「doux blanche(ドゥーブランシェ)」は、姫路市のレンタルキッチン&コワーキングスペース「SHARES(シェアーズ)」で間借り営業を行う洋食店。レシピを研究し尽くした店主が作るハンバーグをはじめとした、極上の鉄板焼き料理が名物です。2024年4月から新たに黒毛和牛100%ハンバーグやステーキがメニューに加わり、ワンランク上の上質な料理も味わえるように。普段遣いから日ごろ頑張る自分へのご褒美まで、さまざまな用途で週末に利用してみては。
・「doux blanche(ドゥーブランシェ)」
各線姫路駅から北へ徒歩約10分。二階町商店街の一角にあるコワーキングスペース「SHARES(シェアーズ)」で、毎週末ランチタイムのみ営業する洋食店「doux blanche(ドゥーブランシェ)」があります。
木のぬくもりあふれる店内は、縦に長い奥行きのある造り。4人掛けテーブルとカウンターが合わせて16席ほどあり、一卓ごとにパーテーションで区切られた居心地の良い設計が魅力です。
特に鉄板を囲むように配されたカウンター席がおすすめ!目の前で料理が仕上がるライブ感が、待ち時間すら楽しませてくれます。
以前は加古川市内で1年間ほどハンバーグ専門店を営んでいましたが、2023年4月からレンタルキッチンを利用した間借り営業を始め、鉄板焼きメニューも徐々にスタート。同年10月~は、姫路の名店「京町クロケットファミリー」とのコラボ企画やこども食堂も開始。かねてからやりたかった定食や煮込み料理といったメニューも増え、現在は洋食店として店を営業しています。
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・こね方と焼き方にこだわる門外不出のハンバーグ
『100%黒毛和牛ハンバーグ(ライス・サラダ・スープ付き)』2,100円 ※5食限定
“看板メニュー”と一括りにできないほど魅力的なメニューがそろう同店。なかでも、鉄板で焼き上げるジューシーなハンバーグは、店主が腕によりをかけた逸品です。ラインアップは黒毛和牛100%ハンバーグと合挽きハンバーグの2種類があります。
セットは、ライス・サラダ・自家製スープ付き。サイドメニューと言えども地元野菜を取り入れたり、ポタージュスープも一から作ったりと、素材選びと手作りにこだわっています。
『100%黒毛和牛ハンバーグ』は、断面からも分かるほど肉がぎっしり。ジュワッとあふれ出る肉汁は一滴一滴にうま味と甘みが凝縮されていて、特製デミグラスソースのコクを引き立てます。
おいしさの秘訣は丁寧なこねと、職人技が光る焼きにあり!塩、香辛料、つなぎなど、一つひとつの素材を加えるたびにしっかりこねることで水分を閉じ込め、どこを食べても塩味がしっかり感じられるように仕上げるのがポイント。完成したタネは高温で一気に焼き上げながら、蓋の中で蒸すように火を通します。ジューシーなお肉はシンプルに塩やワサビで食べるのもおすすめ。3通りの食べ方ができるのは『100%黒毛和牛ハンバーグ』だけの醍醐味です。
『デミグラスソースハンバーグセット』1,500円 + 『エビフライ』250円
豚と牛の合挽き肉で作るハンバーグは、加古川でお店を構えていたときから変わらない門外不出のレシピが決め手。牛100%よりもあっさりとしているので、脂が苦手な人や女性客にも人気があります。ハンバーグ自体はあっさりでもデミグラスソースが濃厚なので、牛100%ハンバーグに負けないほどの食べ応えとボリューム!
