岡山県北部の名湯「美作三湯」を舞台に開催中の回遊型アートイベント「美作三湯(みまさかさんとう)芸術温度2025」。歴史ある温泉街や旅館を美術館のように巡り、個性豊かなアーティスト31名の作品を27カ所で無料鑑賞できます。TANOSUではその中から6カ所をピックアップし、展示作品の魅力を詳しく解説♪日帰り温泉と合わせて楽しむもよし、宿泊して全作品を巡るのもよし。この秋、家族や友人を誘ってアートと癒やしを満喫する旅へ出かけてみませんか。
・「美作三湯(みまさかさんとう)芸術温度」とは?
姫路から車で約1時間半。岡山県北部に位置する湯原・奥津・湯郷の“三湯”を舞台に展開されているアートイベント「美作三湯(みまさかさんとう)芸術温度」。老舗温泉旅館をはじめとしたさまざまな施設に、県内外で活躍する新進気鋭のアーティストたちの作品が展示される、回遊型アートイベントです。
2016年から3年ごとに「瀬戸内国際芸術祭」に合わせて開催されていて、今回で4回目。今年は8月29日(金)〜12月7日(日)の期間、27カ所で31名のアーティストが参加し、過去最大規模で展開されています。
“温泉×アート”という、一見意外な組み合わせこそ、このイベントの大きな魅力。普段交わることのない二つがジャンルを超えて出合うことで、これまでにない新しい文化体験が待っています。
美作三湯は、古くから体をゆっくり癒やすための湯治場(とうじば)として親しまれてきた歴史ある温泉地。それぞれの湯には独自の魅力があり、そこにアーティストの作品やパフォーマンスが加わることで、温泉街全体が一つの美術館のように変貌します。街角に突然現れるオブジェや、空間インスタレーション、温泉宿に忍ばせたアートピースなど、街を歩くだけでワクワクし、想像力を刺激されるのがこのイベントの醍醐味です。
「芸術温度」という名の通り、温泉の湯けむりとアートの熱量が混ざり合い、訪れる人の感性をじんわり温めてくれます。温泉で体をほぐし、アートで心を満たす時間。そんな贅沢な時間を体験できるのはこのイベントならでは。播磨エリアから日帰りも可能ですが、泊まりで巡ればさらに深くその世界観に浸れます。
開催期間中、美作三湯の観光案内所や各展示対象スポットなどで、詳しい展示場所やアーティストの情報が掲載されたハンドブックを入手することができます。ハンドブック片手に日帰り温泉を楽しみながら巡るもよし、宿泊して全作品をコンプリートするもよしです!芸術と温泉、二つの癒やしにどっぷり浸かる旅へ出かけ、心と体をリフレッシュしませんか?➡︎「美作三湯芸術温度2025」の詳細はこちら(公式HP)
1.【湯原】元禄旅籠 油屋×松岡徹
まるで映画の世界に迷い込んだようなユニークなアート体験を
湯原温泉にある元禄元年創業の由緒ある老舗旅館「元禄旅籠 油屋(あぶらや)」は、江戸情緒を色濃く残す趣ある宿。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」に登場する「湯屋」のモデルの一つとも言われ、多くの人を惹きつけています。格子戸や木のぬくもりを大切にした館内は、まるで物語の世界へ迷い込んだかのようなノスタルジックな雰囲気。訪れる人の想像力をかき立てます。
旭川沿いに佇む便利なロケーションで、温泉街の散策や名物・砂湯へのアクセスも抜群。客室からは川のせせらぎや渓谷の絶景が広がり、まるで時が止まったかのようにゆったりとくつろげます。湯原名物の湯を引いた大浴場や開放感あふれる露天風呂では、四季折々の自然や満天の星空に包まれ、非日常の癒やしを全身で体感。さらに食事は旅館ならではの地元食材や和のテイストを織り交ぜたイタリアン・フレンチのフルコースが並び贅沢な味わいで心まで満たされます。
◇詳細情報
所在地:岡山県真庭市湯原温泉29
電話番号:0867-62-2006
料金:
【宿泊】1泊夕食付き24,800円~(※朝食の用意はなし。温泉街のモーニングのある喫茶店を紹介)
【日帰り】(大浴場)1,100円(11:00~15:00)、(貸切風呂)5,500円/50分
ランチ利用:11:30~15:00(L.O.14:00)、パスタランチ 2,000円~
定休日:木曜日
宿泊予約:webまたは電話
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「はんざきさんと休憩中」
「元禄旅籠 油屋」には、地元のシンボル“はんざき(オオサンショウウオ)”をモチーフにしたユニークな作品「はんざきさんと休憩中」が展示されています。そのほかにも「3泊目のはんざきさん」や「はんざきさん湯上がり姿」など、まるでオオサンショウウオが温泉旅行を楽しんでいるような物語を感じさせる作品がいっぱい!
