播磨町にある団地の小さな一室で、月2回だけオープンする「水色の窓枠」。現役女子大生3人が運営するカフェです。提供するのは若者ならではの視点で作る、トレンドを取り入れたメニューの数々。SNS映えする本格カレーや自家製スイーツはプロ顔負けです。
大学生が運営するカフェ「水色の窓枠」
山陽電車の播磨町駅から歩いて10分、団地の5階にある小さな部屋で営業する「水色の窓枠」。月2回だけオープンするカフェで、手がけているのはなんと現役の女子大生3人。こんな時代だからこそ、ホッと一息ついて安心できる空間を提供したいと2020年8月にスタートしました。その噂はすぐに口コミで広がり、キャンセル待ちが出る日もあるんだとか。
ホワイトを基調とした店内には、大きな窓から明るい日が差し込みます。“距離を置くのではなく1人の空間を広く使う”を合い言葉にテーブルはゆったりと配置。写真を撮った時に余計なモノが映り込まないようにという、SNS映えも意識したレイアウトなんだそう。
旬の野菜たっぷり!本格イエローカレー
『チキンと彩野菜のイエローカレー』1,100円
ランチには自家製カレーが2種類ラインアップ。取材日にいただいたのは、チキンがたっぷり入った、ココナッツミルクをベースにした本格的なイエローカレー。マイルドながらも適度なスパイシーさで、一口食べるとやみつきになります。
トッピングには、彩り豊かな地元産の旬の揚げ野菜が並びます。取材日は、ナス、カボチャ、ズッキーニ、レンコン、タマネギ。紫キャベツの酢漬けやサラダパクチーなども盛り付けられ、さまざまな味や食感が楽しめるように工夫しています。見て楽しい、食べておいしい、そんなこだわりのカレーです。
SNS映え!自家製スイーツ&ドリンク
『バスクチーズケーキ』350円
看板メニューの『バスクチーズケーキ』は、驚くほどにトロッとした口当たりが自慢。シンプルな材料ながらも高温で短時間で焼き上げることにより、こんがりした表面と対照的なクリーミーさを実現しました。カレーの後でもスッキリ食べられるスイーツです。
『オレオクリームタルト』400円
チョコ風味のフィリングに、オレオクッキーをたっぷり混ぜ込んだクリームをポテッと大胆に乗せたタルト。ちょっぴりほろ苦さを感じる、甘過ぎない仕上がりです。サクサク食感のタルトとなめらかなクリームのマリアージュを楽しんで。
タルトは営業日ごとに新作が登場します。焼き込みタイプのタルトはテイクアウトもできるので、気軽に声かけを。
『バナナジュース』480円
フローズンバナナで作る、冷たくてとろみのある『バナナジュース』もオススメ。砂糖は不使用で、バナナ本来の甘みを凝縮した1杯です。トッピングのドライラズベリーがアクセント。小さな子どもから年配の人まで男女問わず人気がある、新しさと懐かしさを感じるドリンクです。
運営している大学生が就職活動に専念するため、2020年12月で営業は一旦終了します。12月12日(土)はクリスマス仕様に、27日(日)はこれまでの集大成として、特別メニューを用意するそう。満席になることもあるのでInstagramからの事前予約がベターです。2021年の夏ごろには営業再開予定。パワーアップして帰ってくる彼女たちの姿をお楽しみに。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2020年11月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。