坂越の町並みに溶け込む「紡木(つむぎ)」は、暮らしの雑貨や古道具を取り扱う店。カフェ「暖木(のんき)」の姉妹店として、2016年坂越大道(だいどう)沿いにオープンしました。日常に取り入れたい器使いやディスプレイを覗きにふらりと立ち寄ってみては?
坂越の町並みに溶け込むレトロな雑貨店「紡木」
坂越の大道沿いの古民家を改装し2016年7月に「暖木(のんき)」の姉妹店としてオープンした「紡木(つむぎ)」。
そのノスタルジックな佇まいに惹かれ、道行く人はついつい小窓を覗いて中を確認してしまうそう。
店名の「紡」の字には、糸で繋がるご縁を大切にしていきたいという願いが込められています。
ブルーグレイのドアを開けると、金づちやペンチなど手仕事道具が埋め込まれたモルタルの床がお出迎え。窓枠や床材には古材を使用し、和風にも洋風にも見える造りとなっています。
店内には、手仕事による陶器やガラスなどの作家プロダクトをはじめ、アクセサリー、雑貨、衣料が並びます。
1点モノの手しごと雑貨
取材日は“マルヤマウエア展”を開催期間中で1階が個展ギャラリーに。
普段は常設作品がこのスペースに並んでいます。
使いやすそうな暮らしの道具や、繊細なデザインのアクセサリーがセンス良くディスプレイされています。個展や常設の作品はほとんどが1点モノ。
どこを切り取っても目を引くディスプレイは、まねして日常に取り入れたい気持ちに駆られます。
BGMも照明もふんわりやわらかな空気をつくり、訪れる人をあたたかく迎え入れてくれます。
ナチュラルテイストな衣類と小物
2階へ上がると洋服やオーナーがセレクトした衣料小物が並びます。
長く着続けたくなるシンプルなデザインの洋服は着心地の良さも抜群。
個展期間中は2階の一角にも常設の作家作品がディスプレイされているので見逃さないで。個展の情報はHPでチェック!
ファンが多い人気のアクセサリー
華奢(きゃしゃ)なワイヤーアクセサリーで人気の作家「nui.(ヌイ)」のピアスはファンも多い人気商品。入荷後、即完売となる商品も多数あるので、お気に入りがあれば迷わず手に取って。
籐(とう)で編んだパーツのアクセサリーや、籐カゴのファンが多い「takayo katayama」の作品。
金彩がアクセントになっている洗練されたデザインのガラス作品。作家は「金津沙矢香」。
ふらりと立ち寄る人が途切れない人気の店。オーナーの目利きで買い付けした古道具や古家具もあり、とっておきのモノに出合えるのが人気の秘密かも。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2019年12月18日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。