“生きた化石”と呼ばれ、国の特別天然記念物にも指定されているオオサンショウウオが、温泉でほっと一息ついているかのようなかわいらしい姿に、思わず笑みがこぼれるはず。ユーモラスな作品の数々に、温泉地巡りがさらに楽しくなること間違いなしです。
この作品を手がけるのは「美作三湯芸術温度」の初開催から参加しているという美術家・松岡徹さん。木や石、鉄など自然の素材を自在に操り、土地の記憶や生命の息吹を感じさせる作品を数多く生み出しています。温泉街の風景に溶け込みつつも思わず立ち止まって眺めてしまう、そんな不思議な魅力が松岡作品の醍醐味です。
■松岡 徹(まつおか とおる)
1968年、愛知県岡崎市生まれ。1991年に名古屋芸術大学美術学部絵画科版画コースを卒業し、翌年には同研究生を修了。その土地にまつわる物語や伝説をモチーフに、彫刻、絵画、ワークショップなど、特定の手法にとらわれない幅広い表現技法を駆使し、国内外で制作活動を行っている。
2.【湯原】ゆばらの宿 米屋×原倫太郎+原游
温泉の定番「温泉卓球」をアートに!遊び心が詰まった体験型作品
湯原温泉の国道313号線沿いに佇む「ゆばらの宿 米屋(こめや)」は、白壁と格子窓が印象的な、宿場町の風情を感じさせる温泉旅館です。大浴場や露天風呂、貸切風呂など、趣の異なる湯処がそろい、湯原温泉ならではの豊富な湯量を誇る「源泉掛け流し」のお湯を心ゆくまで堪能できます。
地元のブランド食材「千屋牛」や「キヌヒカリ」を使用した自慢の料理も見逃せません。四季折々の食材を生かした料理は、見た目にも美しく、味わい深いものばかりで多くの観光客の舌をもうならせています。
◇詳細情報
所在地:岡山県真庭市湯原温泉345−18
電話番号:0867-62-3775
料金:【宿泊】1泊2食付き13,500円~、【日帰り】大人1,100円、小人550円(タオル付き、11:00~14:00※要事前予約)
定休日: 水曜日(祝日の場合は翌平日)
宿泊予約:webまたは電話
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手前から「森の卓球台」、「ピンホッケー/エアポン(デ・スティル)」、「ピンポンパン」
「ゆばらの宿 米屋」に展示されるアーティスト・ユニット原倫太郎+原游の作品には、温泉旅行をもっと面白くしてくれる仕掛けが散りばめられています。
そのひとつが「温泉卓球」をアートに変えた作品。写真手前の「森の卓球台」は、なんと3人で対戦できるデザイン。中央の「ピンホッケー/エアポン(デ・スティル)」は、エアホッケーと卓球を同時に楽しめる斬新な卓球台。そして一番奥に見える「ピンポンパン」は、鍋やフライパンが卓球台に埋め込まれた、遊び心あふれる作品です。
旅館といえば卓球!という定番を、彼らは遊び心いっぱいにアレンジ。アートなデザインが施された卓球台は、打ち合うだけで作品の一部に入り込んだような感覚を覚えること間違いなし!友達や家族とプレイすれば、いつもの卓球がちょっと特別な思い出に変わるかも?
