野菜よりもはるかに手間がかかる自然栽培を採用。肥料や農薬を一切使わず、自然の力のみで育て上げています。また、遺伝子組み換えや交配がされていない固定種の種を使っているのも、全国レベルで見てもかなり希少です。

取材日の『季節のランチ』は、「自然栽培の冬野菜のグラタン」。とろけたチーズの中からは、カボチャやタマネギのほかに、自家製のサツマイモニョッキも入っていて、ホクホク&もちもちとした異なる食感を同時に楽しむことができます。

野菜本来の甘さや食感を感じてほしいと、あえてカットを大きめにし、皮ごと蒸してからお皿にイン。驚くほど甘い野菜たちの上には、米粉から作った自家製ホワイトソースがたんまり。見た目も味わいも贅沢なこのメニューをこの価格で提供できるのは、「できるだけ良いものを手の届く価格で食べてほしい」という店主の思いと「Awaji369farm」の心遣いがあってこそです。

『本日のケーキ(ケーキ + 1ドリンク)』1,000円

ランチのほかにも、こだわりの野菜を使ったケーキもスタンバイしています。内容は日替わりで、バスクチーズケーキをベースにアレンジを利かせたものが多いそう。

取材日は「安納芋」が主役。蜜がたっぷり詰まった「安納芋」をじっくりと蒸し、滑らかになるまで裏ごししてからチーズ生地に混ぜ合わせているので、いい意味で芋感が控えめで食べやすい一品です。「マロンゴールド」や「鳴門金時」など、時期によって使う品種を変えているそうなので、訪れるたびに味比べが楽しめるのも魅力ですね。

・こだわりのスイーツやドリンクも豊富!テイクアウトも◎

『京都宇治抹茶 清風の御抹茶タルト』850円

素材から味わい、見た目にまでとことんこだわったスイーツ&ドリンクにも注目を。特にスイーツは、ちょっぴりお値段が張りますが、その分五感で楽しめる工夫が満載で、価格以上の感動が得られそう。

オーガニックの米粉で作った自家製のタルトは、さっくりと軽い口当たり。中のムースが染みてしまい、せっかくの食感が損なわれないようにと、オーダーが入ってから一つずつ丁寧にムースを注ぐのが“愛HYAKU°C流”です。

ムースはただの抹茶ムースではなく、マスカルポーネチーズをブレンドしたティラミスムース。日本のものよりも塩味が強くコクも濃厚で、高級な「京都宇治抹茶 清風」の香りを絶妙に引き立てます。

『ミルクコーヒー』550円

コーヒー好きやカフェラテ好きには、『ミルクコーヒー』がイチオシ!有機の「マンデリン」ときび砂糖から作った自家製のコーヒーシロップに、淡路島牛乳をたっぷり注いだら完成です。トップにぷかぷか浮かぶ丸い氷もコーヒー味なので、溶けてもなお味が薄まらず、それどころか味わいが深まっていくのが魅力です。

『ストレートティー』550円

紅茶派の人は、スリランカ「グリーンフィールド農園」で手摘みされた希少なオーガニックの「ウバ」を使ったティーメニューからオーダーを。茶葉の香りをダイレクトに楽しむなら『ストレートティー』がおすすめ。芳醇で熟れた果実のような華やかな香りや甘み、キレのある渋みを持ち合わせた至高の一杯が、心をきっと癒やしてくれるはずです。

『淡路島牛乳のミルクフラッペ』650円

ちょっぴり暑い日には『淡路島牛乳のミルクフラッペ』はいかが?「淡路島牛乳」とオーガニックシュガー、氷とシンプルな材料ですが、驚くほどコクが深くて飲み応え抜群です。

ドリンクは全メニューテイクアウトが可能なのもうれしいポイント!時間があればぜひ近くの「多賀の浜」で一枚パシャリと撮影してみて♪

■詳細情報

■DATA

愛HYAKU°C

所在地
兵庫県淡路市多賀2163-1
営業時間
11:30~17:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年2月7日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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