2020年7月24日に姫路市安富町にオープンした古民家ランチの店「晴るばる」。営業はランチタイムのみで、時間を気にせずゆったりと過ごしたい子連れや女子会にオススメのお店です。自家菜園でその日の朝に採れた野菜や、市場から仕入れた魚などの新鮮な素材を使った、手作り料理が自慢。都会の喧騒から離れてゆったりとしたひとときを過ごしに行きたくなるお店です。
古民家ランチの店「晴るばる」
姫路市安富町にある古民家ランチの店「晴るばる」。自然に囲まれたこの場所に、50年以上前建てられた店長の義父の家を譲り受け、約1年かけてフルリノベーション。2020年7月24日にオープンしました。
一枚板でできたお店の看板も店長の手作り。ほかにも庭など自分で手を加えられるところは、なるべく自分で行っています。テーブルやお盆は大工さんに特注したりと、手作りにこだわって地元の大工さんと作ったそう。
店内は玄関で靴を脱いで上がる小上がりスタイル。全面畳張りなので、足を崩してのんびりとくつろげます。梁(はり)などの家の基礎はできるだけ残して古民家の良さをそのままに、明るい色の家具を取り入れて和モダンなインテリアに仕上げています。
座敷やテーブル席があり、小さな赤ちゃん連れのママは奥の座敷がオススメ。ジューシーな唐揚げがメインの『お子さまランチ』(600円)もあるので小さな子ども連れのママも気兼ねなくランチを楽しめます。
座敷 | ○ | 子供用いす | ○ | おむつ替え | – |
個室 | – | 離乳食持ち込み | ○ | 禁煙 | ○ |
ベビーカー入店 | – | キッズメニュー | ○ | 喫煙 | – |
子供用食器 | ○ | 授乳スペース | – |
2人で来店するなら、縁側の横並びの席が特等席!店長が家族と一緒に手入れした自慢の庭を眺めながら食事を楽しむことができます。晴れた日は陽が射しこみ、店内も明るく開放的。食事も一段とおいしくなりそうですね。
1日2食限定の『鯛のかぶと煮とお刺身ランチ』
『鯛のかぶと煮とお刺身ランチ』1,580円
ランチメニューは全部で5種類。メインにご飯(白米か雑穀米)、みそ汁、小鉢3種類、サラダ、デザート、ドリンクが付いてボリューム満点!小鉢の内容は毎月変わり、8月は夏野菜が主役の3品で、ピーマンとじゃこの甘辛炒め、トマトの焦がししょう油炒め、ナスの黒酢餡かけでした。野菜のおいしさを知ってほしいという思いから、お店の近くで土づくりから始めた自家菜園で季節の野菜を育てています。そこで朝採れたものを、野菜ソムリエの店長がサラダや小鉢など、素材の味を活かした方法で調理しています。
5種類のランチメニューはどれも完売御免ですが、その中でも希少な数量限定メニューが『鯛のかぶと煮とお刺身ランチ』です。1日に提供される数はわずか2食!毎朝姫路卸売市場で店長が目利きをして仕入れてくる新鮮な鯛の頭を半身使った鯛のかぶと煮と刺身がメインの、贅沢なメニューです。
鯛の甘みと身のやわらかさを活かすため、かぶと煮の火入れは最小限に。付け合わせのゴボウとショウガは、中まで味が染み込むまでしっかりと煮込んでいます。新鮮な朝どれの鯛を使っているので、身がふっくらしていて、口に入れると口の中でほどけます。甘辛い味付けがご飯と相性抜群。
食後のデザートは満腹でもぺろりと食べられる、甘くてふわふわなメープルシフォンケーキです。ドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュースから選んで。コーヒーインストラクター3級の資格を持つ店長。ホットコーヒーは店長がセレクトした、国際コーヒーテイスティング競技会金賞受賞『アマレッツァ フェリーチェ ブレンド』です。この豆を店内で挽き、ハンドドリップで丁寧に淹(い)れてくれます。中煎りと深煎りの豆をブレンドしているのでコク深く、ほんのり苦味もある大人な味わいです。
鮮度が自慢!毎朝市場で仕入れる『お刺身盛り合わせランチ』
『お刺身盛り合わせランチ』1,680円
新鮮なお刺身を心行くまで堪能したいという人には『お刺身盛り合わせランチ』がイチオシ!漁師の家に生まれ育ち、魚を見る目と舌が培われている店長が、毎朝市場で目利きして仕入れた刺身の4種盛りがメインのランチです。
鯛やブリ、マグロなどが多いですが、仕入れ状況によっては、ホタテやサーモンなどが登場する日もあります。どの刺身も身が引き締まっていてコリコリとした食感。そのまま食べれば甘みが口に広がります。しょう油を付けて食べるのもおいしいですが、付け合わせのレモンをかけるのもオススメの食べ方。大葉と一緒にご飯に乗せて、海鮮丼のようにして食べるのも贅沢ですね。
旬を取りいれた季節限定ランチも人気!
『若鶏の唐揚げのゆず胡椒あんとお刺身ランチ』1,680円
5種類のランチメニューの内、1種類は季節限定のメニュー。7月8月の夏季限定メニューは『若鶏の唐揚げのゆず胡椒あんとお刺身ランチ』。思わず疲れも吹き飛ぶような、パンチとボリュームたっぷりの定食です。
前日から特製のタレをもみこんだ自慢の唐揚げは、肉汁が中からあふれ出るほどジューシー!その唐揚げの上に柚子胡椒風味のネギあんかけがたっぷりと。ミョウガや大葉などの薬味をふんだんに使い、暑い日でも食べやすいさっぱりとしたアクセントが特徴です。
「日ごろの仕事や家事の疲れを、気心知れた友人や家族と語り合いながら、楽しい時間を過ごして癒やしてほしい」という思いでオープンした「晴るばる」。1テーブルにつき、1日1組限定なので、入店後は閉店の15時まで心置きなくつろげます。予約の時点で満席になることもあるので、来店を予定している数日前から、電話で予約するのがオススメ。古民家「晴るばる」でちょっぴり贅沢なランチを楽しみながら、大切な人とすてきな時間を過ごしませんか?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2020年8月10日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。