■原倫太郎+原游(はらりんたろう+はらゆう)
アーティスト・ユニットの原倫太郎と原游は、ともに東京造形大学卒業。倫太郎は動きを伴うインスタレーション、游は絵画の枠組みを拡張する作品を制作。ユニットとしては体験型インスタレーションや昔話とテクノロジーを融合した作品を発表し、一貫して「遊び」をテーマに活動している。
3.【奥津】名泉鍵湯 奥津荘×森山知己
温泉の湯気と木のぬくもりに溶け込む、水の静と動
山深い静寂の中、吉井川沿いにひっそりと佇む「奥津荘(おくつそう)」。1927年創業の木造旅館で、世界的に知られる版画家・棟方志功(むなかたしこう)ゆかりの宿としても知られ、趣ある建築と現代的な快適さが調和する空間です。2018年には国の「登録有形文化財」に指定されました。
ここがただの“レトロ旅館”ではない理由、それは“奇跡の湯”とも称される「足元湧出(あしもとゆうしゅつ)」の温泉にあります。浴槽の底から直接こんこんと湧き出す湯は、加水・加温・循環を一切行わないため、酸化(劣化)していない、まさに新鮮そのもの。
館内には立湯や貸切専用風呂など個性豊かな4つの湯処が用意されています。中でも津山藩主・森忠政が「鍵をかけて独占した」と伝わる伝説の「鍵湯」は必見。湯に浸かりながら、その歴史ロマンに思いを馳せてみては。
◇詳細情報
所在地:岡山県苫田郡鏡野町奥津48
電話番号:0868-52-0021
料金:【宿泊】1泊2食付き33,000円~、【日帰り】大人(中学生以上)1,000円、小人(3歳以上)500円 (10:45~14:30(最終受付14:00)
定休日: 休館日および定期メンテナンス日(不定期)
宿泊予約:webまたは電話
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「水の記憶シリーズ」
「奥津荘」のレトロな空間には、岡山県出身の日本画家・森山知己さんの美しい作品「水の記憶」がひっそりと溶け込んでいます。「水の記憶」は、紙や絹、墨、絵具、そして水、といった素材に着目し、それらの特質を生かしながら「水」の持つさまざまな表情を切り取った作品群です。
どこか儚く、それでいてリズム感をつくりだしている水の模様が、温泉の静かな湯気や木造の温かさと混ざり合い、心地の良い空間を生み出しています。作品をじっくりと眺めながら温泉に浸かる前の“心のウォーミングアップ”をしてみては。
■森山知己(もりやまともき)
1958年岡山県生まれ。東京で画家として活動後、1996年に故郷へ拠点を移し、吉備高原のアトリエで制作を続ける。日本画家として伝統的な描法や画材を研究し、その成果を生かして尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」を再現。NHK「日曜美術館」でも紹介され、大きな反響を呼んだ。
4.【奥津】池田屋 河鹿園×北川太郎+長谷川さち
文人たちも魅了した奥津で、石彫家二人の表現に触れる
昔ながらの温泉街の情緒が今も息づく奥津温泉は、古くから多くの文人や芸術家が足を運んだ地として知られています。川沿いに佇む「池田屋 河鹿園(かじかえん)」は、古き良き趣を大切にしつつ、現代的なデザインを取り入れた和風旅館。清らかな川のせせらぎと山々の緑に包まれた静けさは、訪れる人の心を自然と癒やしてくれます。
館内はどこか懐かしい雰囲気が漂い、窓を開ければ渓流の音が心地よく響き渡り、時間を忘れてくつろぐひとときを楽しめます。さらに、館内には棟方志功が手がけた茶室「妙知庵」も設けられ、特別な空気感を醸し出しています。
自慢は源泉かけ流しの温泉。上質な湯に身を沈めれば、川の流れと一体になったような感覚に包まれます。料理は地元の山川の幸を中心に、素朴でありながら深みのある味わい。派手な演出はなくとも、食材本来の力強さがじんわりと感じられます。
◇詳細情報
所在地:岡山県苫田郡鏡野町奥津55
電話番号:0868-52-0121
