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2020.4.19
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【赤穂】「Mio&Tempurina(ミオエテンプリーナ)」の薪窯で焼く本格ナポリピザが絶品!

「SAKURAGUMI」での経験を経て、イタリアにあるナポリピッツァの名店やドルチェ専門店で腕を磨いた女性シェフ2人が切り盛りする「ミオ エ テンプリーナ」。薪窯で焼き上げるナポリピッツァや、素材の味を生かした料理の数々がアラカルトで楽しめます。舌が肥えた常連客が足繁く通う秘密を探ります。

南イタリア料理が味わえる「Mio&Tempurina(ミオ エ テンプリーナ)

赤穂市城西町にある「Mio&Tempurina(ミオ エ テンプリーナ)」。

店を切り盛りするのは、同市きらきら坂にある「SAKURAGUMI(サクラグミ)」での経験を経て、イタリアへ渡り腕を磨いた女性シェフ2人。

店へ足を一歩踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのはグリーンのタイル貼りが映える薪窯。その隣にはオープンキッチンが広がり、ガーリックやオリーブオイルの香りが食欲をそそります。

店内にはイタリア修行で出合った雑貨の数々がディスプレイされています。

奥へ進むと、イタリアの下町を感じさせるような落ち着いた空間が広がります。地元赤穂の常連客が足繁く通うのは、肩肘張らずに本場の味が楽しめるから。

普段使いにもちょっとした特別なシーンにも使える、ナポリ料理の名店です。


窯で焼く!本格ナポリピッツァ『アスパラジ』

注文が入ると薪窯の隣の調理台で、発酵させた生地を慣れた手つきで薄く伸ばしていきます。使用している小麦粉は、ナポリ生まれの“カプート”。国内外でピザ職人から絶大な支持を誇る強い風味が自慢の粉を使用しています。

アスパラガスのクリームベースを生地に広げたら、バジル、椎茸のソテーをトッピング。

乳牛のチーズをのせて、ゆで卵のスライスをふりかけます。

ブラックペッパーを挽きオリーブオイルをかけたら、いざ薪窯へ。

薪窯の温度は約450度。60秒~90秒の間で一気に焼き上げます。短時間で強く焼き上げることで粉っぽさがなく、外はカリッと中はもっちり食感のピッツァが完成!

『アスパラジ』2,090円

アスパラのクリームソースは主張しすぎず生地のうま味を引き立てます。たっぷりのチーズにフレッシュなバジルの香りと、ソテーされた椎茸のコリコリした食感がアクセントになった、シンプルながらも素材のおいしさがしっかり味わえる一枚です。

特筆すべきは、フチまでおいしい生地。具材がのっていない耳をちぎって、噛めば噛むほど感じられる小麦の香りや甘みを存分に味わって。

ピザはテイクアウトも可能。

人気のアラカルトはコレ!

『海の宝箱サラダ』(1~2人前)720円

ハリイカ、サーモン、赤穂産のタコ、コブトエビなどの新鮮な海鮮に、白インゲン豆、ビーツ、ベビーリーフなどの新鮮野菜を合わせた『海の宝箱サラダ』が人気。

野菜は門積(かどづみ)農園の無農薬野菜を使用。

素材の味を生かして、ガーリック、レモン、塩、オリーブオイルでシンプルな味付けに。ミネラル豊富なシチリア産の塩が料理のうま味を最大限に引き出しています。多彩な魚介を爽やかに食して。

木・金曜のみランチメニューを展開していますが、常連客で常に満席状態。混雑を避けるならそれ以外の曜日でアラカルトメニューからお好みの料理をチョイスするのがオススメ♪

予約優先なので、来店の際は電話で予約を。

『カンノーロ』500円

ザクッと小気味よい食感のチョコレートベースの生地の中には、リキュールのきいた水牛のリコッタチーズをたっぷりサンド。『カンノーロ』とは、イタリア語で“小さな筒”の意。シチリア島が発祥といわれる伝統菓子です。

その名の通り可愛らしい筒状の焼き菓子からこぼれ落ちるのは赤穂産のイチゴ。反対側にはオレンジのドライフルーツをトッピング。

フォトジェニックな見た目ながら、まだまだ珍しい存在の『カンノーロ』。リコッタチーズたっぷりの『カンノーロ』はエスプレッソとの相性バッチリ!

デミタスカップ片手に『カンノーロ』をほおばって、南イタリアにいるかのような至福の時間を過ごしてみては。

■詳細情報

■DATA

Mio&Tempurina(ミオ エ テンプリーナ)

所在地
兵庫県赤穂市城西町129
電話番号
0791-46-5787
営業時間
ランチ11:30~14:00
ディナー17:30~21:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2020年3月30日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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