プラス250円でエビフライをトッピングすれば、王道の洋食セットの完成。特製タルタルソースは、付け合せのグリル野菜とも相性が良いので、余すことなく召し上がれ♪
『チーズ煮込みハンバーグランチ(ライス・サラダ・付け合わせ付き)』1,600円
新メニューの「チーズ煮込みハンバーグ」にも注目を!自慢のハンバーグを、このメニューのために配合した特製デミグラスソースでぐつぐつと煮込んだ一品です。ハンバーグは一度焼いた後ではなく、生の状態でソースと煮込むことで、ソースがハンバーグ全体に染み込みます。肉のうま味が溶け込んだソースもコクが深くなって、ライスとベストマッチ♪
器の中にスプーンを入れると、とろ~り糸を引くチーズの下から濃厚なデミグラスソースやハンバーグがお目見え。ソースは鉄板ハンバーグに使っているものよりもトマトの酸味を利かせ、ちょっぴりまろやかな味わいに仕上げています。溶けたチーズが絡むことで、クリーミーな一面も。
・黒毛和牛や国産牛の鉄板ステーキをお手ごろ価格で
『黒毛和牛のステーキ(ライス・サラダ・スープ付き)』150g/3,000円~ ※要予約。写真は150g/6,000円
黒毛和牛を使った本格的なステーキも看板メニュー。姫路の鉄板焼きといえば、真っ先に名前が挙がるような有名和食レストラン&鉄板焼店で料理長をしていたシェフが、注文が入るたびに腕によりをかけて焼き上げます。前日15:00までに電話予約が必須です。
使用するのは、シェフ自らが目利きして仕入れたとっておきの黒毛和牛。部位や黒毛和牛のランクによって価格が変わり、3,000円・6,000円・9,000円の3つの価格設定を設けています(いずれもセット価格)。最高ランクはなんと「神戸牛」のステーキ!美しいサシが入った「神戸牛」のステーキを、150g/1万円以下で味わえるなんて信じられません♪
取材日は「近江牛」のミスジのステーキ(5,500円)が登場。肉の断面や焼き色を見ながら手早く焼き上げる手つきは職人技が光り、うっとりと見とれてしまうほど。わずかな音の違いや色合いの変化も見逃さず、一番おいしいタイミングを見極めて焼き、スッとナイフを入れて食べやすいサイズにカット。食べた瞬間、あふれ出る肉汁ととろける肉質に、表情がほころばずにはいられません。
『ハラミステーキ(ライス・サラダ・スープ付き)』130g/1,700円
カジュアルに鉄板焼ステーキを堪能したいときは『ハラミステーキ』がおすすめ!国産牛のハラミを使った鉄板ステーキは、焼肉で食べるハラミとはまたおいしさが違います。食べ方は、特製ステーキソース・塩・ワサビの三通り。脂が少なくうま味たっぷりのハラミは、ご飯をかきこむ手が止まらなくなるやみつきの味わいです。一度食べれば、ファンが多いのも納得すること間違いなし!
・家庭的な味わいが人気の定食メニューも
『豚肩ロース生姜焼きセット』1,200円
和食から洋食まで、ジャンルを問わずさまざまな料理を手がけるシェフが作る家庭的なランチもおすすめ。しょうが焼きや唐揚げなど、和食気分の日にぴったりなメニューがそろいます。メインのほか、日替わり小鉢2品・サラダ・ライス・みそ汁がセットになっていて、栄養バランスもボリュームも満点。小鉢で演出されるさりげない季節感もうれしいですね。
脂と赤身のバランスがほどよく、うま味たっぷりの豚肩ロースを香ばしく炒め、甘辛い特製ダレに絡めたしょうが焼きは、疲れた体を活力で満たしてくれそうなスタミナメニュー。むだな脂を取り除きながらしっかり焼き上げることで、脂のくどさを抑えて風味豊かな味わいに仕上げています。残ったタレはサラダと一緒に召し上がれ♪
『宮崎地鶏の唐揚げセット(小鉢2品・サラダ・ライス・みそ汁付き)』1,200円
引き締まった肉質とジューシーさが特徴の「宮崎地鶏」を贅沢に使った唐揚げランチも人気。しっかり味が付いた唐揚げは、そのまま食べてもおいしいのは当たり前。上にかかったネギダレと一緒に食べると、おいしさもひとしおです。外はカリッ!中はじゅわ~っとした黄金バランスで、何個でも食べられそうなやみつきの一品。冷めても風味が落ちないので、テイクアウトにもおすすめです。
・食後は『オトナプリン』でほっと一息♪
『オトナプリン』300円
食後は『オトナプリン』という名の濃厚プリンを味わいながら、ほっと一息つきませんか?黄身の濃さを比べて厳選したこだわりの卵の黄身部分と生クリームを使ったリッチな配合と、ちょっぴりほろ苦い自家製カラメルがタッグを組んだ大人なプリンです。
口当たりの良さと、とろっと濃厚なテクスチャーを再現するため、火の通し方には特に気をかけているという店主。温度や時間の微妙な違いで、仕上がりも大きく変わるほど繊細なんだとか。料理へのこだわりと同じくらい情熱を注いで完成させた『オトナプリン』も、ここに来たらぜひ一度食べてみてほしい一品です。
単品のほか、ランチメニューにプラス300円でドリンク(コーヒーor紅茶)と『オトナプリン』、プラス500円でドリンク(コーヒーor紅茶)と『シフォンケーキ』を追加することも可能です。甘すぎない大人なスイーツで、食後のひとときまで満喫してみては。
こだわりのハンバーグをはじめ、鉄板ステーキや定食など、わざわざ食べに訪れたいシェフの逸品が待つ「doux blanche」。ステーキ以外のメニューはすべてテイクアウトもできるので、会社や自宅に持ち帰ってゆっくり味わうのも良いですね。今度の週末はおいしいハンバーグやお肉を食べて、心と体にパワージャージしてみては。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年4月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。