料金:【宿泊】1泊2食付き16,170円~、【日帰り】大人 1,000円、小人(3歳以上) 500円(10:30~18:00(最終受付16:00)
日帰り入浴定休日 :水曜日、休館日および定期メンテナンス日
宿泊予約:webまたは電話
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「ひのした、みずのうえ」
「池田屋 河鹿園」の一角には、北川太郎さんと長谷川さちさん、二人の作品が展示されています。温泉宿ならではの落ち着いた空間の中で出合うアートは、日常から少し離れた新しい視点を与えてくれます。
北川太郎さんの作品は、石を素材に“時の重み”や“静けさ”を感じさせる存在感があり、思わず足を止めて見入ってしまう魅力があります。一方、長谷川さちさんの作品は、石やガラスと向き合い“目に見えない感情や記憶”を形にしたもの。眺めていると「懐かしいような気持ちになる」「説明できないけれど心が揺さぶられる」そんな不思議な感覚を呼び起こしてくれます。
温度を持たないはずの石が、まるで息吹を与えられた生き物のようにやわらかさを感じられる瞬間。その錯覚こそ、このイベントを象徴するような作品と言えます。
二人の作品を前にすると、自然や自分自身の心と向き合うような静かな時間が流れていきます。間隔を保ちながら配置された作品たちは、空間にさらなる深みを与え、“ゆったりとした時間”をより豊かに感じさせてくれます。
■北川太郎(きたがわたろう)
1976年兵庫県姫路市生まれ。2007年愛知県立芸術大学大学院彫刻専攻修了後、文化庁新進芸術家在外研修で南米へ派遣され、2010年ペルー・リマのMuseo Pedro de OSMAで個展を開催。存在しないものの魅力を引き出すことに着目したり、時間の可視化を試みる作品など、石の内包する魅力をさまざまなアプローチで展開している。
■長谷川さち(はせがわさち)
1982年兵庫県生まれの石彫家。学生時代から石を主材に制作し、無数の鑿跡が刻まれた表面が特徴。膨大な時間と石との関わりを示しつつ、明確なテーマを設けながらも、現れる造形は作家自身も初見の不思議な趣を持つ。堅固な石の神秘性と相まって独自の存在感を放っている。
5.【湯郷】ポピースプリングス リゾート&スパ×徳持耕一郎
ジャズのリズム感じる、温泉リゾートで過ごす特別な時間
アメリカ西海岸をイメージした「ポピースプリングス リゾート&スパ」は、まるで海外リゾートに迷い込んだかのような非日常感を味わえます。エントランスをくぐると、1階から4階まで吹き抜けのアトリウムロビーが出迎え、到着した瞬間から特別な時間が始まります。
館内には、ライトアップされたムード満点の露天ジャグジーやスチームサウナなど、天然温泉を楽しめるスパを完備。日常の疲れをリセットしたい人におすすめです。さらに、アロマセラピストによるカウンセリングをもとにオリジナルのエッセンシャルオイルをブレンドし、トリートメントを受けられるアロマテラピーも体験できます。天然温泉で癒やされたあとに受ける施術は、最高のリラクゼーションです。
地元の食材を使った創作フレンチも魅力のひとつ。見た目も味も満足できる料理は、女子旅やカップル旅行はもちろん、ひとり旅の贅沢な時間にもぴったりです。温泉・グルメ・癒やしを一度に楽しめる、“ご褒美旅”にぴったりの宿です。
◇詳細情報
所在地:岡山県美作市湯郷538−1
電話番号: 0868-72-7575
料金:【宿泊】1泊2食付き20,900円~、【日帰り(スパ+部屋)】平日6,050円、祝前日10,450円(13:00~17:00)
定休日 :不定休
宿泊予約:webまたは電話
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「弓を弾くベーシストR1」ほか
徳持耕一郎さんの鉄筋アート作品「弓を弾くベーシストR1」。スケッチの描線がそのまま空中に浮かび上がったような、遊び心あふれる作品で、今にも動き出しそうな、躍動感があります。ジャズを愛する徳持さんならではのタッチが、生き生きとしたジャズ演奏者を見事に表現しています。
