加古川市の八幡町に、小学生の頃からプリンを作り続け、中学生で起業したスーパー女子高生「いっちゃん」のスイーツ工房があります。パティシェも顔負けの『いっちゃんのプリン』は、今では加古川のご当地スイーツと呼ばれるほどに。
『いっちゃんのプリン』のいっちゃんとは?
4歳からお菓子作りに興味を持ち、お母さんから教わって小学2年生のころからプリン作りに励むうちに、すぐにお母さんの味を超えるプリンを作っていたという「いっちゃん」こと高橋依和(いちか)さん(16歳)。
その後は分量や温度などほとんど独学でプリン研究を続け、今に至るそうです。
「加古川楽市」などのイベントで、プリン販売をするうちに評判を呼び、中学生になるころには自宅の物置を改造したスイーツ工房を設け、本格的に商業生産を行うまでに。
現在は加古川の県立高校に通う高校生です。学業や部活動に励み、お母さんと2人3脚でプリンの販売も手掛けるスーパー女子高生です。
おいしさの秘密① 原料へのこだわり
『いっちゃんのプリン』194円
『いっちゃんのプリン』は原料にこだわりがあります。
卵は飼育環境や飼料にもこだわった加古川産の「オクノのたまご」、牛乳は淡路島産の「淡路島牛乳」を使用しています。
厳選した素材へのこだわりによって、コクのあるカスタードプリンに仕上がっています。
おいしさの秘密② 一つ一つ丁寧に手作り
『いっちゃんのプリン』は、一日平均で70個ほど作っているそう。一つ一つていねいに、手作りしているからこそ細部にも目が行き届き、よりいっそうおいしいプリンに仕上がります。やわらかすぎず、固すぎない舌触りで、優しくて懐かしい味。
『いっちゃんのプリン』のトレードマークのイラストは、加古川市の蚤の市で知り合ったイラストレーターに描いてもらっています。かわいくて、癒やされますね。
オンラインショップ限定!気持ち伝わるプレミアムプリン
『いっちゃんのプレミアムプリン』5個セット(文字なし)1,944円
通販で大人気の商品は、気持ちが伝わる『いっちゃんのプレミアムプリン』。取り扱いは公式オンラインショップのみです。
カラメルソースをかけると、あらかじめ仕込んでおいた文字が浮き出るプリンです。
通常のプリンの2倍の量の卵黄にリキュールを少し加えています。子どもから大人まで幅広く愛されている素朴な味の『いっちゃんのプリン』に比べて、『いっちゃんのプレミアムプリン』はなめらかな食感とほろ苦いカラメルソースが大人っぽい味。
できあがったプリン一つ一つに、型枠で文字を入れていきます。
カラメルソースをかけて…
5分ほどたつと文字が浮かび上がります。
『いっちゃんのプレミアムプリン』はおしゃれなボックスに入って5個セットで販売。
文字なしで1,944円、文字ありはプリン1個につきプラス108円で注文できます。ひらがな、アルファベットで最大12文字まで。
大切な人へのメッセージや感謝の気持ちをプリンで伝えるのも粋ですね。
購入できる場所は?
毎日丁寧に手作りしているプリンをぜひ食べてみたい!と思った人も多いのでは。
『いっちゃんのプリン』は以下の場所で購入できます。
●販売店舗
JA兵庫南ふぁーみんSHOP | 八幡店 神吉店 魚住店 二見店 播磨店 高砂店 稲美町にじいろふぁーみん |
ヤマダストアー | 加古川北野店 高砂阿弥陀店 姫路網干店 姫路青山店 姫路辻井店 姫路花田店 |
みとろフルーツパーク |
加古川市役所前で毎年9月に行われている「加古川楽市」でも販売。
その他にも、加古川市役所前で行われた加古川市農林漁業祭り「軽トラ市」でも販売したそうです。
『いっちゃんのプレミアムプリン』は、2018年4月現在、公式オンラインショップのみで販売しています。
いっちゃんはまだまだ進化中!
いっちゃんが毎日自転車で40分かけて通っている高校は農業科や動物科学科や食品科学科などのクラスがあります。いっちゃんは、食品科学科の生徒。実習でチーズケーキなどのスイーツを作ることがあり、学校生活の中から新商品が生まれることがあるかもしれませんね。
最近はコーヒーの焙煎にも興味があり、将来はカフェを開きたい気持ちもあるそうです。“いっちゃんの夢は全力で応援してあげたい”というお母さん。
周りの人からの愛情を受けて作るいっちゃんのプリンは、食べると自然と笑みがこぼれます。
元気が出るプリンをぜひ一度味わってみてください。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2018年4月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。