神河町で300年以上続く銘茶ブランド「仙霊茶」。自然に囲まれた開放的な空間でいただくお茶は格別!煎茶、紅茶、フレーバーティーなどその日の気分に合わせて選べます。軽食やスイーツ、テイクアウト用の商品も勢ぞろい♪
・山一面の茶畑を見渡せる茶園カフェ
兵庫県の中心に位置する神河町で、約300年前から栽培している『仙霊茶(せんれいちゃ)』。この地域では1716年からお茶の栽培が盛んになり、1725年には京都の「宝鏡寺」から「仙霊」と名付けられました。
そんな歴史のある茶園ですが、スタッフの高齢化により廃業目前になってしまい継承者を募ることに。そこへ何気なく足を運んだのが脱サラ後、農業の世界へ飛び込んだ今のオーナー。山一面に広がる約7ヘクタールの茶園の景色に感動し、継承することを決めたそう。
場所は少し分かりにくいですが、播但連絡有料道路「神崎南IC」から国道312号線を車で北へ約4km。この看板を右折した先にあります。公共交通機関の場合は、播但線「新野駅」からバス「生野線」にて「野上駅」下車で看板の前に着きます。
茶畑を見渡せる「茶園カフェ」は、自然と一体になってのんびりお茶を楽しめます(要予約)。BGMは横を流れる小川のせせらぎや、鳥のさえずり。屋外なのでペットの同伴もOK。※雨天の場合は連絡の上、キャンセルになることもあります。
・煎茶と一緒にケーキや軽食も
お茶の種類は煎茶、ほうじ茶、紅茶、フレーバーティーなど約8種類。受付で飲みたいお茶を選んで注文すると籠に入ったお茶セットと、お湯の入った水筒が渡されます。そこからはセルフスタイル。「固苦しい作法などにとらわれず、自分の好きなようにお茶を楽しんでほしい。」というのがオーナーのこだわりでもあります。
『仙霊茶 茶の花煎茶』600円
ツバキ科の植物を使ったお茶は、ツバキによく似た白い花を咲かせます。その花を乾燥させてお茶にのせたものが『茶の花煎茶』。お湯を入れるとふわっと花が膨らみ、見た目も可愛いくほんのり花の甘い香りが広がります。
お湯はおかわり自由なのでたっぷりと楽しめるのもうれしいポイント。神河町の自然が育んだ「仙霊茶」のお茶はどれも香り豊かで優しい飲み口なので、何杯でも飲みたくなります。
・小腹が空いたら軽食やケーキも
『丹波黒豆肉粽(ちまき)』700円
ちまき専門店「おくも」の丹波篠山産の黒大豆と生のもち米を贅沢に使用し、長時間じっくり煮込んだちまきは、小腹が空いた時にぴったり!ごろっとした豚肉の角煮や、キクラゲ入りでボリューム満点です。通常のセイロで蒸す粽とは違い、鍋で煮込む台南式のちまきはモチモチ感がクセになります。
お好みできな粉や、オリジナルのタレを付けるとまた違った味わいを楽しめますよ。常温の真空パックでのテイクアウトも可能なのでお土産にも◎
『日替わりケーキ』500円
日替わりで提供しているケーキもオススメです。取材日は『ほうじ茶チョコブラウニー』。ほっとするような優しい甘さとほうじ茶の香りが絶妙にマッチします。他にも『アイスクリーム』(400円)や、『焼き菓子』(260円〜)もあるので、カフェ利用にも最適です。
・持ち帰り用のティーバッグも充実
受付の前にはティーバッグや茶葉など、持ち帰り用の商品もずらりと並びます。自宅用やちょっとした手土産にいかがですか?
大自然の中でマイナスイオンを感じながらのんびりとお茶を味わえる「茶園カフェ」。ぜひドライブがてら立ち寄ってみては。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年9月3日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。