幻想的な灯籠の明かりが境内を照らす「夏の千燈会(せんとうえ)」が西国三十三観音霊場の播州清水寺で行われます。期間中、薬師堂前で灯籠アートが設置されるほか、野外ライブやかき氷などの屋台も。夕涼みがてら浴衣を着て、ろうそくの炎が揺らぐ灯籠前で写真を撮れば、インスタ映えが狙えるかも!?
ろうそくの炎が揺らめく「夏の千燈会」を開催
日本遺産・西国三十三観音霊場の第25番霊場である播州清水寺で、「夏の千燈会(せんとうえ)」を開催します。
昨年秋の開催に引き続き、2回目となる今回は灯籠が約2000基にバージョンアップ。前回の2倍に増えたことで、さらにワクワクする演出が期待できそう。
■開催日時
日程:7月26日(金)~28日(日)、8月26日(月)
時間:19:00~21:30
サックスの音色と幻想的な明かりの共演
また大講堂前ではサックスプレイヤー「Nazuki」による野外ライブを開催。山々に響くサックスの音色と幻想的なろうそくの明かりが作り出す特別な時間を楽しんで。
■開催日時
日程:7月26日(金)、27日(土)
時間:両日とも19:00〜、20:00~の2公演
料金:無料(入山拝観料は別途必要)
イベントを主催するのは加東市在住の女性たち
イベントを主催しているのは「もっと加東市を盛り上げたい」と活動する市内在住の千燈会実行委員会メンバー6人。そのほか、約25人のボランティアスタッフがイベントをサポートしています。
「家事や子育て、仕事の合い間に何度も集まって会議を重ねています。アイデアを持ち寄り、メンバーの得意分野を生かして、全員で作り上げていく一体感がたまりません。ろうそくの炎に照らされた昼間とは違うお寺の雰囲気をお楽しみください」と同委員会代表の藤原加奈美さん。
大講堂へと向かう参道を照らすやさしい明かり
山上にある駐車場から仁王門をくぐり、大講堂へと続く参道沿いに並ぶ灯籠。夜道を歩く足元をろうそくの炎がやさしく照らしてくれます。石段にも灯籠が置かれ、まるで天へと続く滑走路のよう。
灯籠には水を入れ、浮かぶろうそくを使用。ゆらゆらと揺れる炎を見つめていると、心が落ち着き、日頃のストレスも吹っ飛びそう。
根本中堂前を埋め尽くす灯籠も見どころ
石段を上がった先にある根本中堂では、境内を埋め尽くす数多くの灯籠が並んでいます。
前回は灯籠でハートを描いたり、清水寺の一文字を浮かび上がらせたりする演出も。今回はどんな作品が見られるのか、当日のお楽しみ♪
華麗な明かりの灯籠アートにも注目!
薬師堂前に設置される灯籠アートも見どころの一つ。「ろうそくの明かりを通す素材を使ってオシャレな演出をしたい」と多可郡の杉原和紙を今回のイベント用にすいてもらい、使用しています。
ハートやリーフにアレンジした灯籠を花の形に並べたアートを見ると、うっとり見とれてしまいそう。
インスタ映えする一枚をSNSに投稿して!
灯籠に火がともるとスマホやカメラでとっておきの瞬間を狙って撮影を。インスタやフェイスブック、ツイッターで「#千燈会」と共に投稿して盛り上がろう♪
また当日はかき氷や清水寺名物・おかげ餅などの屋台も出店。浴衣を着て夕涼みがてらに訪れれば、夏休みの思い出になるかも!?
詳細情報
※イベント開催中のゲート入場時間は8:00~21:00
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2019年7月10日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。