屋外に設置された作品は、太陽の角度によってさまざまな影を作り出し、時間ごとに表情を変えるのも楽しみの一つ。徳持さんの作品は、温泉アート巡りの中で少し異端であるからこそ、強く印象に残る存在です。
■徳持耕一郎(とくもちこういちろう)
1957年鳥取市生まれ。版画を専門に学び、ヨーロッパを2度放浪。1989年にNYビレッジでジャズに出会いジャズシーンをスケッチし始める。内外のジャズメンと交流し、1993年から鉄筋彫刻を作り始める。浮世絵から学んだ「線」でジャズの躍動感を表現し、「線だけでどこまで立体感を表せるか」に挑戦している。
6.【湯郷】ふくます亭×胡桃澤千晶
風情ある和の空間にとけ込む華やかな“雫”アート
美作・湯郷温泉に佇む「ふくます亭」は、山々に囲まれ四季折々の自然の移ろいや美しさを満喫できる宿として知られています。館内はお香の香りに包まれ、食事には地元食材をふんだんに取り入れた料理が用意されており、季節ごとの味覚を堪能できるのも魅力のひとつです。
湯郷温泉の「美人の湯」に浸かり、観光で疲れた体を癒やすだけでなく、日常で張り詰めた心の緊張まで解き放ってくれます。
◇詳細情報
所在地: 岡山県美作市中山1203−6
電話番号: 0868-72-6111
料金:【宿泊】1泊2食付き14,300円~【日帰り】なし
定休日 :不定休
宿泊予約:webまたは電話
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「中では静かに雨が」
湯郷温泉「ふくます亭」に展示されている胡桃澤千晶さんの作品は、透明フィルムで包まれた無数の“水玉”を吊るすことで、まるで雨が降り注いでいるかのような空間を演出しています。普段ならすぐ流れて消えてしまう“雫”を、アートとして形に残しているのが印象的です。
近づいて眺めると、透明感のあるフォルムがまるで本物の雫のようにきらめき、光の当たり方や見る角度によって表情を変えていきます。
温泉宿の廊下や静かな空間に展示されることで、「日常では見過ごしてしまう小さな瞬間」へと目を向けさせてくれます。旅先のちょっとした時間に見る雫は、ただの水滴ではなく“時間そのもの”を映しているよう。「ふくます亭」のやわらかな空気と重なって、旅の思い出にじんわり残るアート体験になること間違いなしです。
■胡桃澤千晶(くるみざわちあき)
1967年東京都生まれ。1994年に多摩美術大学絵画科陶芸専攻卒業。現在は岡山県倉敷市在住。水をフィルムで包み、空間に散りばめた作品や、その他さまざまな素材を使ったインスタレーション作品を制作。また独自のフィルターを通して写した写真や、映像なども制作。儚さや、ゆらぎ、歪みなどをテーマに、国内外で活動している。
・WEBアンケートに答えて景品をGET!
同イベントのハンドブックに記載されているQRコードを読み取って簡単なアンケートに答えると、抽選で岡山県の特産品や「美作三湯芸術温度」の作品集(非売品)がもらえるチャンス!
景品についての詳細は公式HPでチェックして。➡︎アンケートフォームはこちら
「一つの小さな旅をするような気持ちで、作品と温泉宿との出合いを楽しんでほしい」と語るのはキュレーターを務める奈義町現代美術館の岸本和明館長。作品との出合いから感性を刺激され、新たな価値観と新しい自分に出合う、そんな“出合いの旅”に出かけてみませんか?
◇イベントに関する問い合わせ
岡山県文化振興課
電話:086-226-7903(8:30~17:15/土日祝を除く)
➡︎「美作三湯芸術温度2025」の公式HPはこちら
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2025年9月8日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。