「蒲田蔵の珈琲」は、一杯一杯丁寧にペーパードリップしたコーヒーやデザート、モーニングやランチが楽しめるお店です。知る人ぞ知る隠れ家のような古民家カフェで、香り高いコーヒーを楽しみながらくつろいでみませんか?
・「蒲田蔵の珈琲」
姫路市広畑区蒲田にある「蒲田蔵の珈琲」は、築130年~140年の明治の蔵をリノベーションしたカフェ。当時はお米やそうめんを備蓄する蔵だったそう。
アメリカのジャズラジオが優しく流れる店内は2部屋に分かれていて、少人数から大人数まで利用できます。
本棚には雑誌や漫画、オーナーが子どものときに読んでいた絵本が。樽のテーブルや、昔の人が嫁入り道具を運ぶのに使った「ながもち」などもあるので探してみて!
コーヒー屋を始めたきっかけは、店主が初めてアメリカに旅行したとき、日本とは違うさまざまなコーヒー文化に触れたこと。そのころ日本のコーヒー屋はいわゆる喫茶店で、“コーヒーはモーニングと一緒に楽しむもの”という感覚だったそう。
一方アメリカでは、コーヒー1杯を飲んですぐにお店を出たり、テイクアウトしたりするお客さんがいて、コーヒーが生活の一部になっています。お店によって雰囲気や豆、フレーバーが違い、それぞれが個性を発揮していることに衝撃を受けたといいます。
アメリカで初めて飲んだエスプレッソやカフェモカに感激し、帰国後シアトル系のコーヒー屋などで経験を積んだオーナー。今ではコーヒーに携わって20年以上になるそう。
・愛らしいアートに目を奪われる『カフェ・ラテ』
『カフェ・ラテ』600円
数あるドリンクメニューの中でも人気なのが『カフェ・ラテ』。しっかりとコクのあるエスプレッソにたっぷりのミルクが入ったまろやかな味わいと、かわいらしいラテアートにほっこりします。コーヒー豆は網干の豆屋「バウム」から仕入れたもので、ペーパードリップで一杯ずつ丁寧に淹(い)れます。
『ブレンドコーヒー』(550円)や『蒲田ブレンド』(600円)のほか、豆乳で作る蒲田蔵オリジナル『蔵のラテ』(600円)など、ドリンクのレパートリーが豊富なのも魅力です。
コーヒーのテイクアウトは通常メニューと同じ価格で。お持ち帰りできるブレンド豆は200グラム1,200円です。
・モーニングやランチも好評♪
『モーニング』ドリンク代+50円
9:00~11:30は、すべてのドリンクに+50円でモーニングサービスが付いてきます。パンはバタートーストか自家製アーモンドトーストから選ぶことができ、サラダ、フライドポテトが付いてお得!どれも丁寧に作られていて優しい味です。
『ミックスサンド(ドリンク付き)』1,400円
ランチは、アーモンドトーストやサンドイッチ、カレーセットがスタンバイ。中でも注文率が高いサンドイッチには、地元のパン屋に特注で焼いてもらったライ麦パンを使用。香ばしく、もっちりしていて、コーヒーにもよく合います。
・カレンダーやスケジュール帳などの雑貨も販売
きれいな色づかいの絵が印象的なカレンダーやスケジュール帳などの雑貨は、絵描き作家として活躍するオーナーの妹さんの作品です。
「時間を気にせず、のんびりしてもらいたい」とオーナー。ゆったりとした時間を過ごしに訪れてみてはいかがでしょうか?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年4月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。